東大セミナー通信

2015.01.29東金沢校のトピック

大学入試改革とITメディアの意外な関係性


こんにちは! 東進衛星予備校金沢南校の泉です。

 

前回は大学入試改革を待たずに今から勉強スタイルを工夫することによって問題解決能力を身につける方法についてお話しました。

新しい大学入試の具体的な問題のイメージについてもいよいよ具体的に動き出すようで、2016年度にはモデルとなるような問題が示されていくようです。

改革の動きとしては受け皿となる大学側の制度改革が先行して進められており、それが前々回でも紹介したようなアドミッションポリシー(受け入れ方針)と卒業要件も一貫するように見直していく方針として打ち出されており、関連した動きとしては国立大学の中でも推薦入試が導入されていくなど少しずつ変化が出てきています。

 

このような高大一貫の教育改革(小中の義務教育にも波及していく動きですが、今は高大というくくりでお話します)について文部科学省は先日(1/16)、「高大接続改革実行プラン」を発表し、その中で改革の目的を以下のように表現しています。

 

<「知識・技能」のみならず、「知識・技能を活用して、自ら課題を発見し、その解決に向けて探究し、成果等を表現するために必要な思考力・判断力・表現力等の能力」(以下「思考力・判断力・表現力」という。)や主体性をもって多様な人々と協働する態度(以下「主体性・多様性・協働性」という。)などの真の学力の育成・評価に取り組むこと。>

 

このような能力が求められてきた理由の一つとして、コンピュータやインターネットといったものの発展によって、社会から私たちに求められる能力が変わってきたから、というように前回は説明させていただきました。

同校舎の大浦先生が大学情報のお役立ちサイトを紹介してくれています。また私自身も突っ込んだ大学情報を掴むために、インターネットをフル活用する方法を紹介させていただきました。

東進のWebサイトでもセンター試験についての解説や学年ごとの学習アドバイスが誰でも閲覧でき、また、東進生は問題ごとの解説授業をインターネットを通して受けられるようになっています。

このような便利な側面がありつつも、改革が必要になってきているように、社会から求められている能力が変化してきています。逆説的な話ですが、便利な世の中になったので、私たちも変わらないといけなくなっているのです(もちろんそれだけが理由ではありませんが・・・)。

では、いったいどのような勉強が必要になってくるのでしょうか?

 

okgoogle

 

1.情報ツールを使い慣れよう

まったくパソコンもインターネットも触れたことがないという人の方が今は圧倒的少数だと思いますが、「使い慣れる」レベルまでになれているかどうかというと、生徒と接していても、かなり個々人の差があるようです。

IT教育というものが徐々に浸透しつつありますが(そして将来的には入試も紙上でなくなるでしょう)、これも変化の過渡期にありますので、問題解決能力と同様に、いま何らかの対応が必要となります。

どのレベルになれば「使い慣れた」とまで言えるのかは難しい問題ですが、1つの指標は知識を得る方法として利用できるように、もしくは何かの行動を起こす時に選択肢の1つを得られるぐらいになれているかどうか? ということが挙げられます。

「タッチタイピングは出来るようになったほうがいいの?」「きれいなプレゼンテーション作成ができるようになったほうがいいのでは?」という具体的なスキルよりも、「いかに利用するか?」という所に力点を置いたほうがいいと思います。

具体的なスキルは無闇やたらに覚えるよりも、目的ができれば自然と身につくものです。

それよりも自分の知識を増やしたり、新しい世界を知る道具として用いた方がいいのが、パソコンやインターネットというツールです。若年層とインターネットという組み合わせになるとどうしてもイメージとしてはコミュニケーションツールとしてあるかもしれませんが、それも圧倒的にネットの性質として正しいのですが、友人と”お話し”をする以外の使い方もあるのです。

 

次回はもう少しこの話を続けてみたいと思います。

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