新中3生にとっての理社の必要性! - 石川県金沢市・野々市市・白山市の学習塾 - 東大セミナー
2015.03.04教室の様子

新中3生にとっての理社の必要性!


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こんにちは、東進衛星予備校東金沢校の大木です。

私は普段、東セミグループ東金沢校で中3生の国語と社会のクラス授業も担当しています。3月から新年度が開始し、新中学3年生のクラス授業が新たにスタートしました。そこで本日は、受験学年となる新中学3年生にとっての理科社会の授業の位置付けについてお話させて頂きます。

1.「理社は夏明けから...」は厳禁!

普段校舎で生徒と会話をしていると、「理社は夏明けからで大丈夫。」という声をしばしば耳にします。その背景には「理社は暗記科目だから。」という思いがあるようです。しかし、理社は暗記で乗り切れる範囲は意外と少ないのです。私の担当である社会に関しても、公立高校入試の得点配分の実に半分以上が記述に割り当てられています。そして、記述問題に対応するには、普段から暗記に頼らない「考える学習方法」が必要になってきます。ですから、理社も国数英と同じ位置付けと解して早期から学習する必要性が非常に高いのです。

2.公立高校入試における理社の配点に注目

大学入試センター試験においては、国数英が200点であるのに対して理社は各100点と配点に大きな差があります。これに対して、石川県の公立高校入試では、国数英理社の配点が等しく100点です。このことから、理社は国数英と同列に考えるべき教科であることがわかります。

しかし、一般的に国数英が点数上昇に長い学習時間を要するのに対して、理社は比較的短い学習時間で得点を上昇させることができます。この事実が理社を後回しにしてしまう原因の一つになっている感は否めません。

この点に関して、発想を逆転させる必要性があると私は考えます。すなわち、理社が英数国と同じ配点を有しながらそれらより短い時間で得点上昇を見込めるのであれば、早期に理社を完成させて総得点を安定させ、志望校への意識をより現実的なものにするのです。

実際に私の担当生徒の中にも、理社で常に9割の得点率を維持しているおかげで、国数英のアベレージが同一志望校の他生徒に比べて低くても、泉丘高校等の上位校を受験できる総得点を有している子達が存在します。彼らの多くが理社を早期(中2、遅くとも中3開始時)から丁寧に学習し、記述を想定した思考回路を完成させています。

 

以上のように、新中3生にとって、理社という科目は総合得点を安定させる上で必要不可欠な科目であるといえます。新中3生の皆さん、是非この春から理社の学習をいち早くスタートし、記述試験に対応できる思考力を身につけていきましょう!

 

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【記事監修者】塾長 柳生 好春


1951年5月16日生まれ。石川県羽咋郡旧志雄町(現宝達志水町)出身。中央大学法学部法律学科卒業。 1986年、地元石川県で進学塾「東大セミナー」を設立。以来、37年間学習塾の運営に携わる。現在金沢市、野々市市、白山市に「東大セミナー」「東進衛星予備校」「進研ゼミ個別指導教室」を展開。 学習塾の運営を通じて自ら課題を発見し、自ら学ぶ「自修自得」の精神を持つ人材育成を行い、社会に貢献することを理念とする。

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