東大セミナー通信

2018.10.31保護者通信

ダブルアップコーチングⅦ


みなさんこんにちは。東大セミナーの大木です。

中間テストも終わり、中学3年生はいよいよ地域統一テストに向けて

追い込みの時期に差し掛かってまいりました。

11月は、学力テスト、石川県総合模試、地域統一テストとテスト続きの時期です。

このような時期だからこそ、学習のサイクルをしっかりと回し、

勉強の質を向上させていきたいものです。

 

東大セミナーでは、中学3年生にこのような時期を有意義に過ごして頂くことを目的として、

去る9/9(日)に、石川県地場産業振興センターにて

「高校合格ガイダンス」を開催致しました。

そして、東大セミナー学習アドバイザーの清水章弘先生に、

中学3年生向けに具体的な勉強のやり方についてご講演頂きました。

中学3年生後期(9月以降)の履修内容は、難易度が高いだけでなく、

公立高校入試における配点割合も高いことが特徴です。

また、上述のように、テストの回数も多くなるため、

一つ一つのテストにどう臨むかが重要になってまいります。

そこで今回から2回に分けて、この講演内容を振り返るとともに、

これらの具体的な学習法を東大セミナーが

どのように生徒たちに還元しているかという点について、お話し致します。

 

 

 

1 「予習⇒授業⇒復習⇒テスト」の学習サイクル~予習編~


 

学習の質を高め、効果を最大化するには、正しい勉強法を実行する必要があります。

授業の準備としての予習、復習の準備としての授業、

テストの準備としての復習、予習の準備としてのテスト、

これが正しい学習サイクルです。

 

 

まずは予習から。

予習は授業の準備です。

したがって、予習の目的は授業を受ける前にその概略を把握しておくことにあります。

ドラマの次回予告のようなものとお考え頂ければわかりやすいかと思います。

「予習=テキストの授業範囲を完璧に理解しておくこと」と捉え、

かなりの時間を費やして予習をする生徒がいます。

しかし、授業範囲を理解する役割は「授業」の時間が担っています。

したがって、「予習」とは、次の授業範囲の概略を知っておく程度で十分であり、

時間をかける必要はありません。

ドラマの例を挙げるなら、次回予告はあくまで本編をかいつまんだ内容であり、

本編そのものではありません。

本編そのものを事前に見てしまうのであれば、そもそも次回予告は不要です。

エビングハウスの忘却曲線からも、

記憶の定着に必要なのは復習の回数であることは明白なので、

予習に多くの時間を費やすくらいなら、その時間は復習に回しましょう。

合言葉は「予習は知ったかぶりで大丈夫」。

例えば「明日の授業は三平方の定理をするらしい。定理の中身はわからないけど、

どうも重要らしいから、その話のときは集中して聞いておこう。」といった程度で十分。

テキストの見出しや小見出しを見て、重要そうなキーワードを意識しておくだけで、

授業中にそのキーワードが出てきた際に集中して聞くことができます。

これこそが予習の目的なのです。

 

 

2 「予習⇒授業⇒復習⇒テスト」の学習サイクル~授業編~


 

 

授業は復習の準備です。

したがって、授業中は、先生の話を理解することに努めるだけでなく、

理解できなかったところや、補足で調べておきたいことなどを

明確にしておかなければなりません。

そこで重要になってくるのがノートの作り方です。

ノートの作り方といえば、

「色ペンや図の挿入などを駆使して、きれいなノートを作ることが大事」

と思っている生徒が多いでしょう。

しかし、そもそも何のためにノートを作のかを考えてみましょう。

ノートは復習のために作るのです。

であれば、何色も使ってきれいなノートを作ることよりも、

すぐに復習できるノートを作るほうが目的に適っています。

具体的にはオレンジペンと鉛筆を使ってノートを作成し、

授業中や授業後にすぐに赤シートを使って

知識確認できるものにしてしまえば良いのです。

また、板書をそのまま写しているだけでは復習のためのノートは作れません。

なぜなら、ほとんどの場合、「板書=教科書に書いてあること」です。

板書だけを写していたら、後で見返したときにわからないことが多くあることでしょう。

大切なのは行間です。

授業中に先生が口頭で伝えた板書の項目と項目をつなぐストーリーなど、

教科書には書いていない行間部分をノートに残すことが大切なのです。

したがって、メモ欄を設けて

とにかく授業中にメモをたくさん取っておくのが良いでしょう。

また、授業中に「あれ?」と思ったことを書いておくスペースも必要でしょう。

なぜなら、この「あれ?」とおもったことこそが、点数の伸びしろだからです。

授業中に「あれ?なんだっけ?」と思ったことをそのままにしておくと、

必ずテストの際にも「あれ?なんだっけ?」となってしまいます。

そこで、ノートに「to doリスト」を作っておいて、疑問に思ったことや、

調べておかなければならないと思ったことを記載しておき、

授業後にすぐにそれを調べるというサイクルにしてしまいましょう。

そうすることで、点数を伸ばすために

今自分が真っ先にしなければならないことを明確にできます。

最後に板書やメモから自分用に問題を作っておけば完璧。

例えば板書に「〇〇年にAが中心となって△△の乱を起こした」と書いてあるならば、

「△△の乱を起こした人物は?」といった具合に書いておけば良いです。

記述対策として「Aが△△の乱を起こした理由は?」といった設問にするのも良いでしょう。

そうすることで、ノートを作りながらオリジナルの一問一答集が完成です。

 

ここまで読んでみて、

「予習ってこんなに簡単なもので良いの?」

「授業中ってそんなに忙しいの?」

と思った方も多いのではないでしょうか。

しかし、これが正しい学習法です。

間違った学習法を実践してしまっている方は、

予習と復習の比率やインプットとアウトプットの比率が

間違ってしまっていることがほとんどです。

ですから上記のような印象を受けてもある意味当然です。

しかし、そうであるならば、まだまだこれから点数は伸びます。

次回は「予習⇒授業⇒復習⇒テスト」の学習サイクル~復習編~と~テスト編~、

そして東大セミナーがこれらのサイクルをどのように

生徒たちに還元しているかという点についてお話致します。

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