東大セミナー通信

2018.10.31保護者通信

入試本番で力を出す直前期の過ごし方


こんにちは。

東大セミナーの寺尾です。

 

今年もあっという間に11月。受験シーズンがやってまいりました。

今回は、12月から金大附属中学校を皮切りに1月いっぱい行われる

中学受験にクローズアップし、

本番で100%の力を出し切る直前期の過ごし方についてお話をしていきます。

 

[各中学校の入試日程]

金沢大学附属中学校  平成30年12月8日(土)

星稜中学校      平成31年1月12日(土)

石川県立錦丘中学校  平成31年1月27日(日)

 

 

 

ポイント1.最低3年分の過去問演習と時間計測


 

受験まで残り1~2ヵ月と迫ったこの時期に力を入れてほしいのは、

やはり「過去問演習」です。

これまで、様々な問題集で演習を行ってきた人も十分でないと感じる人も、

過去問演習だけは抜かりなく行うことを忘れてはいけません。

なぜなら、入試問題には出題者(学校)からのメッセージが

たくさん詰まっているからです。

そのメッセージとは、

「こんな問題が解ける学生に入学してほしい」というものです。

このメッセージは学校の方針と大きくかかわってくるので、

それほど大きく変わることはありません。

3年分程度の過去問題には必ず取り組んでおきましょう。

 

ここで大切なのは、時間計測を行うことです。

これは、本番で自分の力を出し切るのにとても大切なことです。

なぜなら人間は、全く緊張のない状態より適度な緊張状態がある方が

パフォーマンスは上がると言われています。

しかし、適度を超えて過剰な緊張状態になると、

またパフォーマンスが下がるようです(ヤーキーズ・ドットソンの法則)。

つまり、本番過度な緊張状態にならないように普段から追い込むことは有効で、

しかもその方が演習時間の質も高まるということです。

 

 

 

ポイント2.「よく出る」かつ苦手範囲の復習


 

過去問演習でよく出る単元が分かったら、

その中で自分の苦手とする範囲の復習を行いましょう。

各中学校ごとの見直しポイントは、以下のとおりです。

 

[金沢大学附属中学校]

・全国の中高一貫校適性検査などを使って、実践型の練習をする。

 特に理科・社会の総合問題で記述の練習が必要。

・記述問題では一気に文を作ろうとするのではなく、

 まずは箇条書きでメモを作ることから始めるとよい

 

[星稜中学校] 

・国語の文法は毎年パターンが決まっているので再確認

 (主語述語修飾語、敬語、特に語彙は注意)

・作文も書けるようにする

・教科書はすみずみまでチェックし、語句を漢字で書けるようにする 

・算数の文章問題、理科の計算、グラフ問題を確認する

 

[石川県立錦丘中学校]

・基本的な問題を中心に基礎を確認し、記述問題も練習する

 算数の割合・速さは超頻出なので絶対にできるようにする

・文章や資料を正確に読み取る力を問われることが多いので、

 適性問題を行うときにはその点に注意をする

 

[全校共通面接対策]

・志望理由を固める

・基本的な質問に対する答えはあらかじめ考えておく

・笑顔で答えられるように練習する

 

これらをもとに入試までにやるべきことをピックアップし、

やり切ることが大切です。

また、直前期になると、「これもやれていない、あれもできていない」と

できていないことに目を向けてしまい、気持ちが焦ります。

ですので、あえて「やらないことリスト」を作るのもおすすめします。

例えば、「今の時点で真っ新な問題集には手を付けない」

「学校から帰って、すぐにテレビをつけない」などです。

これらを決めて守るだけでも、「今日まで頑張った」と当日のお守りになります。

 

 

 

ポイント3.最後はやっぱり「体調管理」


 

試験は知識の量だけを測るわけではありません。

問題の中で「思考力」が問われることはもちろん、

残された時間を考えながらどう攻略していくかを考える

「判断力」や「情報処理力」などが求められます。

ですから、これらの力を発揮し自分の実力を出し切るために、

「体調管理」が欠かせないのです。

時期的にも寒くなってくるので、室内の温度調整は気をつけましょう。

この際に、ただ温めるだけだと眠気に誘われるので、

ポイントは「頭寒足熱」です。

室内の温度は温めすぎず、足元をブランケットなどで温める方が、

集中できる環境を作れます。

また、睡眠も大切です。

頑張りたい気持ちも分かりますが、無理は禁物です。

特に前日は最低6時間以上の十分な睡眠をとるようにしましょう。

 

 

いま中学受験を迎える生徒は、

おそらく初めて「受験」というものに向き合っているのだと思います。

そこには学習の習慣づけ、学習量の確保、それに向かっていく中での葛藤など

今まで体験してこなかったこともたくさんあるでしょう。

この体験も財産です。

残りが見えてきた受験生生活ですが、

多くの財産を築いていけるよう東大セミナーでも精一杯の指導を行っていきます。

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