高校生活に不安を抱く中学生のみなさんへ。すぐにわかる!中学校と高校の四つの違い。 | 東大セミナー

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2021.08.06教育情報

高校生活に不安を抱く中学生のみなさんへ。すぐにわかる!中学校と高校の四つの違い。


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こんにちは、東大セミナー・東進衛星予備校東金沢校の大木です。

小学部・中学部・高等部を有する総合校舎である東金沢校では、現在高3生はもちろん、中3生も必死で受験勉強に励んでいます。私自身中学部のクラス授業も担当しているため、校舎で中3生と話をする機会が多々あります。

そのようななかで、中3生からよく挙がるのが高校生活に関する質問。中学校と高校では具体的にどのような違いがあるのか。高校受験を控えた中3生にとってはとても気になるところですよね。まだ見ぬ高校生活に不安を抱えている生徒も多いのではないでしょうか。

そこで今回は中学校と高校の違いをわかりやすく四つのポイントに分けて説明します!事前に情報を持っているのと持っていないのでは雲泥の差ですから、是非この記事を読んで高校生活の準備をしておいて下さい。

 


目次

1.生活面での違い

2.学習面での違い~予習・復習・課題の量~

3.学習面での違い~受験に必要な学習量~

4.学習面での違い~カリキュラムの速度~

5.このような違いに対応するためには


1.生活面での違い


中学校と高校の違いの一つ目は生活面です。具体的には、通学時間の変化と部活の必須化です。

中学校までは基本的に自宅から最寄の中学校に進学するため、ほぼ全ての生徒が同一の通学時間を要し、通学時間も短く済みます。しかし、高校になると、自宅と高校との距離が関係なくなり、基本的には通学時間が長くなる傾向にあります。通学方法も、自転車や徒歩だけでなく、公共交通機関を利用するケースも出てくるので、乗り換えなども含めると、基本的には通学時間が増加する傾向にあります。また、部活も基本的には必須となり、一日の平均部活動時間は115.7分です。

したがって、高校生活では、自由に使える時間が中学生活に比べて少なくなるといえます。

 

 

2.学習面での違い~予習・復習・課題の量~


中学校と高校の違いの二つ目は最低限やらなければならない学習量が圧倒的に違うことです。どのくらい違うのかを、予習・復習・課題に分けてみていきましょう。

まずは予習について。中学校では、カリキュラムの総量がさほど多くないため、授業進度も遅く、各科目の授業で初見の単元を学ぶ際は、授業中に概念理解の段階(例えば公式の説明、例題の実施及び解説など)から先生が丁寧に指導してくれます。したがって、多くの生徒は、普段の授業のために予習をすることはほとんどありません。すなわち、中学生には予習という習慣そのものが無いといえます。一方で、高校になると、カリキュラムの総量が中学校のそれに比べ圧倒的に多くなるため、授業進度が急激に早くなります。これに伴い、授業中に概念理解から丁寧に指導する時間的余裕がなくなるため、予習してきていることを前提とした授業が展開されることになります。したがって、予習をせずに授業に臨んだ場合、全く授業内容が理解できないという事態に陥ってしまいます。高校生が最初にぶつかる壁が、これまで習慣化されていなかった「予習」といえるでしょう。高校1年生の場合、主要3科目の授業が毎日2~3コマ程度実施されるため、最低でも毎日1時間~1時間半程度の予習時間を要することになります。

次に復習について。上述のように、高校ではカリキュラムの総量が劇的に増えるため、定期テストの範囲自体、中学校のそれとは比較にならないほど増えます。主要3科目の科目数が、国語が現代文と古典の2科目に、数学が数学Ⅰと数学Aの2科目に、英語がコミュニケーション英語と英語表現の2科目に(高校によっては3科目に)増えることだけを見ても、カリキュラムの総量が大幅に増加することが容易に想像できるでしょう。このことから、これまでのように定期テストが近づいてきた段階で初めてワークや問題集に手をつけるというやり方は通用しなくなります。普段から、その日授業で学んだ範囲のワークや問題集を少しずつ進めておき、定期テスト1週間前(定期テスト1週間前にテストの時間割が発表され、部活停止期間となります)の時点で1周完了している状態にしておくことが必要になります。そうすると、やはり復習に関しても毎日1時間~1時間半程度の時間を要することになります。

