これで解決!石川県公立高校入試の対策、4 つのポイント! - 石川県金沢市・野々市市・白山市の学習塾 - 東大セミナー
2014.05.19イベントレポート

これで解決!石川県公立高校入試の対策、4 つのポイント!


本日、参加者から毎回大好評のイベント「2014 年第1 回高校合格ガイダンス」が開催されました。

聴衆
中3 生を対象としたこのイベント。生徒たちは「受験生なんだ・・・。」という意識はあるものの、なにをどうがんばればいいのかわからないものです。保護者の皆様もアドバイスしようにも、今の石川県の公立高校入試がどのようなものかわかっていなかったら伝えることができないですよね?
そこで今回の高校合格ガイダンスでは

 

・ どんな問題が出るの?
・ 合格、不合格はどう決まるの?
・ 何点とればいいの?

 

などのような、受験生のいるご家庭ならだれもが思うクエスチョンを、過去のデータから分析した東セミオリジナル資料で解決し、「第一志望高に合格するためにこれからどのように過ごすべきか」といった、内容についても紹介しました。
今回、残念ながら都合により来られなかった方や、このブログで興味をもたれた方のためにガイダンスの内容をかいつまんで紹介していきます。

 

1. 石川県公立高校入試の傾向


入試傾向について説明する西野先生。 とてもわかりやすく納得できる説明で参加者も「なるほど!」というリアクションが多かったです。

 

みなさん石川県の公立高校入試の合否はなにで決定されるか知っていますか?基本的には通知簿評定(学校の成績)と入試得点です。石川県では例年、通知簿評定よりも当日の入試得点を重視する傾向があります。しかし、昨年度は新たな傾向が見られたのです。

東セミの調査では、入試得点を通知簿評定の点数の高さで逆転合格する例はほとんどありません。しかし、昨年度は金沢二水高校受験者で特異な例
「入試得点342 点:通知簿評定3.78 で不合格、入試得点316 点:通知簿評定3.56 で合格」

がありました。得点が342 点だった生徒はなぜ不合格になってしまったのでしょうか。
東セミ独自の見解ですが、342 点で不合格になってしまった生徒の国語の点数は25 点(県の国語の平均点52.9 点)、そのほかの科目では70〜89 点の高得点をとっても、国語でその頑張りが帳消しにされたのです。つまり、極端に点数の低い教科があると5 教科合計点が高くても不合格になることがあるので、科目間のバランスも重視されると思われます。
以上のことを踏まえると、合否の分かれ目は

 

①5教科合計の入試得点
②科目間のバランス
③通知簿の評定などの内申点

 

の3点と分析できます。

 

2. 成績を向上させる「5 つの学習方法」

これは今年度からの新たな取り組みです。5 つとは①基礎の徹底、②授業・予復習、③テスト復習・確認、④志望校別対策(目的別)、⑤心の教育(志)のことです。
担当の川本先生から①〜⑤がいかに大切なことか熱く説明され、参加されたみなさんも真剣な表情で聞いておられました。

川本さん

聴衆190

川本先生の熱い演説に参加者も心を打たれているようでした。

 

3. 夏の学習は「○○」があれば大丈夫!!

担当の吉長先生が登場して第一声に「今、本気で勉強に取り組んでいますか?」。この問いかけに会場はシーンと静まりました。きっと生徒自信本気じゃないことに心当たりがあったのでしょう。
受験生とはいっても中3 生。部活で体力が疲弊し、全体的に学習量が不足しているのが現状でしょう。保護者の皆さんも「早く受験生らしく目標(志望校)に向かって頑張って欲しい」と願っていることと思います。我々としてもこのままの状態で受験の天王山である夏を迎えてもらうわけにはいきません。
「この夏、本気の自分に気づく絶好の機会があります!」吉長先生が力強く訴えます。本気になって、受験生としての覚悟を持って夏に突入し、全力で勉強するために夏期合宿を紹介しました。
夏期合宿では、生徒ごとの学力に応じた「レベル別対策授業」、他校舎のライバルを知り、本気になるきっかけをつかむ「志望校別チーム」、そして「バーチャル入試」。バーチャルといえ実際の入試の空気を肌で感じてもらい、合格発表では本気で笑い、泣くことで受験生として覚醒し、その後に続く夏の学習に集中して取り組み、秋以降も継続する高い学習意欲を喚起させる効果があります。
というわけで「○○」に入る言葉は、志望校に対する強い想いです。この「想い」を培うためにも夏期合宿は有効なものといえます。

吉長さん
いつも優しい笑顔でさわやかイケメンな吉長先生も真剣な表情で臨んでいました。

 

4. 成績アップに必要な3 つの心構え

高校合格ガイダンスの最後は柳生塾⻑のスピーチです。本日のスピーチの要諦は心理学者ミハイ・チクセントミハイのフロー理論。フローとは時間を忘れるくらいにものごとに没頭する状態で、心の状態が「楽しいから」結果も出るようになります。
実際、フロー理論はオリンピックの金メダリストなどスポーツ分野で成功事例があるほか、最近ではビジネスでも取り入れられて成果を上げています。
「生徒にもフローになってもらい、勉強に前向きに取り組んでもらいたい」塾⻑が熱く語ります。
フローになるために紹介したのは

 

① リスペク・トマインド(尊重する)
② チア・マインド(応援する)
③ アプリシエイト・マインド(感謝する)

 

の人間の本能ともいえる三大フォワードについてでした。どんな人であろうとリスペクトする、例えライバルであっても応援する、そして、誰に対しても感謝の心を抱き、「ありがとう」と言うことでフローになれるとのお話でした。

塾長
塾長のスピーチには毎回私たちも聞き入ってしまい、心を打たれます。

 

以上で2014 年第一回高校合格ガイダンスは幕を閉じました。このブログで紹介したことはガイダンス
の一部ですので、これを読んで興味や疑問を持たれた方、その他気になることがある方はお気軽に下記の
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【記事監修者】塾長 柳生 好春


1951年5月16日生まれ。石川県羽咋郡旧志雄町(現宝達志水町)出身。中央大学法学部法律学科卒業。 1986年、地元石川県で進学塾「東大セミナー」を設立。以来、37年間学習塾の運営に携わる。現在金沢市、野々市市、白山市に「東大セミナー」「東進衛星予備校」「進研ゼミ個別指導教室」を展開。 学習塾の運営を通じて自ら課題を発見し、自ら学ぶ「自修自得」の精神を持つ人材育成を行い、社会に貢献することを理念とする。

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