東大セミナー通信

2021.08.06入試対策

2021年度星稜中学校入試を振り返って


皆さんこんにちは。東大セミナーの町田です。今回は、「星稜中学校の入試」についてお伝えします。

野球やサッカーなどの部活動で全国的にも有名な石川県の「星稜」ですが、2017年度に中高一貫コースが設置され、星稜中の受験イメージが一新されました。小学校でスポーツの県選抜に選ばれた人であっても、受験当日の点数如何では合格することはできません。保護者の方には、まだ一昔前の星稜中のイメージを持たれる方もいらっしゃいますが、入学試験も、入学後の勉強も中高一貫校になってからはがらりと変わったことをまずお伝えしておきます。そして現在のコロナ禍、お子様の為により良い学習環境を求め、教育内容や施設が充実し、高等学校への入試が無い事で大学入試に向けて注力できると言った点でも、県内外からとても注目されています。中高総合寮ができる事もその表れかと思います。

では、順を追って2021年度の星稜中学校入試を振り返ってみます。

 


目次

1 2021年度星稜中学校入試結果

  2021年度星稜中学校入試

  受験者数・合格者数・入試倍率

2 星稜中入試を振り返って

3 今後の星稜中受験対策

  【国語】

  【算数】

  【理科・社会】

  【面接】

4 最後に


 

 

1 2021年度星稜中学校入試結果


先日、星稜中学校の先生と話す機会を設けていただき、2021年度受験の詳細を伺うことができました。(以下、数値の公表に関して許可をいただいております)

 

 

・2021年度星稜中学校入試

 受験者数・合格者数・入試倍率

  • 受験者154名
  • 合格者108名
  • 不合格者46名
  • 倍率1.43倍
  • 合格者108名のうち星稜中専願者93名
  • 他の中学校との併願者は15名

 

 

・志願者の平均点

  • 国語 62.1点/100点
  • 算数 51.6点/100点
  • 社会 26.3点/50点
  • 理科 31.8点/50点
  • 全体 171.8点/300点

※合格ラインは5割以上

 

 

今年度は県外からの受験者が1割を占めました。県外からの受験者は、昨年より約10%増えています。特に都市部からの受験者は4年生になる前に通塾を始め、受験対策を行っているようです。詳しくは星稜中学校の学校説明会にてご案内があるそうです。ご興味のある方は学年に関係なく参加できますので、早めに情報を集めておくことをお勧めします。

星稜中学校学校説明会の案内ページはこちら

 

 

 

2 星稜中入試を振り返って


今年はコロナ禍ということもあり、出題範囲が限定された入試となりました。

出題範囲が限定されたとはいえ、例年と比べるとかなり特殊な状況でしたので、お子様だけでなく、親御さんも受験対策について大変な思いをされたことと思います。そして蓋を開けてみると、例年以上に受験者が多かった現状。これは星稜中学校・高等学校のサッカー部や野球部の人気の高さだけではなく、このような時代だからこそ、より良い学習環境を求めている方が多いからだと考えます。

また、入試問題のレベルは例年並みでしたが、受験者のレベルが上がっているという印象を受けました。さらに今年は中学・高校の総合寮ができ、県外はもちろん、県内でも幅広いエリアから受験を検討する人も増えるでしょう。

受験者の受け入れ体制は整っているようですので、仮に受験者が増えたとしても倍率は1.4倍台に落ち着く可能性が高いですが、間違いなく受験者のレベルは上がると予想しております。

 

 

 

3 今後の星稜中受験対策


2021年度入試では、配点の高い算数、国語の点数で合否が分かれた印象があります。それをふまえて各科目の注意点を挙げます。基本的には小学校の教科書を完璧にしておけば大丈夫ですが、学校の小テストでは80点~90点位でも、入試問題には歯が立たないという生徒も多いのが現状です。受験レベルの対策が必要かどうか、早めにご判断をいただくため、是非過去問に目を通して下さい。

 

【国語】配点 100点

漢字や熟語、ことわざ、慣用句の問題で大きく差がつきます。知識量が問われるので、日ごろから漢字や熟語、ことわざ、慣用句を学習しておくことが大切です。多くの知識を入試直前の短期間で身につけることは難しいので、5年生や4年生ごろから対策を始めることをおすすめします。また、100字~150字程度の作文や記述問題も出題されます。書いて表現する事が苦手な生徒が多く、練習をしたかどうかで大きく差がつきます。第三者の添削が必要で手間がかかるので、ご家庭で苦戦をするようであれば、是非我々にお任せ下さい。

 

【算数】配点 100点

星稜中の算数の入試問題は一見すると難しいですが、対策は十分可能です。ただ、全ての土台である計算力(速く正確に解く力)を身につけることが大前提です。意外と5年生の内容が抜けている生徒が多いです。演習量が必要ですので、早めの対策をおすすめします。今年の受験では、体積の問題で差がついたそうです。また、会話形式で問題文が長いものがあり、慣れておく必要があります。

 

【理科・社会】配点 各50点

「覚えれば良いだけ」との認識で、対策がおろそかになる2科目です。春休み、夏休み、冬休みなどの長期休暇で集中して対策することは可能ですが、星稜中入試のポイントを押さえる必要があります。社会は用語を漢字で書けてない、または漢字を間違える生徒が多かったようです。「工業地帯」「季節風」「漁業の種類の説明」など、問題集では必ず載っているような問題でも差がついたとのことです。理科では実験に関する問題が多く出題されています。なぜその実験を行い、そして実験の結果から何が言えるのかを表現できるようにしておきましょう。

 

【面接】配点???

星稜中ならではの面接対策も必要です。志望理由など、一般的に聞かれる一問一答形式に加え、グループで話し合う形式(2021年度はコロナにて実施されませんでした)があります。とくにグループ形式は、与えられた立場になって考え、一人ひとり発表するもので、表現力、思考力、コミュニケーション能力を見られます。私たち東大セミナーにお任せ下さい!ご家庭でも面接対策のご協力を頂けると更に効果的です。

 

受験に合格をするためには、現状を正しく理解し、目標まで学力を上げる必要があります。その為にお子様一人ひとりに最適なコーチングが何より必要となります。正しい学習方法が身につけられるように、必要な学習量が確保できるように、東大セミナーではコーチングしています。その点は塾にお任せいただけたらと思います。ただ、ご家庭でのお子様への接し方もとても重要となります。

 

 

最後に


中高一貫教育校になり5年目、入学時の学力が以前に比べベネッセ模試では偏差値6以上上がっているとの情報がありました。繰り返しますが、その点からも受験生の学力が上がっている事が伺えます。星稜中から近い校舎として、こうして星稜中合格を目指して努力する多くのお子様、そしてそれを支える親御様と数多く接する機会をいただき、ここでは書ききれない程の多くの思いがあります。是非皆様のお力になれればと思いますので、ご相談がありましたらお気軽にご連絡下さい。

 

 

 

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