エルデイアイの知らない世界「コーチング塾の世界」 - 石川県金沢市・野々市市・白山市の学習塾 - 東大セミナー
2023.04.28保護者通信

エルデイアイの知らない世界「コーチング塾の世界」


みなさんこんにちは。塩谷です。

学習塾といえば、かつては先生が黒板の前にチョークの粉まみれになりつつ、大声で楽しくも厳しく熱い授業を展開・・・なんていうのが定番でしたが、今は一口に「学習塾」と言ってもさまざまな指導内容の塾があります。
その中で最近の学習塾業界注目ワードなのが「コーチング塾」。
「コーチング」自体はよく聞く言葉ですが、学習塾における「コーチング」とは一体どんなもの?そんな疑問を今月は掘り下げていきます!

 


1.「コーチング塾」とは?~従来の学習塾との違いとは~

2.「コーチング塾」が注目される理由とは?~そのメリットと効果~

3.「コーチング塾」を選ぶ際に押さえておきたいポイント


 

 

1.「コーチング塾」とは?~従来の学習塾との違いとは~


 

「コーチング塾」は、従来の学習塾とは異なるアプローチをとっています。従来の学習塾では、講師が知識を教えることに主眼が置かれ、生徒はその知識を受け取ることが目的でした。一方、「コーチング塾」では、生徒が自分自身の力で目標を設定し、アクションプランを考え、実行することをサポートします。

コーチング塾では、生徒自身が目標を設定することで、自己成長を促進することができます。従来の学習塾では、講師が教える範囲内で生徒が勉強を進めるため、自己成長を促進することはできませんでした。しかし、コーチング塾では、生徒が自分自身で目標を設定し、自己成長のプロセスを通じて自信や自己肯定感を高めることができます。

また、従来の学習塾では、指導者が教材や方法論を指定し、それに従って生徒に教授します。生徒は、与えられたテキストを暗記したり、定型的な問題に答えたりすることで、知識やスキルを身につけます。この方法論は、一定の成果を出すことができますが、生徒自身が学びたいことや、自己成長のニーズを十分に反映することはできません。

以上のように、コーチング塾と従来の学習塾とでは、教育の目的や方法論が異なります。コーチング塾では、生徒自身が目標を設定し、自己成長に向けて主体的に取り組むことが求められます。一方、従来の学習塾では、指導者が教材や方法論を指定し、生徒に教授することが目的とされています。

最初は「自分で目標立てるの難しい・・・」と言っていても、コーチと一緒に毎授業で目標設定を繰り返していくと「今日の目標はこれにする!」と1ヶ月も経たないうちに上手に目標設定ができるようになる生徒が多いです。何事も「無理だろう」と決めつけずに適切にサポートすれば、生徒は驚くほど成長します。つまりコーチング塾は「生徒が主役」の指導方法だということですね!

 

 

 

2.「コーチング塾」が注目される理由とは?~そのメリットと効果~


 

近年、「コーチング塾」が注目されています。それは、コーチング塾には多くのメリットがあり、効果的な学びを促進することができるからです。ここでは、コーチング塾が注目される理由とそのメリット・効果について詳しく見ていきましょう。

まず、コーチング塾が注目される理由は、以下のような点が挙げられます。

 

1.自己成長にフォーカスした学習プログラムであるため、生徒の目的意識が高まる。

2.自己成長に向けて主体的に取り組むことが求められるため、成長のスピードが早くなる。

3.コーチング塾は、個人に合わせたカリキュラムを提供するため、生徒のニーズやスキルに合わせたカスタマイズが可能である。

 

次に、コーチング塾のメリットと効果について見ていきましょう。

 

1. 個別カリキュラムの提供

コーチング塾は、生徒一人ひとりのニーズやスキルに合わせたカスタマイズされたカリキュラムを提供します。そのため、生徒のレベルに合わせた授業を受けることができ、より効果的な学びが可能になります。

 

2. 自己発見と自己成長

コーチング塾では、生徒自身が学びたいことを明確化し、自己発見することで、自分自身の強みや目標を見つけることができます。つまり、よりやる気に直結する「自己決定感」を感じながら学習できるということです。

 

このように、コーチング塾では生徒自身が学びの主体となり、自己発見と自己成長を遂げることが仕組み化されているので、従来の塾よりも成長スピードが早まります。

 

 

 

3.「コーチング塾」を選ぶ際に押さえておきたいポイント


 

「コーチング塾」を選ぶ際には、使用教材と計画の質がポイントとなります。以下にそれぞれのポイントを詳しく説明します。

 

【使用教材】

使用教材は、コーチング塾での学習において非常に重要な要素の一つです。以下に、使用教材におけるポイントをいくつか紹介します。

 

・適切なレベルの教材を提供しているか

 生徒にとって、難易度が高すぎたり低すぎたりする教材は学習効果に影響を及ぼします。コーチング塾を選ぶ際には、生徒のレベルに合った教材を提供しているか確認しましょう。

 

・生徒自身が自学できる教材を提供しているか

 コーチング塾では、従来の塾と異なり「自分で課題を発見し、自分で解決する」シーンが多くなります。そのため「自分で調べる」ことができる教材があることが大切です。

従来の塾で授業を聞いたり、わからないところを質問したりして「わかったつもり」になってることがほとんどです。コーチング塾では、わからないことを無闇に教えるのではなく「自分で解決」できるように「どうやったら解決できるか」を教えてくれるのです。

 

 

【計画の質】

コーチング塾を選ぶ際には、指導内容に注目することも重要です。中でも、計画の質が高い塾を選ぶことで、効果的な指導を受けることができます。

具体的には、以下のような点がポイントです。

 

・具体的な目標設定:「いつまでに」「どのくらい」「どのようにして」が数値化されている計画を立てることをサポートしてくれているか。そうすることで、日々「何をすれば良いか迷わない」ようになっているかを確認しましょう。

 

・フィードバックやアドバイス:学習の進捗状況や理解度を把握し、適切なフィードバックやアドバイスを提供してくれる指導者(コーチ)がいるかどうかも重要です。

 

 

いかがでしたか?「コーチング塾」のイメージは掴んでいただけたと思います。
次回は、「コーチング」について実際の教室でどのように行われているか紹介していきます!乞うご期待!

 

 

 

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【記事監修者】塾長 柳生 好春


1951年5月16日生まれ。石川県羽咋郡旧志雄町(現宝達志水町)出身。中央大学法学部法律学科卒業。 1986年、地元石川県で進学塾「東大セミナー」を設立。以来、37年間学習塾の運営に携わる。現在金沢市、野々市市、白山市に「東大セミナー」「東進衛星予備校」「進研ゼミ個別指導教室」を展開。 学習塾の運営を通じて自ら課題を発見し、自ら学ぶ「自修自得」の精神を持つ人材育成を行い、社会に貢献することを理念とする。

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