塾業界の現状と東大セミナーの進化 - 石川県金沢市・野々市市・白山市の学習塾 - 東大セミナー
2021.02.27保護者通信

塾業界の現状と東大セミナーの進化


 

 

ここ数年の塾業界は低迷をしているようだ。

 

ある経営情報機関によると、

ここ3年から5年にかけて

10%~20%売上げを下げている塾が多いようだ。

 

以前にも指摘したが塾業界は通塾率の上昇、

一人にかける塾代の増加などによって

何とかしのいできたがそれも限界に来たのであろう。

 

そのような状況下で

売上げ2億~6億規模の塾の中で

前年度売上を伸ばした塾を2つ紹介してもらった。

 

 

 

1つは夏期講習などの季節講習料金について

カード決済を導入して成功した塾である。

 

この件を聞いたときは、

率直なところ「それ位で?」と思ったが、

統計的には家計の収入は伸びておらず、

実質賃金はむしろ減ってきているとの情報がある。

 

所得層を上中下に分けると

以前から指摘されたことであるが

日本は中位層が厚いところに特徴があったが、

現在は中位層から下位層への落ちていく割合が多く

経済的にゆとりがなくなっていると推測される。

 

 

 

2つ目は、最近注目されてきている

「サブスクリプション制」を導入し、

一定の料金で全ての教科を

何時でも受講できるシステムを採用して

売上を伸ばした塾である。

 

季節講習は別建てのようであるが

オンラインでも受講可能で、

お得感と便利さで支持されたのであろうか。

 

 

 

今期の東大セミナーが目指すところと

重なるところがある。

 

「サブスクリプション制」のメリットは

家計の予測可能性(年間受講料など)と全教科指導にある。

 

全教科指導は真に

「結果に責任を持つ」ためである。

 

それにプラスして今期の東大セミナーの強みは

コーチングを軸とした指導で

現在最も生徒に必要とされる

「自ら学ぶ力」の育成に特化できることにある。

 

 

 

人類の人類たる所以は「変化すること」、

「進化すること」にあると言う。

 

本年はまさに東大セミナーの進化の年になります。

 

 

 

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【記事監修者】塾長 柳生 好春


1951年5月16日生まれ。石川県羽咋郡旧志雄町(現宝達志水町)出身。中央大学法学部法律学科卒業。 1986年、地元石川県で進学塾「東大セミナー」を設立。以来、37年間学習塾の運営に携わる。現在金沢市、野々市市、白山市に「東大セミナー」「東進衛星予備校」「進研ゼミ個別指導教室」を展開。 学習塾の運営を通じて自ら課題を発見し、自ら学ぶ「自修自得」の精神を持つ人材育成を行い、社会に貢献することを理念とする。

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