東大セミナー通信

2021.06.03教育情報

志望校・目的別 中学受験 ~いつから塾を...


皆さんこんにちは。 

東大セミナーの川本です。 

今回は、「中学受験」についてお伝えします。 

 


目次

1.中学受験傾向

2.入試問題傾向と求められる力

3.石川県の中学受験

4.いつから塾を始めるか


 

 

1.中学受験傾向


 

受験者・受験率共に増加傾向

現在、小学校6年生の生徒数は減少していますが、実は全国的に見ても、中学受験では受験者数も受験率も増加傾向にあります。

 

「中高一貫校」「〇〇大学附属中学校」が人気

これらは、先行き不安の中「中高一貫校で学んだ方が、学習効果が高い」という認知が進んだということが考えられます。また首都圏では、学校としても「高校からの3年間ではなく、中高一貫で6年間指導する方が、大学実績で結果が出せる」との判断から、高校入試を廃止し、中学入試に絞る学校も出てきています。「先取り教育」の利点や、大学との連携による探求型授業・アクティブラーニングが、大学の推薦入試に適していることも要因の1つです。

 

私立中学校の強み

コロナ休校の中で、各私立中学校の対応が素早く、ICT教育へ導入も公立中学校に比べ安定している学校が多かったことから、私立中学校の対応の良さが改めて認識されたという面があります。

 

川を越えない

中学受験に限らず、高校受験においても言えることですが、志望校の判断基準として「川を渡らない」という傾向が強くなっています。これは石川県内でも言えることで、「北地区の方が犀川以南の学校を受験しない」など、「自宅からの距離」が大きな基準になっています。

 

 

2.入試問題傾向と求められる力


 

中学校により問題の形式・難易度は異なりますが、どの学校にせよ小学校6年生までの履修範囲定着(学校内容)が最優先です。そのうえで、教科書改訂に伴い、一問一答形式の知識を問う問題ではなく、記述形式の問題や思考・作業を必要とする問題が増加しているため、それに対応する力が必要となります。

 

正しく読み取る力

問題文やグラフ・表から、必要となる条件や求められていることを読み取る力。国語や理科の実験考察など、自分の知識だけで解くのではなく、問題文にある情報から「見つける(正しく読み取る)」力が求められています。

 

考察する力

初見の問題であっても、与えられた条件や情報を整理し、解を導く力。普段から「見たこ

とがあるから解ける」ではなく、普段からどのように情報を整理するか、どのような順で

考えるかといった訓練が必要です。

 

素早く処理する力

情報の整理や優先順位付け、また計算といった作業を短時間で処理する力。普段から、問

題演習の際に時間計測を行い、自分がどの程度時間を必要としているのか把握し、対策

を行う必要があります。

 

正しく記述する力

口語表記ではなく文語表記になっているか、といった正しい日本語を使用しているかに

加え、求められていることに応じる記述力が必要です。

 

 

 

3.石川県の中学受験


 

石川県内ではこれまで12月-1月にかけて

[国立]金沢大学附属中学校

[公立]石川県立錦丘中学校

[私立]星稜中学校、北陸学院中学校

の中学受験が行われていました。

 

来年より、ここに「[私立]金沢学院大学附属中学校」が新しく始まります。中学校毎に特色を出しており、入試問題の難易度も形式も異なります。それも数年単位で変化しているため、現状の知識で判断するのではなく、中学校毎の説明会や塾が行う説明会(東大セミナーでは「6/6全国統一小学生テスト父母会」で実施)等を利用して、情報を更新する必要があります。

 

 

 

4.いつから塾を始めるか


 

石川県内の受験であれば、逆算して考えると(各学年3月始めとします)

 

[小学6年生 8月-12月]

過去問対策、類題演習、面接作文対策

[小学6年生 3月-7月]

小学6年生までの履修範囲修得

[小学5年生 8月-2月]

小学5年生までの履修範囲修得、計算力養成、語彙力養成

 

となります。もちろん、志望校やそれまでの学習により差はありますが、小学5年生の夏休みが、重要な期日であることは確かです。

 

しかし、もう1つ考えなければならないことが、上記「2. 入試問題傾向と求められる力」で記載した、求められる力の育成です。これらは、どの科目というわけではなく、全科目・合科目で考えなければなりません。普段の学習から中学・高校でも通じる学習方法を実践できているか。また躓いた際、「どこに原因があるのか」「どのように解決するのか」考える機会を設けることが重要です。そしてこれは、早ければ早いほど良いです。5W1Hを利用した声掛け等、ご自宅で行える部分は行ったうえではありますが、私たち大人と求められるものが変化している以上、小学校低学年のうちから上記育成を意識した塾であれば、早すぎるということはないでしょう。

 

ただ、県外受験(県外の難関私立校)となれば、話は別です。東大セミナーでは予習型の四谷大塚を行っておりますが、こういった教材・システムを用いて少なくとも小学4年生(志望校によっては小学3年生)から対策を始める必要があります。

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