東大セミナー通信

2017.12.28塾長メッセージ

年の瀬に思うこと


 

 

もう数日で新年を迎える季節となりました。

皆さんにとってこの一年はどのような年でしたでしょうか。

生きていくということは簡単なようで思うように行かないことも多いと思います。

そういう中でも家族が仲良く健康で過ごせることが何よりです。

年齢からくるのか一年の経過の早さを痛感することが多くなりました。

月並みですが一日一日を大切にしたいと思う今日この頃です。

家族に何か大変なことがあるとき、いつしか問題を抱えていない家庭はないと

自分に言い聞かせるようになりました。

これは何も強がりで思うのではなく、

歳を重ねて他の家庭や人びとに少し気にかけるほどの関心を持つにつれて芽生えた思いです。

この一年何とか大病もせず、元気に暮らせたことに感謝しています。

 

 

以前にこのコラムで書きましたが、

「親をあの世に見送って始めて精神的に自立するのではないか?」

という命題は今も自分の中にあります。

それは両親が今も息災に暮らしているから余計に思うのかもしれません。

妻はもうとっくに両親を失っていますが、その妻が逞しく見える時があります。

社員の中にも何人かいます。

時の流れがいつしか喪失感を癒してくれるのかもしれません。

誰もが一度は経験しなければならない自然の摂理です。

先日、東京に住む次男に待望の女の子が誕生しました。

妻と一緒に訪れ生後2週間足らずの孫娘を抱いた時不覚にも涙が止まりませんでした。

「この子が二十歳の時、自分は今の両親と同じ年頃だな」という感慨が込み上げてきたのです。

 

 

新年は「恕(じょ)」の精神を大事に意識していきたいと思います。

孔子は「人生で最も重要なことを漢字一字で表すと何という字になりますか?」という弟子に

「それ如か」と答えています。

「如」の語源は「相手の立場に立つ」にあるようで、

そこから「思いやり」とか「思いやること」いう意味になります。

私自身ここ数年、その年の心構えを漢字一字表しています。

皆さんのご健勝を祈念してご挨拶といたします。

 

 

 

ページTOPへ
facebook