東大セミナー通信

2019.04.27保護者通信

ダブルアップコーチングXlll


みなさんこんにちは。東大セミナーの大木です。

平成も終わり、いよいよ令和となりました。

GW中、遠出される生徒も多いとは思いますが、

連休明けに元気に登校しくれることを待っています。

連休明けは中間テストもありますので、計画的に学習しておきましょう。

 

さて、今回のコラムでは、2020年教育改革についてお話致します。

 

 

 

1 新学習指導要領


 

2020年、日本の教育は大きく変わります。

AIの発展によって多くの仕事が機械に代替され[1]

人の職業の多くも現在存在しない仕事に代わっていく[2]これからの時代においては、

教育を通して修得しなければならない力そのものが変化していくからです。

 

まずは、学習指導要領が変わります。

「主体的・対話的で深い学び」を取り入れた授業を通して、

「知識・技能」だけでなく、

「思考力・判断力・表現力」「主体性・多様性・協働性」を

修得させる指導内容に変化します。

 

発見学習や体験学習などの経験学習を通して、

単に知識を身につけるだけでなく、

経験・省察・概念化・試行[3]のサイクルの中で、

自ら考え、判断していく力を養成し、

ディベートやグループディスカッションを通して、

異なる立場の人の考えを知り、その中で納得解を探ることで、

多様性を認め、協働的にものごとを考えられる人材を育成していきます。

 

このような教育は、我々親世代が受けていないものであるため、

自分たちの経験だけをベースに子どもの学習方法についてアドバイスすることの是非は、

我々自身が冷静に考え、判断しなければなりません。

「知識・技能」の修得に関する学習方法は、

これまでの教育をベースにアドバイスしていくことは有効かもしれませんが、

その他の学力の要素の育成に関しては、我々自身が学び、

子どもたちと共に成長していかなければならないといえるでしょう。

そのためには、「主体的・対話的で深い学び」がキーワードになってくるかと思います。

すなわち、子どもたちの学びに対して、ご家庭で対話を重ね、

子どもたちの主体性を引き出していくことが鍵になります。

昨今注目されているコーチングという指導方法が、

いよいよ教育の中核部分を担うことになってくるのです。

 

 

 

2 教科の新設


 

上記のような教育改革の流れを受け、新たに設置される教科にも注目が集まっています。

小学校では3・4年生の外国語活動、5・6年生の英語教科化が決まっています。

これまでは「小学生英語=英語に慣れるための英会話」という印象が強く、

多くの民間教育現場でも子ども向けの英会話が導入されていましたが、

今後は、教科としての英語、

すなわち「読む・書く」を系統的に学んでいく指導が中心となります。

そしてこれらの指導の延長線上に、

高校入試における英語のスピーキングテスト[4]や、

大学入試における英語4技能試験が想定されています。

 

このような英語教育に関しても、

我々親世代が受けていないものであるため、

正確な情報収集と対策を怠らないことが求められます。

 

 

 

3 保護者様の役割


 

このような教育改革を前提に、保護者様の役割も大きく変わってきます。

これまでの系統学習教育であれば、

ティーチングに特化した教育機関に任せておけば安心という側面がありましたが、

これからの経験学習教育では、保護者様自身が子どもたちとの対話を大切にし、

共に学んでいかなければなりません。

また、英語教育についても、多くのコンテンツの中から、

学習指導要領の目的に合ったものを選んでいかなければなりません。

そういった意味では、これまで以上に、保護者様自身が教育の在り方に関心をもって、

積極的に情報を集め、判断していかなければならないといえるでしょう。

 

このような変化の中、地方と首都圏の教育格差はますます広がってきています。

東大セミナーは、地域の子どもたちの育成を通して、

地域社会に貢献するという理念を実現する為に、

情報発信の場を積極的に設け、保護者様と共に考え、

成長していくことができる進学塾を目指してまいります。

 

5/13(月)に開催致します「高校合格ガイダンス」は、

このような変化を前提にした今後の教育の在り方や、入試の変化について、

保護者様とともに考える機会に致します。是非、ご参加ください。

お申込みは校舎配布の用紙記載のQRコードからお願い致します。

 

 

 


[1] マイケルAオズボーン「雇用の未来」

[2] キャシーデビットソン ニューヨークタイムズインタビューより

[3] コルブの経験学習モデル

[4] 東京都教育委員会は、公立中学校の全3年生を対象にした英語のスピーキングテストを2021年度に開始することを決定。2022年度の都立高校入試(18年度の小学校6年生が受験)から、結果を活用する方針。

 

 

 

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