梅雨に入り、庭先の紫陽花も一段と色鮮さをましてきました。山々の新緑にもふと目を奪われる日々です。雨は時として鬱陶しいと思う反面、人の気持ちを落ち着かせる一面もあるようです。今年の冬は積雪が少なく夏の水不足が早くから指摘されていましたが、梅雨の雨で少しでも解消されればと思う。
しかし、この時期は春から夏にかけて季節の変わり目、体調を崩しやすく気をつけたいものです。古来、日本には「 夏越の酒 」といって梅雨期の悪霊を追い払うみそぎの酒を飲む祭りがあったといわれています。それ位いろいろな災厄があったのかもしれません。また食べ物にも気をつけなければいけない時期です。
梅雨の後には陽気溢れる夏がやってきます。受験生にとっては正念場です。しかし経験からいっても受験生の夏は余りにも短い。お盆があり、記念祭の準備があり、補習があることなどを鑑みれば落ち着いて弱点を克服する時間が意外と少ないことに気づきます。それでも夏は最大のチャンス。これだけまとまった時間を取れる時期は他にないのです。非受験生も肝に銘じてほしいと思う。
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