脳科学の視点から見た「習慣化の鍵」とは?徹底解明! - 石川県金沢市・野々市市・白山市の学習塾 - 東大セミナー
2023.06.06教育情報

脳科学の視点から見た「習慣化の鍵」とは?徹底解明!


皆さんこんにちは。

石川県金沢市・野々市市・白山市の学習塾、東大セミナーの篠原です。 

 

勉強やダイエットなどで、「3日坊主で終わってしまうんだよな~」と悩むことはありませんか?

例えば受験生であれば「単語を毎日10個覚える!」とか、「このテキスト毎日2ページ進める!」とか、そういう「取り入れたい習慣」が必ずあると思います。

でも、なかなか続かないものですよね。

今回は「習慣化の鍵」について脳科学の視点から役立つ記事をお届けします。

 

 

 


目次

1.習慣化の本質とは?脳科学的な視点から解き明かす

2.習慣化の力:メリットとデメリットを知って効果的に活用する方法

3.習慣化の壁:なぜ人々はつまずくのか?脳科学が解き明かす原因

4.脳が仕組む習慣化の秘密:メカニズムを徹底解説

5.習慣化への第一歩:取り組むべき重要な要素とは?


 

 

 

1.習慣化の本質とは?脳科学的な視点から解き明かす


​​習慣化の本質は、脳と報酬の関係にあります。

脳は同じことを繰り返し行い、効率的に処理しようとします。

それによって、習慣化された行動は無意識のうちにできるようになります。

報酬や快感も関わっていて、特定の行動が快感をもたらすことを学び、習慣化を促します。

また、脳は「可塑性」と言って、変化する性質があります。

ポジティブな習慣を育てるためには、環境や刺激を変えて脳をリセットし、脳内の神経回路を再構築することが大切です。 ​​

 

 

 

2.習慣化の力:メリットとデメリットを知って効果的に活用する方法


習慣化は、私たちの生活でとても大切な役割を果たしています。

そのメリットは、行動が自動的になって時間やエネルギーを節約できることです。

例えば、毎日の歯磨きや朝のストレッチなどは、習慣として身につけることで、無意識に行えるようになります。

 

また、習慣化は目標達成や成果の向上にもつながります。

習慣的な行動は一時的なモチベーションに左右されず、継続的に取り組むことができます。

例えば、毎日一定の時間を勉強に充てる習慣を持つことで、知識やスキルの向上につながりますよ。

 

ただし、習慣化にはデメリットもあるんです。

ネガティブな習慣も同じように自動化されてしまうことがあります。

例えば、ストレス解消のために行っている、不健康な行動などです。

 

効果的に習慣を活用するためには、メリットを最大限に生かすポジティブな習慣を身につけることが大切です。

具体的な目標を設定し、小さなステップを繰り返し行うことで、習慣化を進めることができます。

また、環境を整えたり、ルーティンを作ったり、他の人のサポートを受けることも効果的な方法です。​​

 

 

 

3.習慣化の壁:なぜ人々はつまずくのか?脳科学が解き明かす原因


習慣化は、一見簡単なように思えますが、実際には多くの人がつまずいてしまう壁が存在します。

脳科学の視点から見ると、その原因はいくつかの要素によって引き起こされます。

 

一つは、脳の報酬系の働きです。

脳は報酬を求める性質を持ち、快感をもたらす行動に対しては強く反応します。

しかし、ポジティブな変化や目標達成には時間や努力が必要であり、報酬が直ちには得られない場合もあります。

この報酬の遅延によって、習慣化が困難になることがあります。

 

また、環境や社会的な要素も影響を与えます。

例えば、周囲の人々の影響や社会的な圧力によって、自分自身の習慣を変えることが難しくなる場合があります。

また、環境が変化することによって、既存の習慣が崩れ、新たな環境での習慣化が困難になることもあります。

 

さらに、意識的な意思決定や意欲の欠如も習慣化の壁となります。

習慣化には意識的な取り組みや計画が必要ですが、忙しさや気分の変動によって意識的な努力が続かなくなることがあります。

 

これらの要素が組み合わさり、人々は習慣化の壁にぶつかってしまうのです。

しかし、習慣化のメカニズムを活用することで、これらの壁を乗り越える方法が見つかるかもしれません。

環境を整えたり、報酬を設定したり、継続的な意思決定をサポートする手法を活用することで、習慣化の壁を克服することができるでしょう。​​

 

 

 

4.脳が仕組む習慣化の秘密:メカニズムを徹底解説


​​習慣化は脳の神経回路と報酬系の働きによって支えられています。

脳は報酬や快感を求める性質を持ち、快感をもたらす行動を繰り返すことで神経回路を強化します。

このプロセスによって、習慣は自動的に行われるようになります。

 

具体的には、習慣化のメカニズムは以下のように進行します。

まず、新しい行動を開始すると、脳内の一部の神経回路が活性化します。

この時点では意識的な努力が必要です。

しかし、行動を繰り返すことで、脳内の神経回路がより効率的に結合し、情報の伝達がスムーズになります。

 

次に、報酬系が関与します。

行動によって快感や報酬が得られると、脳はそれをポジティブな経験と認識し、さらにその行動を強化しようとします。

報酬は脳内のドーパミンなどの神経伝達物質によってもたらされ、快感や満足感をもたらします。

 

このように、習慣化は行動の反復と報酬の結び付きによって形成されます。

そして、習慣が形成されると、脳はその行動を自動的に実行しようとするため、意識的な努力が必要なくなります。

 

 

 

5.習慣化への第一歩:取り組むべき重要な要素とは?


習慣化への第一歩として、まずは明確な目標を設定しましょう。

何を習慣化したいのか、どのような結果を得たいのかを具体的にイメージしましょう。

 

次に、小さなステップで始めましょう。

大きな変化を一度に実行するのは難しいですが、小さな行動を積み重ねることで徐々に習慣化に近づけます。

例えば、筋トレであれば「腕立て伏せ10回」や「腹筋30回」と決めてしまいそうですが、「腕立て1回」、「腹筋1回」などと、「え?!それぐらいで良いの?!」と思えるような、ぐっと低いハードルを設定することが良いでしょう。

 

続いて、環境を整えましょう。

習慣化をサポートするために、周囲の環境を変えることが重要です。

例えば、目標に合わせてスケジュールを組んだり、必要な道具やリソースを手に入れたりすることが役立ちます。

 

また、意識的な取り組みをサポートする仕組みを作りましょう。

例えば、アプリや手帳を使って進捗を記録し、自分自身をモチベーションづけることができます。

 

最後に、継続するために自分自身を奨励しましょう。

達成した小さな成功や目標達成の喜びを感じることで、モチベーションを保ちながら習慣化を続けることができます。

 

これらに取り組むことで、習慣化への第一歩を踏み出し、持続的な変化を実現することができるでしょう。

自分自身に合った方法を見つけ、着実に進んでいきましょう。

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【記事監修者】塾長 柳生 好春


1951年5月16日生まれ。石川県羽咋郡旧志雄町(現宝達志水町)出身。中央大学法学部法律学科卒業。 1986年、地元石川県で進学塾「東大セミナー」を設立。以来、37年間学習塾の運営に携わる。現在金沢市、野々市市、白山市に「東大セミナー」「東進衛星予備校」「進研ゼミ個別指導教室」を展開。 学習塾の運営を通じて自ら課題を発見し、自ら学ぶ「自修自得」の精神を持つ人材育成を行い、社会に貢献することを理念とする。

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