東大セミナー通信

2010.02.01塾長メッセージ

「梅と受験」


センター試験も終わり今年も本格的受験シーズンの到来である。
昨年からの新型インフルエンザが心配されたがそれ程大きな影響がなかったようだ。
いつもこの季節になると北陸の厳しい冬をまえに、何もこの過酷な時期に入試を行わなくてもよいのではと思う。
国のほうでも以前に秋入学が検討されたことがあるようだが桜の季節に入学という伝統にはなかなか勝てないらしい。
厳しい冬があるから、うららかな春が待ち遠しく、耐え忍ぶことで次の飛躍がある。

 

ちょうどバネが縮こまって跳ねるような関係が冬と春にはあるようだ。
そう考えるとこの時期の受験勉強は大学への飛躍の大いなるステップで冬の厳しさがそれを象徴している。
おそらくこのような関係が4月入学の根拠の一つになっているのではないか。

 

日本人の桜に対する美意識もてつだっていることは間違いない。
私は桜も好きだがこれからぼつぼつ咲きはじめる梅がことのほか好きだ。
どこか奥ゆかしく、放つ香りが清楚でたまらない。
黄色い可憐な花を咲かせる蝋梅なども素敵で、床の間にさりげなくかけてある一輪挿しを見るだけでいたく感動する。
厳しい冬の寒さに耐え、匂い立つ高貴な花と実を結ぶ梅こそこの時期を象徴する花で、どうしても受験生と重なってしまう。目標に向かって必死に取り組む受験生に高貴な梅を感ずるのは私だけだろうか。

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