東大セミナー通信

2018.06.29保護者通信

ダブルアップコーチングⅢ


みなさんこんにちは。東大セミナーの大木です。

いよいよ期末テストということで、

学期の締めくくりに向けて一段と学習に力を入れて頂きたい時期となりました。

夏期の三者ミーティングでは、お子様の現状と目標の差をもとに、夏の学習スケジュールを作成致しました。

このスケジュールを確実に履行できるように、我々も徹底指導に努めて参ります。

 

さて、6月の保護者会(中3生~高1・2生対象)では、

5月に実施したお子様の志向分析をもとに、

お子様のモチベーションを向上・維持させるためのご家庭での具体的な声掛け方法について

お伝えいたしました。

小学生及び中1・2生に対しては、

7月保護者会にて同様の取り組み方法をお伝えいたしますので、

夏までの保護者会を通して、全ご家庭に向けて、

具体的な声掛け方法、保護者様に実践して頂きたいコーチング方法についての体制共有が完了致します。

これまでの保護者会内容からもわかるとおり、

正しいコーチングには正しい情報・知識が前提となってきます。

そして昨今の急速に変化する入試に対応するためには、

保護者様にも入試に関する正しい情報を知って頂く必要があります。

 

そこで今回のコラムでは、ここまでお伝えしてきたコーチングに加えて

必要になってくる入試の現状に関する情報をお伝えいたします。

今月はまず、高校生の大学入試情報についてお伝え致します。

中学3年生以下のお子様をお持ちの保護者様も、

情報収集の一環としてご一読頂ければと思います。

 

まずは、高校2・3年生に関して。

この世代は現行の大学入試センター試験を受験します。

国公立大学の2次試験もこれまで同様に実施されます。

しかし注意すべき点が三点ございます。

まず一点目ですが、英語外部試験[1]の活用です。

センター試験が廃止される世代からは、全生徒が当該試験を活用していきますが、

現高2・3年生もこれらを活用することができる入試形式が多く存在します。

英語外部試験で特定の点数や級を取得することで、

出願資格を得られたり、みなし得点をあたえられたりします。

この方式は、国公立大学はもちろん、私立大学でも広く取り入れられているため、

一発勝負を避けることができる、

直前期に英語以外の科目を集中的に学習することができる

などのメリットがあります。

 

二点目は推薦入試枠の拡充です。

国立大学協会は、既に2015年から2021年度入試における推薦・AO入試入学者を

入学定員の30%に目標設定しています[2]

この動きに伴って、私立大学の推薦入試も活発化しており、

かつての「一般入試が原則、推薦入試は例外」という概念は既に古いものになっています。

ベネッセの発表によると、

2017年度私立大学入試における推薦・AO入試による大学入学者の割合は

51.2%(486,857中249,398名)という結果も出ています[3]

このような入試情勢を鑑みると、積極的に推薦入試情報を収集し、

受験機会を増やしておくことは有効な入試戦略といえるでしょう。

 

三点目は私立大学入試の難化です。

この情報は既に保護者会でもお伝えいたしましたので割愛いたしますが、

やはり入試戦略を立てる上では非常に重要な要素になります。

高校3年生の保護者様に対しては7月下旬に保護者会を開催致しますので、

その際にこれらの情報の詳細をお伝え致します。

 

次に高校1年生に関して。

現高校1年生は、入試改革第一世代ということで非常に大きな影響を受ける世代です。

最も大きな変化として挙げられるのが、英語外部試験受験の必須化です。

現高校1年生から、センター試験が廃止され、大学入学共通テストに切り替わります。

これに伴って、英語の試験も4技能化されるため、

英語外部試験を4技能試験とすることが決定しております。

そして、大学入試の際に提出する英語外部試験のスコアは、

高校3年時に受験したものになります。

ということは、現高校1年生は、約1年半後、高校3年生の4月を迎えると同時に、

大学入試の本番が始まるというスケジュールになります。

センター試験の廃止という情報は、

一般にこれまでの系統学習教育[4]からの脱却というイメージがあり、

入試が簡単になると勘違いしがちです。

しかし上述のとおり、大学入試が1年前倒しになるというのが現実です。

したがって、より一層、早期に受験準備を完了させる必要があるのです。

このような現状を踏まえ、東大セミナーでは来る7月22日(日)、

石川県地場産業振興センターにて、

高校1年生の生徒・保護者様を対象に、「大学受験英語セミナー」を開催致します。

この会では、GTECの開発運営会社であるベネッセコーポレーションから講師をお招きし、

入試改革を踏まえた英語教育と、新しい入試への対応方法をお伝え致します。

限定100組とさせて頂きますので、ご希望の方は、お早めに校舎までご連絡下さい。

来月は中学3年生以下の世代の入試情報についてお伝え致しますので、ご期待下さい。

 


[1] 英検、GTEC、TEAP等民間事業者が実施する英語の資格・検定試験。

[2] http://www.janu.jp/news/teigen/20150914-wnew-actionplan.html参照。

[3] http://benesse.jp/kyouiku/201801/20180117-1.html参照。

[4] 系統学習とは系統立てて配置された学習内容を順番に学習していく学習方法のこと。短時間でより多くの知識を伝達することができる。経験学習とは、実際の経験を通し、それを省察することで学びを得ていく学習方法。思考力の育成や、科目間の有機的関連性を重視した学習を実現することができる。

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