東大セミナー通信

2021.02.20勉強法

『英語長文いっぱい読んで慣れる』は危険!そろそろ長文読解を頑張りたい高校2年生へ...


高校2年生の皆さん。

こんにちは、

東大セミナー金沢南校の山田です。

 

前回の記事

『英語長文いっぱい読んで慣れる』は危険!

そろそろ長文読解を頑張りたい高校2年生へ①

に続き、英語は「いっぱい読んで慣れる」

だけでは点数は伸びない!

ということについてお伝えします。

 


目次

1 前回のおさらい

2 長文を速く読むことができない原因②

  構文・文構造の把握力が不足している

3 解決方法

4 構造把握力が求められる文・構造が複雑な文の特徴


 

1 前回のおさらい


 

前回は、

「語彙や文法の力が足りなければ、

速く読むことはできない」

ということをお伝えしました。

 

これは、「とりあえず一通り覚えていれば良い」

ということではなく、繰り返し暗記して、

「すぐに思い出せるレベル」にしなければ

長文を速く読むことはできないということです。

 

ちなみに、英語の長文をいっぱい読むことに

全く効果が無いという訳ではありません。

むしろ、最終的には英語の長文を

いっぱい読んで、慣れることも重要なのです。

 

英語の長文をいっぱい読むことの効果が出るのは、

前回もお伝えした、3つの原因を解決した後です。

 

①単語・イディオム・文法事項の暗記が不十分

②構文・文構造の把握力が不足している

③英語の文章構成・問題構成に慣れていない

 

この3つの原因を解決した後は、

読めば読むだけ英語の長文が速く読めるようになります。

 

ただし、3つの原因が解決さえすれば、

すぐに速く読めるようになるという訳ではなく、

その後に「英語の長文をいっぱい読んで慣れる」

というプロセスが必要になります。

気をつけてください。

 

それでは、

速く読めない原因②について説明します。

 

 

 

2 長文を速く読むことができない原因②

   構文・文構造の把握力が不足している


 

まず、次の文を訳してみましょう。

「えー」と思った人も

とりあえず見てみてください。

 

単語を調べても良いです。

訳せるでしょうか?訳せた人はGOOD!

5分悩んでも訳し方が分からない場合は

英文の主述、修飾被修飾、接続の関係を把握して、

意味のまとまりをとらえる

「構文把握力」が不足しています。

 

Education must not be limited to our youth but must be a continuing process through our entire lives, it is only through knowledge that we, as anation, can cope with the dangers that threaten our society.

 

ポイントはいくつかありますが、

not but の構文、it is that の形で

強調構文になっていることです。

また、副詞句の挿入があり、

訳し方に悩むかもしれません。

 

 

(例)

教育は若い時代に限られておらず、

われわれの全生涯を通じ

継続して行われるものでなければならない。

なぜならば、知識を通じてのみ、

我々は、一つの民族として、

われわれの社会をおびやかす危険に

対処することができるからである。

 

 

構造把握力が足りていなければ、

「読める文は読めるけど、

 読めない文もある」状態です。

 

例えば、

「時間をかけて読んだけど、

 内容が頭に入ってこない」、

「繰り返し読んでしまう文がある」

といったことに心当たりがある人は、

構造把握力や構文知識が足りていません。

 

言わずもがな、

構造が正確に把握できなければ、

内容を正しく読み取ることができません。

 

その結果、

なんども段落を読み返したり、

内容を文脈で推測したり、と

「英文を読む」という作業とは

違うところに時間をかけてしまい、

速く読めない原因となっているのです。

 

 

入試問題は本当にうまくできていて、

構造が複雑な文が

長文読解の問題の中に必ず入っています。

 

そして、構造が複雑な文が

設問に関係していることも多いのです。

全体がなんとなく読めていても、

設問に関係している文を

正確に掴めなければ、速く読んでも、

正解することができないのです!

 

構造把握力や構文知識を身に付けずに、

とにかく読む練習だけをしていると、

題材によってはすんなり読むこともできてしまいます。

これは、なんとなく速く読めるようになった

気持ちになってしまい、非常に危険です!

 

 

 

3 解決方法


 

構造把握力が求められる文・

構造が複雑な文とは何か

ということを考えるところから始めます。

 

 

4 構造把握力が求められる文・

  構造が複雑な文の特徴


 

  • 準動詞(不定詞・動名詞・分詞)が使われている文
  • 節が多い(接続詞・関係詞・同格thatなど)
  • 特殊構文が使われている(形式主語・形式目的語・強調構文・倒置・省略など)

 

この3点に共通するのは

文が長くなるということです。

長くなる原因がこの3つであるといってもよいです。

 

準動詞を利用すれば、

文の要素でどこでも文字が多くなります。

 

また、準動詞の中で節を作り出すこともできるため、

複雑になりやすいです。

 

さらに、接続詞や関係詞は節

(主語・動詞で始まる1文のこと)を

導く詞ですから、必然的に文が長くなります。

 

特殊構文が使われるケースでは、

その構文の構造を知らなければ、

どこから訳したらよいのか分からなくなるでしょう。

 

まずは、準動詞・接続詞・関係詞・同格といった

文法単元がよくわかっていない人は、

そこから復習しましょう!

 

復習の仕方は、学校でもらっている分厚い参考書

(forest、beなど)の各単元の説明を改めて読み、

不明な点は質問するようにしましょう。

 

次に、特殊構文を使った文に関しては

「英語構文〇〇」といった参考書が多く出ていますので、

そちらを参考にすると良いです。

自分の知らなかった構文に関しては、

例文を声に出して、覚えていきます。

 

そのうえで、「精読」を実施します。

精読とは一つの文を構造分解して、

文の要素に分けた上で

言葉の意味をつないでいき、

構造的に正しく訳す練習です。

 

題材は教科書でも模試の見直しでも、

問題集でも構いません。

 

しっかり構造が掴んだうえで訳せているか、

模範解答と照らし合わせて行きます。

自分の訳に自信がなければ、

英語の先生に見てもらいましょう!

 

東大をはじめ、国公立大学の2次試験では

英文和訳の問題が出る大学がありますが、

この精読をすることで、

得点源にしていくこともできます。

 

また、構文の知識は

そのまま英作文にもつながります。

 

私が担当してきた、英語の点数が伸びきらない

高校2年生(新高校3年生)の多くが、

この構造把握力に課題があり、

解決した途端に英語の得点が飛躍的に向上しました。

 

ちなみに、5文型・文の要素・品詞・節・句

といった言葉の意味や使い方が分からなければ、

解説や参考書の内容を正確に理解することはできません。

 

もし、「なんとなく」で

これらの事項を済ませているようであれば、

まずは5文型から勉強していきましょう!

 

 

東進では、構文把握力を飛躍させる授業を揃えています。

なかでも安河内哲也先生の

「基礎から偏差値アップ」という授業は、

まさに文法は一通り学習し、

精読に移っていく段階にある生徒におすすめです!

 

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