2011年度 合格メッセージ


東京大学 文科Ⅱ類 合格
慶應義塾大学 商学部商学科 合格
S.Rくん ●金沢泉丘高校卒

東大は高校に入る前から意識していましたが、高校生活を続けていくうちにより強固に志望校となっていきました。
最初は、進振りがあり、大学での教養を一通り終えた後に明確な進路決定が出来る点に惹かれていましたが、担任との面談で、「志望校を、『とりあえず東大』だけじゃなく、嶋として将来何をしたいのか」と面談のたびに聞かれたこともあり、文Ⅱで学ぶ経済学について考えるようになり、経済学の魅力というものを発見しました。志望校選びでは、自分が今やりたいことは何で、今自分が志望しようとしている大学はそれを叶えることができるのか、を考えることが大切だと思います。もしかしたら、志望校選びで大切なのは大学の分析よりも自己分析のほうが大事なのかも知れません。

また勉強面では、東進の模試を早くから行うことにより、他の受験生と差をつけることができます。まず、早くからセンター本番レベルの問題に慣れておくことで、難易度を把握出来ますし、高三の冬休みなどでも、二次試験に向けた勉強を行うゆとりがもてます。大学別模試は、他の予備校とは異なる日程で多く開催されていたので、自分の学力推移をより精密に知ることができました。その上世界史で、本番の入試で出た問題と類似した問題が東進模試でも出題されていたので、本番で点を取る上で役立ちました。東進模試は返却が早いので、復習を効率的に行うことができました。講座でお勧めのものは、現代文記述論述トレーニング、東大対策世界史・日本史です。現代文記述論述トレーニングは学校の授業では行わないような論述問題に特化した講義であるため、実践的。林先生の説明も分かりやすく、現代文を読む姿勢がかなり変わりました。また、世界史でも同様に、学校では扱われないような視点(東大入試特有の視点)での授業が行われ、一見別々に思われる歴史的事象の論理的、有機的なつながりを知ることができました。また、ルイ一四世と康熙帝との対比など、意外な観点からの講義もあり、世界史を深く理解できました。日本史では 東大で暗に問われることが多い、日本史の本質に絞った授業が行われるので、効果的です。細かな論理展開も説明されるのでわかりやすかったし、野島先生の説明は面白い比喩が多用されるため印象に残りやすく、歴史への抵抗が薄まりました。授業の予習、復習は必須で、予習の段階では最も多いときに四〇〇字以上書かされることがあるので、論述に慣れることができました。

入試においては、時間的な「ゆとり」が最も大切だと感じました。これは、長いスパンでも短いスパンでもそうです。できることは早いうちからやっておくことで、後に「ゆとり」が生まれ、自分のしたい勉強をどんどんすることができます。まずは英単語や古文単語から始めてみてください。一日一〇単語を半年続ければ、一八〇〇語以上覚えることができます。これは大きなアドバンテージになり、あとあとの二次試験に向けた勉強に集中でき、その効率も格段に違ってくるはずです。また、短いスパンでの「ゆとり」とは一瞬一瞬の心のゆとりです。試験当日、たいていの人は始めて大学のキャンパスを歩くことになるであろうから、普通は下を向いています。そんな中でも上を見上げて、「この空の青さを知っている人は何人いるんだろう」と思うとすこし余裕が持てて平常心で挑むことができました。
受験は、さまざまな「問題」に対しての問題解決能力を高めると同時に、もっとも日本語力、論理的思考力を伸ばせる機会。そして、自らを成長させる機会でした。後輩の皆さんも、受験を通して自分を大いに伸ばしてください。

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