独学で勉強をすることのメリット・取り組む際の5つのポイント | 東大セミナー

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2021.08.26勉強法

独学で勉強をすることのメリット・取り組む際の5つのポイント


皆さんこんにちは。東大セミナーの篠原です。

「独学で勉強しようと思っているけど、独学でどう進めれば良のだろう」と悩んでいる方も多いでしょう。学生はもちろん、社会人になっても仕事や資格取得のために勉強する必要が出てきます。そんな時、教えてくれる人が周りに居なくて、どうしても独学で勉強しなければならない時もあります。今、学習塾東大セミナーで勉強してくださっている方も最終的には社会に出て、一人で勉強していかなくてはなりません。今回は、そんな「独学での勉強に関するお悩み」を持っている方に「独学で効率よく勉強を進めていくための5つのポイント」を紹介いたします。

 


目次

1.独学のメリット

2.独学のポイント1:自分に合った教材・勉強方法を選ぶ

3.独学のポイント2いきなりフルパワーで勉強しない。勉強のための準備運動をする

4.独学のポイント3自分に合う勉強のコツを探り続ける

5.独学のポイント4綿密に目標や勉強の計画を立てすぎない

6.独学のポイント5本は1回読んだら終わりではなく、繰り返し読む

7.独学の実践例(大学受験編)


 

 

 

1.独学のメリット


「独学って本当に良いの?」「要するに自己流で勉強するってことだけど、本当に試験に合格できるの?」などと、独学することそのものに対して不安を感じる方も多いでしょう。もちろん向き不向きはありますが、独学にもメリットはあります。

 

・独学のメリット1自分のペースで学ぶことができる

人によって理解のスピードや理解の順番は大きく違います。同じことを理解するのに1週間しかかからない人もいれば、半年かかる人もいます。一般的には、同じ内容であれば短い期間で理解できる人の方が優秀だと思われるかもしれません。しかし、理解のスピードが早いことと、よりよく理解しているかどうかは異なります。

 

・独学のメリット2自分の頭に入りやすい順番で学べる

どういう順番で勉強すれば頭に入りやすいのか、ということも人によって大きく異なります。例えば、まず視覚的に図で説明された方が頭に入りやすい人もいれば、そうではなく最初に筋道立てて概要を説明された方がわかりやすいという人もいるでしょう。独学であれば、自分がどういうパターンで理解しているかを知り、それに適した勉強のパターンを取り入れることができます。

 

・独学のメリット3自分に合った教材を選べる

メリット2と同様に、教材にも自分との相性があります。独学であれば、自分に合った教材を使って勉強を進めることができます。

 

・独学のメリット4人に質問しない分、自分で考えるクセがつく

わからないところやつまずいたところを教えてもらうために、いつでも先生に質問できる環境が整っていた方が良いと考える方も多いでしょう。一見すると、質問できる人がいない独学の勉強法は、不利に思えるかもしれません。しかし、「誰にも質問できない」ということは、裏返せば「自分で考える必要性に迫られ、自然と自分で考える力が身につく」ということです。

 

・独学のメリット5自己評価する力がつく

独学の場合、自分の学習の進度・理解度をチェックしてくれたり、自分のことを評価してくれる先生はおらず、自分で進捗のチェックや、学習に対する評価していかなくてはなりません。これも不利なことに思えるかもしれませんが、人に評価してもらう機会がない分、自分で自分を評価しなければ目標を達成することができないので、自然と自分を評価する力が身につきます。

 

 

 

2.独学のポイント1:自分に合った教材・勉強方法を選ぶ


同じ内容の話を違う人からされて、「Aさんの説明ではわからなかったけど、Bさんから同じような説明をしてもらうとよくわかった」という経験は無いでしょうか?実はそれは、「その人の説明の仕方の良し悪し」の問題だけではないのです。人によって「理解の仕方」が異なることに原因があるのです。例えば、図やグラフを用いて視覚的な効果も交えながら説明された方が理解しやすいという人も居れば、文章で論理的に説明された方がわかりやすいという人も居ます。説明のされ方の相性も、勉強した内容の理解を深める際に大切な要素なのです。これは人から直接説明される場合だけではなく、書籍や紙面の場合にも当てはまります。

よく、「人気のある先生の授業を聞いても全然わからないから、自分は頭が悪いんだ・・・」「有名な本を読んでもさっぱりわからなかった・・・」などと、落ち込むことは無いでしょうか。Amazonのレビューで星五つの本を買って読んだのに、自分にはさっぱり響かなかったとなると、「自分ってなんだかおかしいのかな」と思ってしまうことってありますよね。けれど、周りの評判が良い方法を取り入れて、それでも結局わからなかったとしても、人それぞれ相性があるのだから落ち込む必要は全くありません。自分の理解力が劣っているという訳ではなくただ、自分の「理解の仕方」と「相手の説明の仕方」が合わなかっただけなのです。

自分自身にも特有の「理解の仕方」があるということです。「自分の理解の仕方」を把握した上で勉強するのとしないのとでは大きな差がつくことになります。もし自分で参考書やテキストを選ぶ機会があれば、同じようなものの中から2、3冊見比べてください。自分が「わかりやすい」「この本なら勉強できる」と思えるような、自分と相性の良い参考書やテキストを選ぶ方が良いでしょう。

 

 

 

