東大セミナー通信

2021.02.27保護者通信

独学で勉強を進めるための5つのポイント(...


皆さんこんにちは。東大セミナーの篠原です。

今月のおススメ本は

“東大教授が教える独学勉強法“です。

 

東大セミナーで勉強してくださっている生徒も

最終的には社会に出て、

一人で勉強できなくてはなりません。

 

今回は、本書に掲載されている

独学で勉強を進めていくためのポイント

をこの記事でご紹介いたします。

 

 


目次

0 本の情報

1 人によって物事の理解の仕方は違う

2 自分の理解の仕方に合った教材を選ぶ

3 いきなりフルパワーで勉強しない。勉強のための準備運動をする

4 自分に合う勉強のコツを探る

5 自分で考えるクセをつける

6 最後に


 

 

 

 

 

本の情報


 

著書名:柳川 範之

出版社: 草思社

価格(税込):1430円

 

 

 

人によって物事の理解の仕方は違う


 

同じジャンルの本でも

この本はわかりやすいけど、

 この本はわかりにくいな

と思ったことはありませんか?

 

また、同じ内容の話でも

この人の説明ではわからなかったけど、

 別の人から同じような説明をしてもらうと

 よくわかった

という経験は無いでしょうか?

 

実はそれは、

その人の説明の仕方の良し悪し」の

問題だけではありません。

 

人によって「理解の仕方」が

異なることに原因があるのです。

 

 

 

例えば、図やグラフを用いて

視覚的な効果も交えながら

説明された方が理解しやすいという人も居れば、

文章で論理的に説明された方がわかりやすいという人も居ます。

 

 

 

だから

人気のある先生の授業を聞いても

 全然わからないから、

 自分は頭が悪いんだ・・・

有名な本を読んでも

 さっぱりわからなかった・・・

などと落ち込む必要はありません。

 

 

 

自分の理解力が劣っているという訳ではなく

ただ、自分の「理解の仕方」に

合わなかっただけなのです。

 

 

 

 

自分の理解の仕方に合った教材を選ぶ


 

「人によって物事の理解の仕方は違う」

ということはつまり、自分自身にも

特有の「理解の仕方」があるということです。

 

 

「自分の理解の仕方」を

把握した上で勉強するのとしないのとでは

大きな差がつくことになります。

 

 

もし自分で参考書やテキストを選ぶ機会があれば、

同じようなものの中から2、3冊見比べてください。

 

 

自分が「わかりやすい」

「この本なら勉強できる」と思えるような、

自分と相性の良い参考書やテキストを選ぶ方が良いでしょう。

 

 

 

 

いきなりフルパワーで勉強しない。

勉強のための準備運動をする


 

例えば、

「一週間以内に-10kg!」と

意気込んでダイエットを始めても

あまり長続きしないですよね。

 

本書には

最初から意気込みすぎたり、

目標を高く持ってしまうと必ず失敗する

とあります。

 

 

独学は長期戦です。長い間勉強し続けるには

それなりの準備期間が必要なのです。

 

このページを読んで下さっている方は

受験に合格したい」「志望校に合格したい

と明確な目標をもって勉強している人も多いと思います。

 

 

たとえ最終的なゴールが明確であっても、

自分の理解の仕方や

自分に合った勉強のペースを理解したうえで

計画を立てる方が良いでしょう。

 

 

 

 

 

自分に合う勉強のコツを探る


 

長時間勉強すれば頭が良くなる

と思っている人はいませんか?

 

確かに、

ある程度の学力を身に着けるためには

それなりの勉強時間が必要でしょう。

 

しかし、とにかく

「長時間勉強していれば学力が上がるか」

というと、そういう訳ではないのです。

 

 

 

本書ではゴルフが例に挙げられていますが

ゴルフのスイングの仕方も、

ちょっとしたコツを覚えるだけで

スコアが大きく変わってきます。

 

 

 

勉強も同じです。

「どうやったら自分が理解しやすいかな」

「どうやったらもっと覚えられるかな」

と考えながら取り組むだけで、

自分に合った勉強のコツが身につきやすくなるということです。

 

著者の柳川さんは、暗記科目が苦手だったので

歴史であれば、

「産業革命が起こったために都市に人が集中して

それが新しい階層を生み出す原因となり

新しい経済環境を生み出していく」

という風に、

全体の動きやつながりを考えながら勉強したそうです。

 

 

 

 

自分で考えるクセをつける


 

皆さんは

教科書や参考書に載っていることについて

「これは本当に正しいのか?」

と疑問に思うことはありますか?

 

恐らく、ほとんどの人は疑問を持つことは少なく、

教科書や参考書に書かれていることを覚えることが

勉強だと思っていることでしょう。

 

しかし、本書には

本の内容や聞いたことをそのまま頭の中に入れるだけでは

本当の意味で学んだことにはならない

とあるように、

本に書いたことや人から聞いたことを

ただ知識として知るだけでは、勉強したことにならないのです。

 

偉い先生の言っていることや

教科書で得た知識を

鵜呑みにするだけではなく、

もう一度自分で組み立ててみる。

 

場合によっては、

その知識が本当に正しいのか?という

反論も含めて考えていくことが学びのプロセスなのだそうです。

 

つまり、偉い人から言われたことや

本に書いてあることに

「ふうん、そうか、なるほど」

と、ただ納得するのは本質的な学びではないということです。

 

 

受験勉強をする際に、逐一

「この参考書に書いてあるこれは本当なのか?」

と疑問に思っていたら、

キリがないようにも思いますが・・・

 

逆に言えば、

「勉強ってつまらないな・・・」と

自分が思い始めたときは、

自分の思考が働き始めた

 (=学びのプロセスの中にいる)

ともいえるのではないでしょうか。

 

「何故勉強がつまらないと思うのか」

「どうしたら勉強が楽しいと思えるようになるのか」

など、一見ネガティブに思える考えも、

押さえつけずに思考し続けることが

学びのプロセスとなり、

より深い学びになっていくのではないでしょうか。

 

 

 

最後に


 

私も、実業系の高校にいたので

センター試験の対策は、

高校では殆ど行っておらず、

センター試験のための勉強は殆ど自分で行っていました。

 

高校3年生になる前に、模試を受けて

英語の点数が散々だったので

英単語帳を買ってみたのですが

単語帳では中々覚えられませんでした。

 

むしろ、過去問や例題集を

わからなくてもとりあえず解いてみて、

後でわからない単語の意味を全て辞書で調べる、

ということをした方がよく覚えられました。

 

 

 

ところで、

「塾って”勉強を教える場所”なのに、

 “独学で勉強する方法”を紹介するのって

 おかしいんじゃない?」と

思われた方もいらっしゃるかもしれません。

 

しかし、東大セミナーが育成したい人物像は

「自修自得の精神を持つ人」です。

 

「自修自得の精神を持つ人」とは、

「自ら問いを発し、

 自ら答えることのできる人」のことです。

 

「独学で勉強できる人」はまさに

「自修自得の精神」を持った人といえるのではないでしょうか。

 

 

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