皆さんこんにちは。
石川県金沢市・野々市市・白山市の学習塾 東大セミナーの吉長です。
今回は、「テストの点数があがる宿題のやり方」についてお伝えします。
目次
宿題は何のために行うのでしょうか?
基本的には授業の予習や復習のため、そして勉強した内容の定着をはかるために行うものだと思います。
しかしながら、宿題自体は「やらなきゃいけないから取り組む」といった、【義務的に行うもの】という認識に陥りやすいのも事実です。
宿題提出の締め切り日があり、必ずしも自分のペースで進めていけない状況があるからです。
ただ、やらされる宿題ほど、学習の効果が薄まるものはありません。
これはもう永遠の課題のようにも思えますが、宿題をやることで学習の効果(テストの点数アップや志望校合格など)が上がれば、より能動的に取り組む状況が作れると思いませんか?
まず、「宿題として言われた通り行う。」ということが、能動的ではなく、受動的に行うものとなってしまいます。
では、どのように取り組むと能動的になるのでしょうか?
どうせなら成績が上がる取り組みになるのが望ましいですが、能動的になるものあれば、何でも構いません。
「宿題をやる」ということに自分のルールをつけ足してみます。
例えば、「宿題用のペンを決め、それしか使わない」や「勉強する教科と時間を時間割のように決めて行う」「この教科はこの時間帯にやる」「この教科はこの場所、この机でやる」などルールは何でも構いません。
“自分で決める”ということ、そして “やり遂げる”ということが大事なのです。
他の人が採用していないようなルールを考え、取り組んでみると良いです。
ノートまとめなど学習に必要なことをリストアップしてみて、書き出してみてください。
例えば
①ワーク1回目(2回目が必要な問題をチェック)
②各教科ノートまとめ(理科・社会・数学)
③ワーク2回目(3回目が必要な問題をチェック)
④ノートチェック(まとめたノートの読み返し)
⑤テスト形式で実践練習
どうまとめてよいか分からない場合は、まずは問題集のまとめページをそのまま写すことをおススメします。
繰り返し、写していくことで、まとめ方が身についてきます。
また、まとめたノートには感想などのメモを残すと、あとで見返しやすくなります。
宿題もそうですが、勉強は1回しただけでは、その内容は身につきません。
それは人間が忘れる生き物だからです。
優秀な人ほど、忘れることを自覚し、忘れないための行動をとることで、内容が定着していくのです。
上記に書いてある通り、勉強は反復が重要です。
繰り返すための仕組みを勉強の中に取り入れることが、学習の効果を高めます。
そのうえで実践してほしいことがあります。
「問題の仕分け」です。
さきほど書きましたが、問題集の1回目の目的は「2回目をやる必要がある問題」を見つけることです。
苦手な単元においてもすべての問題ができないのではなく、その中でできる問題、わかるけど自信がない問題、完全に意味が分からない問題などに仕分けられるのです。
問題に対しての一問一問の印象がその後の定着につながるので、印象付けを行うことは効果を高める重要な行動になります。
上記内容は一つの考え方ですが、実践すると間違いなく効果がでます。
この「実践してみる」ということが重要なのです。
初めてやることに不安や抵抗があるかもしれませんが、自身の行動を変えないと人間は成長しません。
成績を上げたい、また成績が上がったら嬉しいという気持ちを確認しながら、勉強のやり方を工夫し、「やらされる宿題」から、「自分の課題を解決する宿題」になるように取り組んでみましょう。
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