東大セミナー通信

2018.01.30保護者通信

高等部コラム 大学紹介~特色のある大学の...


皆さん、こんにちは。

東セミグループ東金沢校スクールマネージャーの山田です。

高校3年生の生徒たちは、センター試験を終え、

2次試験に向けて最後の追い込み中です。

彼らの頑張りを見ると、我々講師も生徒に負けないくらい努力しなければと思います。

スクールマネージャーとして、精一杯、彼らのサポートを行っていく所存です。

さて、今回は、彼らが必死で合格を目指している大学とは、

いったいどんな場所なのかをご紹介したいと思います。

 

 

 

大学とは。


 

大学は教育機関であると同時に研究機関でもあります。

そのため、1年次、2年次には教養科目と専攻する分野の基礎科目を学び、

3年次、4年次になると専攻分野の授業を受けながら、

大学の各教授が主催する専門ゼミナールや研究室にも配属されます。

専門ゼミナールや研究室では、担当教授の研究題材を中心に、

より専門的な分野を学習していきます。

同じ名前の学部や似通ったカリキュラムの大学が存在し、

「違いが分からない!」「なかなか大学を決められない!」という人は、

在籍している教授の研究について調べてみるとよいでしょう。

自分がどのような分野の学習を深めて、世の中で活躍したいのかという考えも深まります。

今回のコラムでは、日本の大学で世界最先端の研究を行っている

2つの大学の取り組みについてご紹介します。

 

 

語学修得はあくまでも手段。世界の地域の「現実」を学ぶ。

ー東京外国語大学ー


 

まず、1つ目にご紹介するのは、東京都にキャンパスを置く東京外国語大学です。

生徒の皆さんは、外国語大学と聞いてどのような勉強をしていると想像するでしょうか。

「中学・高校で学習してきた英語を更に極める」

これは、私が実際に高校時代に想像していたことでした。

もちろん、英語を極めるということに誤りはありません。

主に、外国語大学では、英語をはじめ、世界各国の外国語を言語学として学びます。

文法や単語、その派生(なぜそのような言葉が生まれたのかということ)を学びながら、

実際に聞き取ったり、話したりする力を身に付けます。

一方で、各国の文化や政治・経済にまで研究範囲は及びます。

その一例として、東京外国語大学の研究で、

「中東地域の政治、思想、歴史」をテーマにして、

どこから「イスラム国」が生まれたかということを研究している先生がいらっしゃいます。

様々な文献や実地調査、他の研究分野(歴史学・人類学など)からの知見をもとに、

現在の中東地域で起きている事象を分析しています。

その研究では、メディアが伝えるごく一部の事実だけでなく、

その背景や実際に起きている事を知ることを重視しているとのことです。

それが、東京外国語大学の理念である

「虚像としての外国ではなく、

実際の外国社会を体験することによって国際人としての資質を養う姿勢」を

達成するために必要な研究課題であるとこの先生は考えておられます。

 

 

生態系の一部としての農業。持続可能な社会の形成を目指して。

ー東京農工大学ー


 

2つ目にご紹介するのは、東京農工大学の取り組みです。

またまた皆さんへ質問ですが、「農工大学」と聞いてどんな学部を想像しますか。

農業について学ぶところという印象が強いかもしれません。

実際に最先端の農作物の勉強や栽培方法についての研究が行われています。

その意味で、農業の勉強をするということは正しいです。

しかし一方で、東京農工大学では、「野生動物の生態」に関する研究も行われています。

というのも、現在、日本各地で野生動物が急増しており、

農作物に悪い影響を及ぼしているからだそうです。

しかも、絶滅危惧種に指定された野生動物が減る一方で、

イノシシやニホンザルといった、特定の種類の野生動物が増加しており、

生態系のバランスが崩れつつあるとのことです。

そのため、イノシシなど農作物に悪影響を与える野生動物の

適切な個体数管理のために法整備が進められています。

最近、「ジビエ」(普段、食肉に使わない動物のお肉)の料理が流行っているのは、

この法整備が背景にあるのかもしれませんね。

生態系の変化は、日本人の「食」にも影響を与えることから、

農業を中心に扱う学部でも、生物に関する研究が進められており、

生物の勉強を人間の食や自然との調和の視点から勉強することができます。

 

 

以上、今回は2つの大学の取り組みについてご紹介させていただきました。

大学では、多くの先生方が、いろいろな研究をされています。

そして、そのどれもが、社会に貢献する素晴らしい研究です。

 

現在の大学の学部名は横文字が多く、

一度名前を見ただけではどんな勉強をすることができるのか分からない所が多くあります。

HPや雑誌の情報だけでなく、各大学の研究に目を当てることで、

自分が勉強したいことが明確になると思います。

 

東進衛星予備校では年に一度、学部研究会というイベントが行われます。

全国各地の大学から、最先端の研究をされている大学の先生が集まり、

高校生のために授業をしてくださります。

また、その授業は録画され、東進生であれば映像として閲覧することも可能です。

 

是非、校舎の先生までお問い合せください!

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