3.独学のポイント2いきなりフルパワーで勉強しない。勉強のための準備運動をする


例えば、「一週間以内に-10kg!」と意気込んでダイエットを始めてもあまり長続きしないですよね。最初から意気込んで高すぎる目標を立ててしまうと必ず失敗するものです。独学は長期戦です。長い間勉強し続けるには自分に合った勉強方法を知るために、それなりの準備期間が必要なのです。このページを読んで下さっている方は「受験に合格したい」「志望校に合格したい」と明確な目標をもって勉強している人も多いと思います。たとえ最終的なゴールが明確であっても、まずは自分の理解の仕方や自分に合った勉強のペースを理解し、計画を立てる時間が必要だということです。例えば目標が「受験合格」であれば、いきなり分厚い参考書で勉強を始めるのではなく、自分に合った参考書はどれか、色々読み比べて「これなら繰り返し読んで勉強できそうだぞ」と思える、自分に合った1冊を見つける方が良いでしょう。

 

 

 

4.独学のポイント3自分に合う勉強のコツを探り続ける


長時間勉強すれば頭が良くなると思っている人はいませんか?確かに、ある程度の学力を身に着けるためにはそれなりの勉強時間が必要でしょう。しかし、とにかく「長時間勉強していれば学力が上がるか」というと、そういう訳ではないのです。

例えば、バスケのシュート練習で全くフォームを意識しないで練習し続ける人と、「どういうフォームが良いかな」と試行錯誤する意識で練習に取り組む人とでは、同じ時間で得られる成果が違いますよね。

勉強も同じで「どうやったら自分が理解しやすいかな」「どうやったらもっと覚えられるかな」と考えながら取り組むだけで、自分に合った勉強のコツが身につきやすくなるということです。

例えば、歴史の勉強を考えてみましょう。それ一つとっても人それぞれやり方が違います。色々な勉強法の本を読んでいると、語呂合わせを駆使して暗記する人もいれば、理論的に関連を考えて頭にいれる人もいます。それぞれ良し悪しがあると思うのですが、自分に合った方を選ぶということが一番大事なのだと思います。

 

 

 

5.独学のポイント4綿密に目標や勉強の計画を立てすぎない


目標や計画を細かく立てることが好きな人はいませんか?様々な勉強法の本の中でよく言われているのは、「勉強の計画は細かく立てすぎない方が良い」ということです。勉強の計画を細かく立ててしまうと、それでもう、目標が半分ぐらい達成した気になってしまい、その後の行動が尻すぼみになってしまいます。そして、立てた目標や計画の通りに進められないと、モチベーションが下がってしまう原因にもなります。綿密にたてた目標をその通りにきっちりできる人の方が珍しいのです。立てた目標を達成することも大事ですが、それよりも勉強において大切なのは、きちんと理解を深めることです。目標や計画は、できなくても「そんなもの」と思って気楽に構えるのが、独学が長続きするコツと言えるでしょう。

 

 

 

6.独学のポイント5本は1回読んだら終わりではなく、繰り返し読む


大体どんな勉強法の本でも、本は1回読んだら終わりではなく、2回以上読めと書いてあります。繰り返し読むことで、本の内容が記憶に残りやすくなります。また、重要な部分は説明の分量も多くなっています。繰り返し同じ本を読むことで、マーカーや線を引かなくとも重要な部分の内容が頭に入ってくるのです。

 

 

 

7.独学の実践例(大学受験編)


参考になるかはわかりませんが、私の独学の経験をお話します。私は実業系の高校にいたので、周囲には大学に進学する人ばかりではなく、就職する人や専門学校に行く人、指定校推薦で大学進学する人など、さまざまでした。そもそも高校のカリキュラムや授業レベルが進学校とは異なっており、大学進学に必要な勉強は自分で行っていく必要がありました。

高校3年生になる前に、大学進学を決意し、模試を受けたのですが、英語の点数が4割にも満たないという散々な状況でした。「これは基礎からやらなければだめだ」と思い、英単語帳を買ってみたのですが、単語帳では中々覚えられませんでした。むしろ、過去問や例題集をわからなくてもとりあえず解いてみて、後でわからない単語の意味を全て辞書で調べる、ということにひたすら注力した方が単語をよく覚えられました。志望する大学はセンター試験で英・国・社会もしくは理科の3科目のみが必要で、二次試験は実技のみだったので、勉強にそこまでウエイトは置いてはいなかったのですが、ネックだった英語は本番では6割~7割ほどの点数がとれました。

 

東大セミナーが育成したい人物像は「自修自得の精神を持つ人」です。「自修自得の精神を持つ人」とは、「自ら問いを発し、自ら答えることのできる人」のことです。「独学で勉強できる人」はまさに「自修自得の精神」を持った人といえるのではないでしょうか。今回は「独学の勉強法」をご紹介させていただきましたが、東大セミナーでは中学・高校・大学受験を考えている方や、日ごろの学習方法でお悩みの方に無料学習相談を行っております。お気軽に「お問い合わせ」より、ご相談ください。

 

 

参考文献


 

東大教授が教える独学勉強法

著書名:柳川 範之

出版社: 草思社

価格(税込):1430円

「受験や資格試験だけではなく、本質的な学びを独学で行っていきたい」という方におすすめの本です。勉強のテクニックを紹介する本というよりは、どちらかというと、物事の理解を深めるにはどうしたら良いか、理解するとはどういうことか、といった、学問の本質的な部分について述べられています。

 

 

東大首席が教える超速「7回読み」勉強法

著書名:山口 真由 

出版社: PHP研究所

価格(税込):704円

 

 

現役東大生が伝えたい やってはいけない勉強法【改訂版】

著書名:綱島 将人, 橋本 拓磨

出版社: 学研プラス

価格(税込):1320円

 

 

 

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