「情熱をもって取り組めるもの」 - 石川県金沢市・野々市市・白山市の学習塾 - 東大セミナー
2012.12.01塾長ブログ

「情熱をもって取り組めるもの」


ものごとを成し遂げるとき「情熱」が必要との意見によく出会う。 なるほどその通りで情熱がなければ何事も長続きせず、集中することも容易ではないだろう。 私はある組織のトップに名乗りを上げたとき、キーワードは「情熱」であった。 そのトップのポジションの先輩は、「従来トコロテン式に押されて出るのが例であったが、 最近は様子が違ってきた。」と冗談交じりに評され苦笑したことを覚えている。

 

私としては、その組織に20年以上も属し、愛着もありその現状に憂いがあるので自ら手を挙げたのである。 その組織は拡大基調から明らかに衰退基調に入り、最近の経済の低迷によりなお拍車がかかっている。 その活性化には「情熱」をもって取り組まなければならないことは自明である。 それは西田幾多郎の「知は愛、愛は知。」ではないが、 私にとって困難を省みずもてる情熱を傾けるに十分な存在である。

 

表題の意図するところは、何かに「情熱をもって取り組む」というのではなく、 あなたにとって「情熱をもって取り組めるもの」はありますか、ということである。 いまのところ無いということであればとても残念なことである。 学業や仕事においても真剣に向き合っていれば必ずそういうものに出会うはずだ。 そういうものとの出会いによって人間性が豊かになり向上していくものだと思うのである。

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【記事監修者】塾長 柳生 好春


1951年5月16日生まれ。石川県羽咋郡旧志雄町(現宝達志水町)出身。中央大学法学部法律学科卒業。 1986年、地元石川県で進学塾「東大セミナー」を設立。以来、37年間学習塾の運営に携わる。現在金沢市、野々市市、白山市に「東大セミナー」「東進衛星予備校」「進研ゼミ個別指導教室」を展開。 学習塾の運営を通じて自ら課題を発見し、自ら学ぶ「自修自得」の精神を持つ人材育成を行い、社会に貢献することを理念とする。

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