東大セミナー通信

2015.02.01塾長メッセージ

ロータリーの国際協議会に参加して


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アメリカのカリフォルニア州のサンディエゴで開催されたロータリーの国際協議会に現地時間の1月18日から24日まで参加した。世界各地から凡そ200の国・地域の千人を超える人々の参加があり、文字通り国際色豊かな会議であった。サンディエゴはロサンゼルスから車で2~3時間ほど南に位置し冬のこの季節でも日本の5月頃の陽気でとても過ごしやすい。この都市は太平洋に面しメキシコに近く、人口約130万人のアメリカ第8番目の美しい都市である。

 
これだけ多くの人種の集まりに参加したのはもちろん初めてで、民族衣装に包まれた人達との交流で否応なく気分が高揚し、刺激的だった。ロータリーは地域において業種の異なる人達の世界的なネットワークで、発展途上国に対して物心両面の援助をしたり、留学生の受け入れ、派遣を通して世界の平和に貢献することを目的にした組織である。近年はWHOと提携しポリオ(一般的に小児麻痺)の撲滅に多額の資金を提供することなどに注力している。

 
連日、朝8時30分から夕方までの研修・セッションで学んだことは多い。多彩な活動プログラムについての知識は同志との情報交換などで確実に増えた。しかし何より世界には自分のためだけに生きるのではなく、見ず知らずの他人のために何か良いことをしようと真剣に考えている人達が如何に大勢いるかということを、目の前で確認できたことの喜びは一入大きい。例え小さなことであっても、世のため人のために何かをすることで人は生きる喜びを得ることができる。

 
高校生の交換学生のプレゼンテーションにも感動した。留学を通した異文化の人々との交流は彼らの成長を強く促す。もうすでにその年齢にして世界に何か貢献しようという意識を持つようだ。もちろん留学生が皆同じ境地に達するわけではないだろうが、環境が人を変えることは大いにあることである。同時通訳による機器をつけての参加であったが、英語圏の人々と比較して不利なのは間違いない。これからの若い人にはぜひ言葉の壁を乗り越え世界で活躍して欲しい。

 

サンディエゴにて

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