東大セミナー通信

2011.04.01塾長メッセージ

「震災と平和」


この度の東北関東大震災は世界的にもかつてない程の規模で、多くの死者と被災者を出しましたが、謹んで亡くなられた方々のご冥福を祈るとともに哀悼の意を表します。
また、津波、原子力被害から避難された大勢の皆様には何と言って良いか言葉もなく、一日も早い復興を願うばかりです。
マグニチュード九の大地震が起きたのは、東セミグループの本社で、ちょうど仙台に本社を置く大手塾の社長さんと来る五月の下旬に金沢で開催予定の情報交換会の打ち合わせを行っている最中でした。身体に揺れを感じると同時にブラインドの紐が揺れているのを見て地震を確認したのですが、まさかこれ程の大災害をもたらす大地震となるとは。
仙台の塾の状況についての詳細はまだ分かりませんが、大難が小難に、小難が無難にと祈るばかりです。
テレビを通して大震災の情報とともにリビアの内戦と多国籍軍の空爆のようすが目に入ります。あらためて平和について考えさせられます。アフガニスタンやイラクのような泥沼化が懸念され、行く先が案じられます。戦後六十年、日本は一度の戦争も経験せず、平和は空気のような、当たり前のことであり、その意義について深く考える人が少なくなっているのではないかという危惧をもちます。
憲法の平和主義の意義についてはさまざまな意見があるでしょうが、私は高く評価しています。戦後の日本は周辺諸国に脅威を与えることなく、経済的に発展できたのはまさしく憲法の平和主義に負うところも少なくないと考えます。
この度の大震災やアラブ諸国の内戦などは、私たちが当たり前としている生活、当然としている平和が如何に有難く尊いことかということを再認識させてくれたように思います。
原発事故から生活様式やエネルギーについても根本的に見直しの秋が来ているのかもしれません。自然の猛威には人間は如何に無力であるかも謙虚に受け止めなければなりません。
普通に生活ができて、普通に勉強ができる環境に感謝して一日一日を大事にしていきたいと思います。

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