東大セミナー通信

2014.09.01塾長メッセージ

塾・予備校の栄枯盛衰


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数日前の新聞報道であの代々木ゼミナールが幾つかの拠点校を除いて地方の校舎を閉鎖することを知りました。突然のことで、率直なところ驚きを禁じえませんでした。何しろ全国に27カ所ある校舎を7カ所に減らすというのですから、並大抵のことではありません。浪人人口の激減や生徒ニーズの多様化など時代の要請についていけなかったようです。40年も前の私の浪人時代からすでに隆盛を誇り、多くの浪人生で溢れかえっていたことを思うと、隔世の感があります。

 

それに代ゼミというと有名講師を売り物にする経営で有名で、かつての成功体験が華々しかっただけに、かえってそこから抜け出すことが大変だったのでしょう。東進なども当初その路線で突っ走りましたが、いわゆる三大予備校を追撃する立場でイノベーションに取り組まざるを得なかったのが逆に幸いしています。今日の東進の成功は生徒のモチベーションを上げ、きめ細かい学習指導に特化したことに尽きます。また経営陣の時代を読む目もしっかりしていたといえます。

 

また、生授業に拘らずに、衛星放送や今ではパソコンを使ったインターネットによる授業などにいち早く取り組んだことも見逃せません。このようなかつての大手予備校の現状を鑑みると、あらためて経営の世界の厳しさをまざまざと感じます。地元の学習塾業界でもこの30年で栄枯盛衰が顕著でした。東セミ設立当時の地元大手塾はほとんど無くなったと言っても過言ではありません。これを他山の石として生徒・父母の皆様に何時までも支持される塾を目指す覚悟です。

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