こんにちは。東大セミナー広報の篠原です。
「塾の先生ってどんな事を考えているんだろう?」そんな疑問に答えるべく、
東大セミナーの先生をインタビューしました。
記念すべき第一回目は、金沢南校の先生をご紹介します。
前職で大学の先生や助手をやっていたので、
教える相手がすでに「自分が何をしたいか」というのが
決まった状態で学生が入ってきている訳ですよね。
特に、私が行っていた所は芸術系の大学だったので、
学生はやりたい事がはっきり決まった上で来ているんですけれども、
それよりも「何者になろうか」としているような状態の人たちに教えたいな、
そういった教育現場で働きたいな、というのがあって塾の先生を志望しました。
他の方も同じような事をおっしゃるのではないかなと思うんですけども、
相手の悩みとか、相手が抱えている問題に対してソリューション(解決策)を
提示するというのが我々の仕事だと思うんです。
なので、ちゃんとそう言った悩み・問題・課題をしっかりとヒアリングする事ですね。
良かったことは、生徒のやりたい事が見つかった時ですね。
生徒が「こういうのやりたい!」というのが見つかったときは「良かったな」と思います。
逆に大変なのは、中々やりたい事が見つからない時ですね。
例えば、保護者の方って、
「本人がやりたい事をやってくれたら一番いいです」
という方が多いんですよ。
大体10人いたら8人ぐらいがそう答えますね。
残り2人ぐらいは明確な希望を持ってますね。
「〇〇になってほしい」とか、「医者になってほしい」とか・・・あるんですけども。
やっぱり上に挙げたように個別・具体的なアドバイスができたりする事とか
本人がやりたい事にしっかりと応じられることが、塾の先生の一番の魅力なんじゃないかなって思いますね。
正直、工業高等専門学校に行ってる時に文転して違う大学に編入したんで、
自分の受験の経験は高専の受験だけなんです。
でも…何でしょうね「今やれる事を最大限にやった方が良いよ」っていう事ですかね。
う~ん、なんだかんだ言って「人脈」って大事だと思うんです。
例えば、ゼミの先生を選ぶ時にも、「楽な先生」で選んじゃったら、
就職も自分の力で頑張らないといけない事の方が多いと思うんですよ。
私は、行った大学で一番厳しい先生のところで師事したんですよね。
そこで得られたものは人とのつながりだったりもあったなと思います。
学力が上のところがすべからく全部良いとは限らないですけれども、
比較的より良い出会いとか、良い人脈が作れる確率は高まると思うので。
であれば、最大限努力した方が良いだろうなと自分の過去を振り返って思います。
学力であったりとか、趣味の世界であったりとか、
自分の興味関心のある事を続けていれば、何かしらチャンスだったりとか、めぐってくるんですよね。
もしも今の日本に「カースト制度」みたいなものがあれば、
医者の息子は医者にしか絶対なれなかったし、
職業と家っていうのは結び付いてしまいますから。
でも、幸いな事に日本はそうではないので。
それは有難いなと。
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