東大セミナー通信

2021.03.31勉強法

【受験生必読】苦手を卒業!物理の勉強法


皆さんこんにちは。

東大セミナーの花房です。

 

「物理の勉強はしているけど、

点数が思うように取れない!」

「学校の授業はわかるけど、

模試・テストでは点数が取れない…」

「教科書を読んでもよく分からない」

という状態ではありませんか?

 

物理は得意不得意(好き嫌い)が

大きく分かれる科目です。

 

ですが、物理の勉強の仕方が分かり、

点数が取れるようになれば、

物理は最も面白い学問の1つです!

(物理専攻出身の偏見も入っていますが、

間違いなく面白いです!)

 

今回は、物理をできるようになりたいと

思っている皆さんに向けて、

物理の勉強法」についてお伝えします!

 

 


目次

0.「1回で完璧」ではなく「何周もして完璧」に!

1.物理の原点は「現象理解」

2.参考書を使って、現象をイメージしよう!

3.3つのポイントで苦手を卒業!

4.問題演習は必要?

5.まとめ


 

 

 

0.「1回で完璧」ではなく

 「何周もして完璧」に!


 

物理の勉強法に入る前に

大前提を押さえておきます。

 

この記事を読んでくださっている方の多くは、

高校生や大学受験を志している方だと思います。

 

物理に限った話ではありませんが、

以下の勉強法はN Gです。

 

「テキストを1ページから順に進め、

完璧に理解するまでじっくりと取り組む。」

 

1ページから順に進めることは

間違ってはいませんが、「完璧に理解」

しようとすることは絶対にやめましょう!

 

1回目の実施タイミングで全ての

内容を完全に理解する必要は全くありません。

 

高校生の今、中学生の「関数」の問題を

学び直してみてください

(イメージでも大丈夫です)。

 

中学生の当時、あんなに難しかった問題が、

解説を見てもよく分からなかった問題が、

少なくとも解説を見れば

簡単に理解できるようになっていませんか?

 

初めて学ぶ際に理解できなかった内容でも、

その学問(単元)を一通り勉強し終えた後に、

もう一度学習をすると理解できることは

たくさんあります。

 

受験勉強では、「今」理解しなくても

「入試まで」に理解できればO Kです。

 

むしろ、「今」の理解に固執し、

学習スピードが落ち、入試に間に合わないことを

絶対に避けなければなりません。

 

「分かるまで先に進まない」

勉強法からは卒業しましょう!

 

 

 

 

1.物理の原点は「現象理解」


 

点数が取れるようになるための

物理のポイントは、ずばり「図を書く」です!

 

「なんだそんなことか」と思った人も、

もう少しお付き合いください。

 

「図を書く」ことが重要である理由は、

そもそも物理学がどのような学問であるかが

関係してきます。

 

皆さんは【物理学】とは、

どのような学問かご存知ですか?

 

物理学とは、自然界で起こる現象を

できるだけ簡単で普遍的に説明しよう

という学問です。

 

普遍的とは、ひとつの見方が、

非常に広い範囲の自然現象にあてはまる、

ということです。

 

例えば、

地球においてりんごが木から落ちることと、

宇宙の星々の運動が同じ見方(考え)で

説明できるのではないかと考えるのが物理学です。

 

大学受験に向けて勉強している皆さんに

知って欲しいのは、物理学とは

「自然現象を説明する学問」であるということです。

 

決して、

公式を使って計算をする学問ではありません。

 

物理において最も重要視しなくてはいけないことは

「現象の理解」であり、問題となっている現象が

どのような現象かを理解するためには、

「現象を図示する(説明する)」力が必要です。

 

 

ここまで読んでくださった皆さんなら

もうお分かりかと思いますが、

物理の勉強をする際は、

「問題となっている現象はどのような現象なのか」

と考えながら「図を書く」ようにしましょう。

 

目的意識を持つことで、

勉強の効率は大きく向上します。

 

 

 

 

2.参考書を使って、

 現象をイメージしよう!


 

高校物理には大きく5つの単元があります。

 

  • (1)力学
  • (2)波動
  • (3)熱力学
  • (4)電磁気学
  • (5)原子

 

力学は、比較的イメージのしやすい分野であり、

自身で図示しながら現象を理解しやすい分野です。

 

熱力学や電磁気学は、

力学と比べるとスケールの小さい

(対象物が小さく目に見えない)分野で

イメージがしにくいです。

 

そこで頼りになるのが「参考書」です!