最後に課題について。中学校では各授業で課される宿題以外、これといって課題は出されません。しかし、高校では、各授業での宿題に加え、週間課題なるものが課されます。毎週1回決められた曜日に、ワークや問題集の提出をしなければならないというものです。高校1年生の場合、毎週2~4ページ程度の英数国の週間課題が課されるため、毎週4時間程度の時間を要することになります。

このように、中学校までは定期テスト期間以外は簡単な宿題をやる程度で、日常的に勉強する機会がない生徒がほとんどですが、高校になると、全生徒が毎日予習・復習・課題を実施しなければならなくなります。この違いは非常に大きく、多くの高校1年生は高校入学後、大変な苦労をします。ですから、高校入学前に、予習型のサイクルを作っておくことは非常に重要であり、その意味において、公立高校入試が終わってから高校に入学するまでの1か月間が、中3生の明暗を分ける期間だと認識しておいて下さい。この1か月で、予習の仕方、復習の仕方を学び、高校入学後の生活スタイルを確立しておくことで、大きなアドバンテージを得ることができます。東大セミナーでは、公立高校入試が終わった中3生には、すぐに高校の学習を開始させていますが、それはこういった理由によるものです。公立高校入試後も、勢いそのままに頑張りましょう。

 

 

 

3.学習面での違い~受験に必要な学習量~


中学校と高校の違いの三つ目は受験に必要な学習量です。まず、高校受験と大学受験では、入試に必要な科目の数自体に違いがあります。具体的には高校入試に必要な科目が5教科であるのに対し、大学入試(国公立大入試)に必要な科目は原則5教科7科目です。

また、当然各科目での学習量も増加します。具体例を挙げると、高校入試に必要な英単語が1200語であるのに対して、大学受験では受験する大学の難易度にもよりますが4000~6000語の英単語が必要になります。

 

 

 

4.学習面での違い~カリキュラムの速度~


中学校と高校の違いの四つ目は学校でのカリキュラム速度です。具体的には、最終学年でカリキュラムが修了する科目数及び各単元の学習量の違いと高校間でのカリキュラム速度の違いです。

まず前者について、中学校・高校を問わず、基本的には最終学年まで各科目のカリキュラムが進行します。しかし、高校での学習は、前述のとおり科目数・学習量共に中学校のそれを大きく上回るため、結果的に受験直前までカリキュラムが進行する科目数と学習量が膨大になってしまいます。また、公立高校入試が3月であるのに対して、大学入学共通テストは1月に実施されます。したがって、カリキュラムが修了してから入試までに仕上げなければならない学習項目が非常に多くなる一方、それにかける時間が短くなるという現象が生じてしまいます。

つぎに後者について、高校ではそれぞれの高校が独自のカリキュラムを設定しているため、例えば同じA大学を目指す二人の生徒がいて彼らが別の高校に通っている場合、二人がこなさなければならない学習量は同一であるのに、その準備期間が変わってしまい、結果的にカリキュラム進度が遅い高校に通う生徒は準備期間が短くなってしまうということも起こり得ます。

 

 

5.このような違いに対応するためには


さて、ここまで記したとおり、中学校と高校では様々な違いがあり、特に学習面でのそれは大学受験を念頭に置いた場合無視できないものです。学習量が増えるのに、それに費やすことのできる時間は減ってしまう。高校生活を楽しみながら受験に向けて確実に力を養っていくためには、当然上記の違いを前提とした戦略をたて、計画的に準備していく必要があります。では具体的にどうすればよいのか。次回のブログではそのあたりの具体的方策について紹介させて頂きます!

 

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