東大セミナー通信

2021.05.01入試対策について

【2021年度版】多様化する金沢大学の入...


皆さんこんにちは。

東大セミナーの堀越です。

今回は金沢大学の入試形式

についてお伝えします。

 

 

 


目次

1.金沢大学について

2.金沢大学が実施している入試制度

3.それぞれの入試制度について

 3.1. 一般選抜

 3.2. KUGS特別入試

 3.3. 超然特別入試

 3.4. 薬学類・高大院接続入試

4. まとめ


 

 

 

1.金沢大学について


 

我々東大セミナーが本拠地を構える石川県で、

最大の国立大学が金沢大学です。

 

偏差値としても北陸地区No.1で、

県内の進学校ではここを目標に据える生徒も数多くいます。

 

英語教育にも力を入れており、

その国際性や教育充実度から、

大学の教育力を基準とした

「世界大学ランキング日本版(2021)」

では国内第18位にランクイン、

全国的にも注目の集まる大学と言えるでしょう。

 

そんな金沢大学ですが、

様々な入試制度を取り入れていることも

大きな特徴の一つです。

 

今回は年々変化している金沢大学の

入試制度について、最新情報をお伝えします。

 

 

 

2.金沢大学が実施している入試制度


 

金沢大学は、以下の入試制度を実施しています。

  • 1) 一般選抜
  • 2) KUGS特別入試
  • 3) 超然特別入試
  • 4) 薬学類・高大院接続入試

 

※その他、「在外留学生推薦入試」、

「社会人選抜」、「帰国生徒選抜」、

「国際バカロレア入試」、

「私費外国人留学生入試」がありますが、

本記事では割愛してあります。

 

…こんなに!?

と思われる方も多いかもしれません。

 

10年ほど前まではほぼ学力検査の一般入試のみ、

推薦入試などそれ以外の入学はごく少数…

という状況でしたが、近年は上記のように

入試制度が充実しています。

 

それぞれ試される能力や

必要な準備が違いますから、

それぞれの入試の特徴を知って、

適切に対策していきたいですね。

ではこれから、

それぞれの入試制度を説明していきます。

 

 

 

3.それぞれの入試制度について


3.1. 一般選抜


 

合格者の中で一番多いのは、

やはり学科試験を中心とした一般入試です。

 

その他多くの国公立大学と同じく、

全国の受験生が同じ試験を受ける

「大学入学共通テスト(マーク式)」と、

金沢大学独自の試験である

「二次試験(記述式)」の合計点で合否を判定します。

 

金沢大学はどの学域・学類でも

二次試験の配点が大きく、

記述重視の試験と言えます。

 

大学入試の共通テストや二次試験に関する

より詳しい説明はこちらのページも併せてご覧ください。

 

 

一般選抜での最近の変更点としては、

2021年度入試から共通テストと二次試験の

配点比率が逆転したことです。

 

これまでの金沢大学では特に文系学類で

共通テスト(旧センター試験)の配点が高く、

二次試験での逆転が難しい大学でした。

 

しかし2021年度入試からは

全ての学類で二次試験の配点が軒並み上がり、

二次試験重視の大学となりました。

 

その他、金沢大学の一般入試の特徴の一つに、

文系・理系一括入試」というものがあります。

 

本来、受験する大学を選択する際には

学部・学科――つまり、

大学でどんなことを専門的に学ぶのかを

入試前に決めなければなりません。

 

しかしこの入試制度では、

大学2年生に進級するタイミング

自分の専門分野を選ぶことができます。

 

「まだ大学でやりたいことが

 はっきり決まっていない…」という人は、

こちらの入試にチャレンジするのはいかがでしょうか?

 

また注意が必要な点として、

金沢大学は2021年度より後期試験を廃止しています。

 

そのため一般入試で金沢大学の合格を狙う場合、

前期試験のみのチャレンジになります。

 

 

 

3.2. KUGS特別入試


 

KUGSとは”Kanazawa University Global Standard”の略称です。

 

グローバル化が進む国際社会において、

常に困難に立ち向かっていくために必要な

能力・体力・人間力を備えた人材の育成を図る

という金沢大学の理念を表しており、

その理念に合致した人材を受け入れるための

入試制度ということになります。

 

KUGS特別入試の特徴として、

事前に金沢大学が実施する

高大接続プログラムに参加し、

提出したレポートで基準以上の評価を得る必要があります。

 

プログラムには以下の三種類があります。

 

