附属・泉丘・小松高突破模試について - 石川県金沢市・野々市市・白山市の学習塾 - 東大セミナー
2014.07.02塾長ブログ

附属・泉丘・小松高突破模試について


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今年度から中3受験生を対象に「突破模試」を実施することになりました。これは構想3年を経てようやく実現したものです。県内には新聞社が主催する「総合模試」が既にあり、東セミも当初より参加しています。この模試の特徴は石川県の入試問題に形式上も難易度も似せて作ってあることです。これによりあらゆる受験生にとって効果的な模試となっています。

 

これに対して「突破模試」は県内上位校を志望する生徒を対象に開発されたものです。必ずしも入試問題に似せることを意識しておらず、難度の高い問題も意識的に入れてあり、向学心に富んだ生徒にとって刺激的な模試になっています。もちろん、最近の全国的な入試問題の傾向を踏まえているので入試対策としても十分有効なものと確信しています。

 

また「突破模試」は公開模試といえども主催塾の生徒中心の模試と一線を画します。すでに2回終了していますが塾外生が圧倒的に多く受験しています。模試と同時並行で保護者対象の入試突破説明会を開催しましたが塾外生の御父母が熱心に聴講されていました。塾外生が多く受験することで同一志望校の母集団が増え生徒自身の位置が確認され、今後の学習の有力な指針になります。

 

20年ほど前に私の高校時代の国語の恩師を、泉丘高校の校長を退職された後、東セミの高校受験ガイダンスの講師としてお迎えしたことがありました。それに際して事前にお会いしたときの言葉が今も脳裏にくっきりと残っています。「泉丘高校の生徒といっても入学して間もなく、3分の1は落ちこぼれだよ」というものでした。中学ではクラスのトップレベルでもこうなる可能性があるということです。

 

受験生には入試にギリギリ合格すればよいというレベルの学習ではなく、上位合格を目指して頑張って欲しいものです。「突破模試」はそれに資することを目的の一つとしています。最後になりましたが現時点で附属・泉丘・小松高のレベルに達していない生徒もぜひ挑戦して欲しいと思います。志望校は高ければ高いほど良い、というのが東セミ開校以来の考え方です。生徒の奮起を応援します。

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【記事監修者】塾長 柳生 好春


1951年5月16日生まれ。石川県羽咋郡旧志雄町(現宝達志水町)出身。中央大学法学部法律学科卒業。 1986年、地元石川県で進学塾「東大セミナー」を設立。以来、37年間学習塾の運営に携わる。現在金沢市、野々市市、白山市に「東大セミナー」「東進衛星予備校」「進研ゼミ個別指導教室」を展開。 学習塾の運営を通じて自ら課題を発見し、自ら学ぶ「自修自得」の精神を持つ人材育成を行い、社会に貢献することを理念とする。

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