東大セミナー通信

2018.10.12勉強法

授業を制して勉強を制す!?授業の受け方


こんにちは。広報の篠原です。

 

この記事では、

さらに進化する「個別授業」スタート!

5分でいい気分を味わえる予習の仕方

に引き続き、「授業の受け方」ついてご紹介したいと思います。

 

 

 

「予習」「授業」「復習」「テスト」…
最も大事なのは?

 

学習の大きな要素には「予習」「授業」「復習」「テスト」があります。

この「予習」「授業」「復習」「テスト」のサイクルの中で、

学習において最も大切な要素は、どれでしょうか?

 

 

 

「授業」が一番大事

 

実は、「授業」授業が一番なのです。

何故授業の時間が最も大事か、理由は2つあります。

 

・小・中・高校生は、1日の生活時間の中で学校の授業を受けている時間が最も長いから。

・「予習」「復習」は本の解説を読む、ノートを見返す、など視覚から得る情報だけで

 学習するが授業は先生の声などの聴覚から得る情報が多くあり、脳への刺激が大きいから

 

つまり、授業の時間を最大限活用することが

学習を効率化することの近道と言えます。

 

 

 

授業の時間を最大限活用するには

 

授業の時間を最大限活用するために、

従来の授業の受け方を見直してみましょう。

 

従来の授業の受け方は

先生の話を聞いた生徒が板書を写し、

問題を解くスタイルがほとんどでした。

 

しかし、板書だけを書いたノートをテスト前に見返して

授業の内容を100%思い出せるでしょうか?

授業レベルが高度になるほど、先生が口頭でしか伝えないことの中にも

重要な内容が頻繁にでてくる傾向があります。

 

また、「エビングハウスの忘却曲線」という有名な曲線があるように

人は単純な記憶の場合、1度覚えても

次の日には7割忘れてしまう、という研究もあります。

 

つまり、学んだことを定着させるためには

ノートを見返し、そのノートから授業の内容を詳細に思い出すことが必要となります。

授業の内容を思い出しやすいノート作りが授業を制する鍵と言えるでしょう。

 

 

 

授業を制する鍵①復習しやすいノート作り

 

授業の内容を思い出しやすくするために

オススメのノートのとり方をご紹介します。

 

a)ひたすらメモを書く欄をつくる

 

 

上の見開きのノートの例では、ノートの左側は板書

ノートの右側のページは、ひたすら先生の言っていることをメモする

という風に決めています。

よーし、先生の話を全部漏らさずにメモするぞ

と目標を決めて授業に臨むことで、

先生の話を聞く際の集中力があがります。

 

また、メモに文字だけでなく図を用いることで、視覚的にも知識が定着できます。

 

 

 

b)ノートの右側に「to do リスト」を作ってみよう

 

ノートの1番右側に

to doリスト」を書くスペースを作ってみましょう。

言うなれば「授業が終わった後にやることリスト」です。

 

ここには授業を聞いていてわからないこと・気になったこと・宿題の範囲を記入します。

授業を聞いて「あれ、わからないな?誰かに聞こう!(調べよう!)」と思ったことも

メモしておかないと忘れてしまうので、書いておきましょう。

メモをする時は、質問するとしたら誰にするのか?など

細かく書くと良いでしょう。

 

また、自分が気になったこと・興味を持ったことについて

調べてみることで、「へ~、そうだったんだ!」と

純粋に勉強を楽しむきっかけになります。

自分が楽しんだり、興味が持てることは

自分から積極的にできるようになりますね。

 

 

 

c)大事なところをオレンジペンで書く

 

 

 

ノート見開きの左側、板書が書いてある部分の拡大図です。

板書で先生が色分けした部分をオレンジペンで書くようにしてみましょう。

オレンジペンで書いた部分は赤シートで隠せば消えるので、

自分オリジナルの一問一答集ができ、復習が効率的に行えます。

 

 

 

d)授業の内容でテストを作ってみよう

 

ノートの1番左側の細長いスペースは

授業の内容でオリジナルのテストを作り、記入する欄」です。

出題形式と解答という2つの視点から 考えることで、知識を定着させることができます。

また、友達同士でテストを作り、お互いに出し合うことで

楽しく勉強することもできますね。

 

 

 

授業を制する鍵②授業中に覚える工夫をしてみよう


 

例えば、ただ板書を写して授業を聞いているだけよりも、

先生の書いた板書を3回唱えてから書く(心の中でもOK!)

ようにすると、授業中に暗記できそうな気がしませんか。

 

さらに、

先生の書いた板書を3回唱えて、板書を暗記して書く

ということをして板書を書き写す方法もあるそうです。

こうすると、授業中に1回暗記して、復習することができる、

ということになります。

 

 

授業を制する鍵③主体的に考えてみよう

 

ここまでノートのとり方、授業の受け方を書いてきましたが、

これを読んだ皆さんは、

なるほど!こういう風に授業を受ければ良いのか~

と思いましたか?

それともいやいや、先生の話を全部メモしながら、

板書を暗記って・・・絶対無理でしょ・・・

と思いましたか?

 

このノート術を実践したときに

先生の話を全部メモするのって無理、難しい~

オレンジペンで書いたところを赤シートで隠したら、

キーワードが全部消えて何がなんだかわからないよ~

などと、壁にぶち当たって

すぐには上手くいかない場合もあると思います。

 

実際のところ、「ノートのとり方」や「効率的な勉強法」には

本当に正しい正解というものが無いそうです。

多くの人が、授業中、板書をノートに書き写すけれど

先生の話そのものは必死にメモしないように思います。

その理由を考えると、

黒板に書かれたことはノートに書き写さなくてはならない

先生が口頭で伝える内容は、そこまでメモをしなくとも良い

と、多くの人が無意識に習慣化し、それを

正しい授業の受け方」だと認識しているからではないでしょうか。

 

私なりに、授業の受け方やノートのとり方を改めて調べるうちに

考えたことがあります。

もし、成績を上げるために授業時間を有効活用したいと考えるならば、

無意識に習慣化していることを実行するのではなく、

自分自身が、より良い授業の受け方を考え実行する

ことが重要ではないか、ということです。

 

理由は、上に挙げたノートのとり方・授業の受け方も

他の誰かが「授業時間を最大限活用するには・・・!?」と

その人自身が授業時間がより良くなるよう、

考えて工夫したからこそ成功事例になったと思うからです。

 

もし、上に挙げた例で実践して上手くいかなかったとしても

「全部メモするのは大変だから・・・もっと自分なりに簡潔にまとめてみよう!」

「全部メモするために、字は汚くなってもいいから、とにかく素早く書いてみよう!」

など、「どうすれば今よりも授業時間を活用できるか

自分自身が主体となって考え、実践し、検証する姿勢が大事だと思いました。

次回は、「復習の仕方」についてお伝えします。

 

 

 

参考文献

・「高校生の勉強法」清水章弘

・ノートは何のためにとっているのでしょうか

http://www.tamagawa.jp/correspondence/about/column/detail_6694.html

・教育界にまんえんする「正解主義」を超えて「情報編集力」のある子どもを育てる

https://webronza.asahi.com/journalism/articles/2014040600003.html

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