  • ① KUGS Liveセミナー:対面参加型のフィールドワークや講義。
  • ② KUGSラウンドテーブル:テーブルを囲んで参加者と意見交換・議論を行う。
  • ③ KUGS Webセミナー:Web視聴型のセミナーや講義。

 

それぞれ様々な学問分野のテーマがあり、

各自の興味関心に応じて受講することができます。

 

ただし受験年度のプログラム受講は

8月31日までのようなので、

KUGS特別入試での受験を考えている3年生は

急いで応募しましょう。

KUGS特別入試では、

プログラム参加後に課される課題レポートの他、

「高校での学び」についてのレポートの提出が必要です。

 

これら2種類のレポートに加えて、

出願する学類・出願方式によって、

共通テストの受験が必要な場合もありますので

注意してください。

 

 

※KUGS特別入試受験の流れ

KUGS特別入試の流れ

 

 

 

3.3. 超然特別入試


 

超然特別入試とは、

数学・文学において優れた才能を持つ学生を

受け入れることを目的とした入試制度です。

 

超然特別入試に出願するためには、

金沢大学が主催するコンテスト

日本数学A-lympiad」「超然文学賞」で

入賞する必要があります。

 

「日本数学A-lympiad」は

3~4人を1チームとして、

現実社会に起こりうる問題について

数学的な視点から解決策を見出すという、

実践的な数学技能を試す試験のようです。

 

問題文は英文で書かれているということなので、

英文読解力も必要となります。

 

「超然文学賞」には小説部門と短歌部門があり、

それぞれ自作の作品で応募します。

出願資格を得た後は、学類ごとに

口述試験(プレゼンテーション)や小論文試験で

合否が決まります。

 

2022年度入試より、医薬保健学域医学類は

共通テストも評価対象とされることになりました。

 

一般選抜では共通テストを通じて5教科の

総合力が試されますが、この超然特別入試は

数学・文学が得意だけど

 それ以外に自信がない…

という人にはピッタリの形式かもしれません。

 

ただし、この入試形式で出願できる学類は

限定されており、更に募集人員も「若干名」と、

かなり狭き門と言わざるを得ません。

 

超然特別入試での出願を考えている場合は、

そういったメリット・デメリットを踏まえて決断しましょう。

 

※超然特別入試受験の流れ

超然特別入試の流れ

 

 

 

3.4. 薬学類・高大院接続入試


 

この入試形式は名前の通り、

医薬保健学域の薬学類でのみ実施している

入試形式です。

 

これは上述してきたようなプログラムや

コンテストへの参加は必要ありません。

 

共通テストと小論文、口述試験で合否が決定します。

 

2021年度の募集人員は10人でした。

 

この高大院接続入試は、出願要件として

金沢大学の大学院(博士課程)まで進学し、

 博士の学位を取得することを志していること

というものがあります。

 

通常四年制大学では、

4年間で大学の学士課程を修了し、

大学を卒業します。

 

しかしその後、大学院に進学し、

より専門的な研究を続けることもできます。

 

大学院は修士課程(2年間)、

博士課程(4年間)と続いており、

この入試形式はその博士課程までの10年間、

金沢大学で薬学の研究をすることを条件としています。

入試は共通テストと小論文・口述試験で

それぞれ合否が出る2段階選考で、

一般選抜のような記述式の学科試験はありません。

 

記述式の解答が苦手な人は狙い目かもしれませんが、

大学で10年間研究に取り組むというのは

並大抵の熱意ではできません。

 

入試形式の有利・不利よりも、

薬学への強い関心と熱意、

薬学の発展に携わるという

大きな志があるかが大きな判断材料になるでしょう。

 

 

 

4. まとめ


 

いかがでしたでしょうか?

金沢大学は他の国公立大学と比べても、

非常に特徴的な入試制度があるということが

分かっていただけたかと思います。

 

様々な入試制度があるということは、

大学も様々な観点から

受験生を評価したいということです。

 

金沢大学の受験を考えている方は、

ぜひ自分に最適な入試制度を

見つけてもらいたいと思います。

また、2021年度に金沢大学の入試制度が

大きく変わったように、各大学は

より力のある学生に入学してもらうため、

毎年多かれ少なかれ形式を変えています。

 

数年前の情報では、すでに最新の入試制度を

カバーできなくなっているかもしれません。

東大セミナーでは、こういった各大学の

最新の入試情報を生徒や保護者の皆様へお届けいたします。

 

高等部の東進衛星予備校部門では、

現在無料体験講習も実施しています。

気になった方、ぜひ一度ご相談ください。

 

 

 

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