総合型選抜の対策はいつからやればいい?詳しい方法について紹介! - 石川県金沢市・野々市市・白山市の学習塾 - 東大セミナー
2022.11.29入試対策

総合型選抜の対策はいつからやればいい?詳しい方法について紹介!


みなさんこんにちは。

石川県金沢市、白山市、野々市市の学習塾、東大セミナーです。

 

受験には様々な方法がありますが、最近は「総合型選抜」という言葉を耳にする機会が増えてきました。

この総合型選抜とは、具体的にどのようなものなのでしょうか?特色や対策方法などを解説していきます。

 

 

 


目次

総合型選抜とは?

総合型選抜にはどのような特徴があるのか

総合型選抜の対策方法

総合型選抜の対策をしっかりして合格を目指そう


 

 

 

総合型選抜とは?


総合型選抜は、これまでAO入試と呼ばれていました。

私たちに最も馴染み深い一般選抜は、学力検査で取れた得点によって合否が決まるシステムです。

その一方で総合型選抜の場合は、大学によって選抜方法が全く異なるのです。

 

例えば小論文を書いたり、面接を行ったりなど、様々な分野においてふるいにかけられていきます。

総合的に優秀であると判断された場合に合格が決まるため、比較的難しいと言えるでしょう。

もちろんこれらの選抜方法と同時に、学力検査が行われる場合もあります。

 

 

 

総合型選抜にはどのような特徴があるのか


総合型選抜は一般選抜とは異なりますが、いくつかの特徴があります。

ここでは特徴を3つピックアップしたので確認してみましょう。

 

学びに対する意欲が問われる

大学によって様々な選抜方法がありますが、いずれも生徒の学習意欲が問われています。

「学校で様々なスキルを学びたい」という意思があるのかを、総合的に判断されるのが大きな特徴と言えるでしょう。

そのため、いくら学力検査で優秀な成績を収めても、面接や論文などで学習意欲が無いと判断されてしまった場合は合格できません。

 

小論文やプレゼンテーションなどは、学生の表面的な学力だけではなく、個性や考え方などが分かります。

そのため、多くの大学の総合型選抜で取り入れられている方法です。

単純に学力だけではなく、学びたい意思まで評価されます。

 

対話型の選抜方法が多い

最近は対話型の選抜方法を取り入れている大学が増えています。

特に私立の場合は、何度も面接を重ねながら生徒の合否を判断しているのが特徴です。

例えばエントリー後にすぐ事前面談を行い、その後予備面談を行うなど、何度も生徒と対話を重ねるケースが増えています。

 

面談の結果好印象を与えられれば、そのまま出願許可の後に合格内定がもらえることもあります。

このような選抜方法を取り入れている大学は、特に生徒の「学ぶ意欲」というポイントを重視している傾向にあるため、面接対策は必須と言えるでしょう。

 

入試時期が早い

総合型選抜の場合は、入試時期が早いという特徴があります。

選抜が9月1日、合格発表が11月1日以降というルールがあるため、早ければ年内に合否が確定するのです。

9月に総合型選抜があるということは、夏休みが明けるとすぐに試験が行われるというスケジュールになるため、高校生にとっては大きなプレッシャーになるかもしれません。

しかし、夏休み期間を最大限に活かし、集中的に勉強ができる点では、メリットが大きいとも言えます。

 

一般選抜の場合は、1月中旬に試験があり、2月1日から私立の試験というスケジュールです。

年内に合格をもらえた場合は、気持ちに余裕を持って残りの学生生活を楽しめるでしょう。

進学先の学校で何をしたいのか考えたり、入学時に向けて勉強をしたり、様々なことにチャレンジできます。

 

 

 

総合型選抜の対策方法


総合型選抜で成功を収めるためには、入試までにしっかり対策を行うことが重要です。

ここでは具体的に何をすべきなのかを解説していきます。

 

志望校を早いうちに決定する

総合型選抜は、大学によって特色が異なります。

そのため、早めに志望校を決めておけば、その大学の選抜方法に合わせた対策が可能です。

 

高校3年生になってから志望校を決めてしまうと、夏休み後にすぐ総合型選抜がやってくるため対策が追い付きません。

できる限り早く志望校を決めて、選考方法に合わせて対策を練っておきましょう。

志望校を決めるのが早ければ早いほど、余裕をもって選抜に挑めるようになります。

 

学力アップを目指す

総合型選抜では、学力検査やレポートなどによって受験生の学力を見極めます。

つまり、どの大学を志望するにしろ、ある程度の学力が必要です。

大学によっては、学校の成績に応じて出願条件を定めている場合もあるため、学力アップは必須です。

 

まずは日頃から自主学習に励み、苦手分野の克服を目指しましょう。

解ける問題が増えていけば、自ずと成績もよくなっていきます

場合によっては塾を活用して、効率よく勉強をしていくのもおすすめです。

塾であれば志望校に合わせた対策方法を教えてくれるため、一人で勉強するよりも結果が出やすいと言えます。

 

学生時代に学んだことを記録する

総合型選抜は出願時に「志望理由」や「エッセイ」などの提出が求められるため、これまで学んできたことを記録しておくのがおすすめです。

例えば検定試験を勉強してきた時期と、合格したタイミングが記録されていれば、どれだけ努力をしたのか大学側へ伝わりやすくなります。

 

もちろん検定試験のことだけではなく、日頃の学校生活についての記録でも問題ありません。

例えば部活動で励んできたことや、委員会でやり遂げたことなど、自分が学校で成長できたことを記録しておきましょう。

 

面接対策をする

面接はほとんどの大学で行われているため、対策がとても重要になります。

なぜ志望したのか、学校で何をしたいのかなど、基本的な質問には最低限答えられるようになりましょう。

上記の項目で触れた学生時代に学んだことなどが記録してあれば面接時にも活かせます。

 

また、面接で話す内容はもちろん、受け答えやマナーなども大切です。

面接時に緊張せず、自然体でいられるよう、何度も練習を重ねましょう。本番をイメージできるよう、ロールプレイングスタイルで練習をするのが効果的です。

 

 

 

総合型選抜の対策をしっかりして合格を目指そう


色々な対策が必要な総合型選抜ですが、合格すれば受験から早く解放されるというメリットがあります。

対策が早ければ早いほど有利になるので、少しでも興味のある大学が総合型選抜を行っている場合は早めに下調べをしてしっかり取り組むようにしましょう。

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【記事監修者】塾長 柳生 好春


1951年5月16日生まれ。石川県羽咋郡旧志雄町(現宝達志水町)出身。中央大学法学部法律学科卒業。 1986年、地元石川県で進学塾「東大セミナー」を設立。以来、37年間学習塾の運営に携わる。現在金沢市、野々市市、白山市に「東大セミナー」「東進衛星予備校」「進研ゼミ個別指導教室」を展開。 学習塾の運営を通じて自ら課題を発見し、自ら学ぶ「自修自得」の精神を持つ人材育成を行い、社会に貢献することを理念とする。

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