イベントレポート ―附属・泉丘・小松高突破模試 - 石川県金沢市・野々市市・白山市の学習塾 - 東大セミナー
2017.09.30保護者通信

イベントレポート ―附属・泉丘・小松高突破模試


皆さん、こんにちは、東セミグループ本部の山本です。

いよいよ2017年度も後期に入り、この学年もあと半年となりました。

秋からは、学校での学習内容も深まり、難易度もぐんと上がっています。

しかし、さらに難易度が高いと言われる「附属・泉丘・小松高突破模試」。

今回は先日9/18((月)・祝)行われた、同模試に挑戦した生徒たちの様子をお伝えします!

 

「附属・泉丘・小松高突破模試」の意義


 

先日発表された2017年度学力調査の結果を見ると、石川県は小学生正答率(小学6年生対象)は全国1位、中学生正答率(中学3年生)は全国2位と、小学生・中学生の学力はトップクラスです。

しかし、高3生で受験するセンター試験の結果を見てみると、石川県の平均点は555.4点で全国23位、全国の平均点は570点なので全国の平均以下となっています。

このような背景から、もともと高いポテンシャルをもった石川県の子供たちに、高校生以降も最大限の力を発揮し続けてもらいたい、そのために中学生から難易度の高い良問に触れる機会を少しでも多く作りたい、こんな思いで始めた模試も今回で、実施4年11回目の開催となりました。

 

普段味わえない「緊張感」と闘う受験生


 

前日の台風の影響も心配されましたが、無事多くの参加者が緊張感ある雰囲気のもと模試を受験しました。

見慣れない他受験者に囲まれ、普段見たことのない問題に取り組む、生徒にとっては想像以上に孤独な空間だったと思います。しかし、この孤独感に打ち勝ち、平常心で闘える姿勢を養うことが、高校入試当日の緊張に勝つ本番力を身につけることにつながります。

最後まであきらめずにペンを走らせる大勢の生徒の姿がここにはありました。

 

 

また、その間、保護者の希望者の方を対象に「入試突破説明会」も開催しました。

100名を超える多くの皆様にご出席していただき、高校入試やお子様のこれからの学習法についてお伝えしました。

 

今年度の中3生は、「大学入試センター試験」から「大学入学共通テスト」に変わる1年目の代です。配布資料に丁寧に目を通している保護者の姿も多く見受けられ、注目度の高さをうかがいしることができました。

特に注目されていたのは、「大学入試の変化に伴う全国の高校の授業の変化」についてです。

都市部の高校などでは、従来からのカリキュラム前倒しはもちろんのこと、授業内容や評価法に関しても、思考力・表現力・判断力、自主性・多様性・協働性が取り入れられて、これまでにない授業が行われてきています。このような全国での動きを知り、「石川県ではどうしていくのか」について、お話をしました。

 

「模試は健康診断」大切なのはこれからの動き。


 

模試はあくまで現状把握をするためのもの。

「できたところ」と「できなかったところ」を知り、「なぜできなかったのか」「どうやったら次できるようになるか」を考えてはじめて、次のステージに向かえます。

今回の模試は、学力テストだけでなく、お子様がやる気が上がるポイントはどこなのかという「学習動機」や、学習に関してどのような価値観を持っているのかが分かる「学習観」を図るアンケートも同時に行っています。成績の結果と合わせて、このアンケート結果から、自分の持つ「学習動機」と「学習観 」を知ることで今後の勉強へのやる気アップや勉強法の改善に生かしていくことができます。

詳しくは、各校舎の担当者から面談にてお伝えいたします。

「家に帰るまで遠足」ならぬ「帳票返却されるまでが模試」だと思って、保護者・生徒ご一緒にお話を聞きにいらしてください。

 

 

 

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【記事監修者】塾長 柳生 好春


1951年5月16日生まれ。石川県羽咋郡旧志雄町(現宝達志水町)出身。中央大学法学部法律学科卒業。 1986年、地元石川県で進学塾「東大セミナー」を設立。以来、37年間学習塾の運営に携わる。現在金沢市、野々市市、白山市に「東大セミナー」「東進衛星予備校」「進研ゼミ個別指導教室」を展開。 学習塾の運営を通じて自ら課題を発見し、自ら学ぶ「自修自得」の精神を持つ人材育成を行い、社会に貢献することを理念とする。

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