 

現象の理解、イメージに重点をおいたテキストは

書店にたくさん並んでいます。

 

パラパラと中身を見て、図が多い参考書は

現象の理解に力を入れている

テキストであることが多いです。

 

このような参考書を用いて、

現象の理解に努めましょう。

 

初めは、テキストの図を

写すだけでもO Kです!

 

東大セミナーオススメ参考書

現象理解向け

 

 

 

 

 

3.3つのポイントで苦手を卒業!


 

以下の3つポイント押さえて

物理の勉強を進めましょう!

 

①現象を図示する


 

問題を読んだら、

まずは現象理解のために図示しましょう。

 

図示する際は以下の点に注意です!

 

・誰が見てもわかるように書く

 

物理の根本は「普遍的に説明する」ことですから、

誰が見てもわかるように心がけることが大切です。

 

自身の字のサイズの1.5倍〜2倍の

サイズで書くと、見やすい図になります!

 

1ヶ月後の自分が見ても

理解できる図を心がけましょう。

 

 

・力、速度などを書き込む

 

何がわかっていて、何がわかっていないのかを

明確にすることは現象の理解の第一歩です。

 

物体にはたらく力や物体の速度、加速度など、

図に登場する物体に関してわかっていることは

図に書きこむようにしましょう。

 

 

 

②単位に注意!


 

計算をする際は、

「単位」も一緒に書くようにしましょう。

 

特に、文字にも単位があることを

忘れないでください。

 

単位を意識することは、数字や文字の

物理的意味を把握することに直結し、

現象を理解するために大きく役立ちます。

 

 

以下に具体例を示します。

 

やや複雑になりますので、

読み飛ばしても大丈夫です。

 

例)質量m [kg]の物体が、

地上から高さh [m]の地点において、

速度v [m/s]で運動している。

重力加速度をg [m/s2]とする。

 

このような状況に対して、

m + hという量を考えることはナンセンスですね。

 

単位を一緒に書けば

m [kg] + h [m] となり、

質量と長さを足していることが明確に分かり、

これは明らかにおかしいことが分かりますね

 

一方で

mv2 + mgh という量はどうでしょうか。

 

単位を一緒に書くと

mv2 [kg・m2/s2]+ mgh [kg・m/s2・m]=mv2 [kg・m2/s2]+ mgh [kg・m2/s2] 

となり、単位が揃っているため、

mv2 + mgh という量は

物理的な意味を持つと推測できます。

 

ちなみに[kg・m2/s2]という単位は、

エネルギーの単位である[J]と等しいです

(運動エネルギー、位置エネルギーで覚えている!

 という方も多いかと思いますが、

 実はこのような背景があったのです!)。

 

単位を一緒に書くことで、

自身が何について考えている(計算している)

のか、文字の掛け忘れなどを

確認することができます。

 

 

 

③公式は暗記しない


 

公式の暗記は非常に危険です。

 

自然界で起こる現象をできるだけ簡単で

普遍的に説明したものが公式です。

 

公式はどこからか湧いたものでも、

急に空から降ってきたものでもありません

(公式が空から降ってくるってなんやねん)。

 

物理学者たちが現象を図示し、考え、

時に実験をして証明し導き出した式が公式です。

 

公式には意味があります。

 

公式に現れる文字の単位に注目し、

その公式がどのような現象を表しているのかを

理解するようにしましょう。

 

既に述べている「現象を図示する」や

「参考書を使った勉強法」と同じように

勉強をすると良いでしょう。

 

 

 

 

4.問題演習は必要?


 

ここまでの内容を踏まえ、

「問題演習はあまりいらないの?」と

思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

結論から言うと、問題演習は必要です。

問題演習の量を取らないと

テストで点数をとることは難しいでしょう。

 

ただし、

ただ問題を解いても点数は伸びません。

 

問題演習の量を増やす目的は、

「現象のストックを増やす」ことです。

 

現象理解こそが物理の根本です。

 

様々な現象と出会い、図示しながら

現象理解をすることが点数向上につながります。

 

「様々な現象と出会う」=「多くの問題を解く」です!

 

問題演習では、現象理解を重視しましょう。

 

公式の意味が理解できていれば、

現象を理解することでどの公式を

使うべきかが自然とわかるようになります。

 

 

 

 

5.まとめ


 

いかがでしたか?

物理学の本質から勉強法を考えました。

 

高校で学習する内容は、各学問の基礎です。

 

それぞれの学問がどのような学問であるのかを

知ることで、効果的な勉強法を

知ることができるでしょう。

 

それは決して「暗記」だけの

勉強に依るものではないはずです。

 

 

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