急がば回れ!!勉強開始前20分の工夫で成績を上げる! - 石川県金沢市・野々市市・白山市の学習塾 - 東大セミナー
2017.06.27勉強法

急がば回れ!!勉強開始前20分の工夫で成績を上げる!


こんにちは。東セミグループ東金沢校の山田です。

受験生の皆さん!「受験の天王山」といわれる夏休みが近づいてきていますね。

今日はそんなみなさんに伝えたいことがあります。

 

それは・・・

成績を確実に上げ、受験に成功するためには「急がば回れ」ということです。

学校の小テスト、期末試験、模試と試験が続き、大忙しの日々をすごしていると思います。受験まで忙しくなると、「効率の良い勉強」とか「これだけやれば、合格!」といった言葉に惹かれやすいと思います。

確かに、入試試験に「ヤマ」を張ってテストで出やすい問題を集中的に学習することも受験終盤では有効な手段になります。

しかし、夏という圧倒的な学習量を確保できる今、「ヤマ」をはることはお勧めできません。また、効率の良い勉強と称した、「学習の基本」を疎かにするような学習もやめましょう。

 

それでは、「急ぐために回る」勉強とは何かと言いますと

 

①各科目の勉強を始める前に20分間、前日の同科目の復習を行う。

②解けなかった問題・間違えた問題をもう一度解くことである。

③自分の考え方が正しいかを確認するために、人に説明してみる。(セルフレクチャー)

 

※復習の時間は必ず20分でないとダメということはないですが、時間を決めて復習しましょう。

時間を決めないと、その日にする予定だった勉強が進まなくなる可能性があります。

 

成績を上げる勉強とはテストにおいて、理解してきたこと・分かったことを再現する力を養うことです。理解した・分かっただけではダメなのです。まっさらな答案用紙を目の前に本当に同じ問題をできるかどうかということが重要なのです。想像しやすいのは数学ではないでしょうか。塾で聞いて分かった問題を家で復習してみたら分からなかったということはないでしょうか?それが家の復習なら成績には影響しませんが、本番のテストで、しかも入試で・・・と考えると怖いですよね。

そこで、上記の3ステップを行うといつもより勉強の進む具合が遅くなるかもしれませんが、一つ一つの知識が確実に定着していきます。

 

この方法は模試にも応用が効きます。

模試の復習は言わずもがな重要です。しかし、復習もほどほどに、新しい勉強に移るよりかは、復習を「しっぱなし」にせずに間違えた問題・自信のない問題を解き直す時間を作る方が点数は伸びます。解き直した問題だけを集めてノートを作り、何度も見るようするとさらに効果的です!

是非、確実に点数を伸ばすために「急ぐために回る」勉強を実行し、実りのある夏休みにしていきましょう!!

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【記事監修者】塾長 柳生 好春


1951年5月16日生まれ。石川県羽咋郡旧志雄町(現宝達志水町)出身。中央大学法学部法律学科卒業。 1986年、地元石川県で進学塾「東大セミナー」を設立。以来、37年間学習塾の運営に携わる。現在金沢市、野々市市、白山市に「東大セミナー」「東進衛星予備校」「進研ゼミ個別指導教室」を展開。 学習塾の運営を通じて自ら課題を発見し、自ら学ぶ「自修自得」の精神を持つ人材育成を行い、社会に貢献することを理念とする。

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