ここ数年の塾業界は低迷をしているようだ。 ある経営情報機関によると、 ここ3年から5年にかけて 10%~20%売上げを下げている塾が多いようだ。 以前にも指摘したが塾業界は通塾率の上昇、 一人にかける塾代の増加などによって 何とかしのいできたがそれも限界に来たのであろう。 そのような状況下で 売上げ2億~6億規模の塾の中で 前年度売...
先日、あるユーチューブで 帝国データバンクが毎月行っている 「新型コロナウイルス感染症に対する 企業の意識調査」の存在を知った。 調査期間は2020年12月16日~2021年1月5日、 調査対象は全国2万3,688社で、 有効企業数は1万1,479社(回答率48,5%)。 2020年2月から毎月実施し今回で11回目になる、 とあった。 本調査のまとめ...
随分前になるが正月に 歴史小説を読むのが恒例の時期があった。 特に宮城谷昌光氏の中国の歴史小説が好きだった。 好きな理由はやはり 何といってもスケールの大きさだ。 登場人物を通して中国人のものの考え方や 習俗や人間観がリアルに伝わってくるからだ。 何故か「学問は弱い人間がするものだ」という 勇猛果敢な登場人物の言葉をいまだに覚えている。 ...
コロナは随分私たちに大きな影響を与えている。 密を避ける生活が求められ、 人と人との距離感が以前と変わってきている。 コミュニケーションは対面からzoomなどの オンラインを使って行なうことも多くなった。 仕事でもテレワークで十分行なえることが分かり、 今後働き方も多様になっていくだろう。 交通機関を使い時間を掛けて出張し 交渉するといったこともこれまでと較べて 少なくなることで...
人間の性格に与える環境と遺伝の影響が よく議論の俎上に上る。 学問上は2つとも大きな影響を与えるのだろうが、 遺伝についてはいまさらどうしようもなく、 どうしても 後天的な環境についての議論が多くなる。 私の妻は相田みつをの 「育てたように、子は育つ」 の言葉をことのほか気に入っている。 私はどちらかというと若干その言葉に抵抗があり...
私の尊敬する人物に田坂広志氏がいる。 氏の講演をたまたま YouTubeで聴く機会があった。 タイトルは「死生観を持とう!」 というものであった。 「死生観」の骨子は3つであった。 1つは「死は必ず訪れる」、 2つ目は「人生は1度だけ」、 3つ目は「いつ死ぬか分からない」であった。 どれも当たり前のことであるが 私たちは日頃これらについて ...
新型コロナ禍で社会の在り様も 大きく変化してきていると痛感する。 「ソーシャル・ディスタンス」という言葉も 日常化している一方、 人間間の距離感にも少しずつ変化の兆しが見える。 新型コロナが終息すると元に戻るのかというと 完全には戻らないのではないかと推測している。 私たちの生活様式において本当に必要なものと そうでもないもの棚卸が多少とも行われ、 大...
仕事には普段の日常生活と違って 厳密さが求められることが多い。 そうでないと意思の疎通に支障をきたすなど 無駄が生ずることが多い。 また仕事の振り返りに当たって、 漠然として成果に結びつきにくい。 その点、定義がなされていれば 仕事上の行動を他人の指摘を待つまでもなく 自ら検証できる。 「自問自答」という ...
学習塾の仕事の成果は 端的に言えば成績を上げること。 その結果として志望校に合格することである。 そのために指導の「質と量」が問題となる。 良質の学習を十分に行えば その実現がより現実的なものになる。 ただ、そこに至る過程で 生徒のモチベーションの低さが大きく立ちはだかり うまく行かない場合がある。 モチベーションとは 「人を特定の行動に向かわせ、 そこに熱意を持たせ、持続させ...
この度の新型コロナ禍で 政治家のリーダーシップの格差が 大いに目についた。 考えてみると、 平時におけるリーダーシップと 緊急時におけるリーダーシップは 違って当然であり、選挙の際に国民は よくよく考えなければならない。 今回の新型コロナ禍で国の政策が後手にまわり、 国民がPCR検査をなかなか受けられないなどの 戸惑いは激しく...
Copyright © NIHON LDI co.,ltd. All Rights Reserved.