東大セミナー通信

2012.07.01塾長メッセージ

「知は愛、愛は知である。」


表題は哲学者西田幾多郎の言葉である。言葉の意味は、知れば知るほど対象が好きになり愛するようになる。 また、対象を愛すれば愛するほど対象について知りたくなりなる。ということのようだ。 男女の恋愛を考えれば凄く分かりやすい。相手のことが好きになり愛するようになると、 とにかく相手のことが気になりもっと知りたくなる。そして知れば知るほど愛おしくなりより一層愛が深まる。 言われてみればごく当たり前なことなのだが、それは恋愛だけに限らない。

 

自分が所属する団体・組織についても主体的かつ能動的に関わればそこから得られるものが多く、 一層帰属意識が強くなり所属の欲求が満たされることはよくあることだ。 他に趣味などについても同じことが言える。また仕事や学習についても同じではなかろうか。 学習について言うと勉強すればするほど面白くなり、もっともっと知りたくなり、 知れば知るほど勉強が好きになる循環が生まれる。そこまで行けばたいしたものだ。

 

多くはそこまで行かず中途半端に終わる。 世にハイ・パフォーマーといわれる人がいるが彼らは間違いなくこの境地に達している人たちだ。 粘り強く、集中して取り組む行動特性は幼児期から培われるというが、 何かのきっかけでスイッチ・オンとなる可能性を信じたい。夏はまとまった学習時間が取れる絶好の機会だ。 生徒諸君には粘り強く自己の課題に取り組んで欲しいものである。

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