東大セミナー通信

2021.04.08勉強法

『英語長文いっぱい読んで慣れる』は危険!...


高校2年生の皆さん。

 

こんにちは、

東大セミナー金沢南校の山田です。

 

3回にわたって、

英語は「いっぱい読んで慣れる」だけでは

点数は伸びないということをお伝えしています。

 

 


目次

・前回までの振り返り

・英語長文を速く読めない原因③

 「英語長文の型を理解していない」

・対策


 

 

 

 

前回までの振り返り


 

第1回は語彙や文法の力が足りなければ、

速く読むことはできないことをお伝えしました。

 

第2回は構文の・文構造の把握力がなければ、

正確に訳すことができないだけでなく、

何度も何度も同じ文を読み、

スムーズに訳せず時間がかかってしまうことを

お伝えしました。

 

最終回は「英語長文の型」について

お伝えしていきます。

 

それでは、速く読めない原因③について説明します。

 

 

 

 

英語長文を速く読めない原因③

「英語長文の型を理解していない」


 

英語にはある程度決まりきった、

文の型(展開)があります。

 

日本の文では「起承転結」という型があり、

この型に当てはめて文を作成すると、

分かりやすく面白い文が書けるというものです。

 

英語にも、多くの人が分かりやすいと感じる

文の型(展開)があります。

 

もちろん、日本人が書いた文すべてが

起承転結の型になっているわけではないように、

英文でも例外があります。

 

共通テストの大問1に登場するような、

対話文・広告文・案内文はその一例です。

 

しかし、それらを除けば、

大学入試に出題される長文はほぼ同じ展開です。

 

この型(展開)を理解して、

段落ごとの役割や意味を知っていれば、

文全体の要旨が分かりやすくなり、

速く読むことにつながります。

 

逆に言えば、語彙を修得して、

文構造の把握力を高めたとしても、

一文一文を正確に訳す力しかなければ、

訳せたけど、文全体の意味が掴めず、

全体を通した問題に正解できないことになります。

 

これが、速く読めない原因③

「英語長文の型を理解していない」です。

 

では実際、その型とはどんなものか、

説明していきます。

 

入試で出題される論説文は、

必ず1つのテーマを取り上げ、

それについて論じています。

 

そして、その文章全体を通じて、

筆者はそのテーマに関する自分の主張を、

読者に十分に理解・納得してもらうように文章を構成します。

 

具体的には次の3つの構成で成り立ちます。

 

 

Intoroduction(導入)

テーマの提示・問題提起・筆者の主張

⇒最初の1段落

 

Body(本論)

主張の根拠+理由

⇒途中の段落

 

Conclusion(結論)

筆者の主張(言い換え)

⇒最後の段落

 

 

基本的には、最初の段落で筆者の主張が入ってきます。

 

そして、その後主張を根拠づけ、

読者にイメージを沸かすための具体例が記載されます。

 

最後の段落で、まとめとして主張を繰り返します。

 

こうした構造を把握することがなぜ大切かというと、

英文に知らない単語が出てきて、

文の意味が読み取れなかったとしても、

その文が果たしている役割

(=根拠となるデータを示す、例を挙げる、など)

さえ理解できれば、

文章全体の主旨を理解する上では

障害とならないのです。

 

これは英文を読むスピードを上げるためにも、

効果的なテクニックとなります。

 

このように、

論説文での「論」の展開が

しっかり頭に入っていれば、

読解するということが

とても楽に感じられるようになるはずです。

 

 

対策


 

型を理解しても、実際に模試や入試で

読解に活かすためには

良問で展開を肌身で感じながら

演習することが必要になります。

 

東大セミナーでは高校生向け指定教材として、

元東進講師の福崎伍郎先生の

「パラグラフリーディングのストラテジー」

を扱っています。

 

段落ごとに意味を掴む練習を行うのには

最適な教材となっています。

 

福崎先生は東進での授業は

すでにされていませんが、

映像コンテンツとして

ストラテジーの授業を受けることができます。

 

「語彙も完成した」、

「把握力もつけたけど長文で点数が取れない」

という生徒には最適な授業です!

アマゾン パラグラフリーディングのストラテジー  (1) 読み方・解き方編

 

 

東大セミナーの東進校舎:金沢南校・松任校・東金沢校

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