大学入学共通テスト、直前ですね!
最後の追い込みをしている頃かと思いますが、本当の勝負はまだ先です。特に、地元の最難関である金沢大学に合格するためには、共通テストの得点以上に、個別学力試験(二次試験)の対策が合否を分けます。
東大セミナーは、長年にわたり石川県の大学受験に携わり、金沢大学へも毎年多くの合格者を輩出しています(2025年度は21名合格)。今回は、そのノウハウの一部である、金沢大学二次試験突破のための科目別戦略をご紹介します。
◆金沢大学二次試験の特徴とは?
金沢大学の二次試験は、標準的な良問が多いものの、付け焼き刃の知識では太刀打ちできない「深い理解」と「論理的な答案作成能力」が求められるのが特徴です。共通テストで高得点を取ったとしても、二次試験対策が不十分で涙をのむ受験生は少なくありません。
◆科目別対策のポイント
【英語】(融合学域・理工学域・医薬保健学域など)
・長文読解: 語彙力・文法力はもちろん、文章全体の論理構成を把握する力が重要です。単に和訳するだけでなく、段落ごとの要旨をまとめる練習や、指示語が何を指しているかを正確に捉える訓練が効果的です。
・英作文: 自由英作文・和文英訳ともに、ミスなく正確な英文を書く基礎力が問われます。頻出の文法・語法を用いた例文を数多く暗記し、それを応用して書く練習を繰り返しましょう。
【数学】(融合学域・理工学域・医薬保健学域など)
・頻出分野: 微分・積分、ベクトル、数列は頻出です。これらの分野は、教科書の章末問題レベルを完璧に解けるようにしておくことが大前提です。
・証明問題: 過程を論理的に記述する力が非常に重要視されます。普段から「なぜそうなるのか」を意識し、解答を省略せずに丁寧に書く習慣をつけましょう。
【国語】(人間社会学域)
・現代文(評論): 抽象的なテーマの文章が多いため、筆者の論理展開を正確に追い、設問の要求に沿って本文中の言葉で簡潔にまとめる記述力が求められます。過去問演習を重ね、大学側が求める答案の型を掴むことが重要です。
・古文: 単語・文法の基礎知識を固めた上で、主語を補いながら正確に現代語訳する練習が不可欠です。
◆東大セミナーだからできる「個別最適化」戦略
これらの対策はあくまで一般論です。本当に重要なのは、お子様の共通テストの成績、得意・不得意科目を分析し、「どの科目で何点取るか」という個人別の合格戦略を立てることです。
東大セミナーのコーチングでは、講師が生徒一人ひとりと向き合い、
を具体的に決定します。地域に根差した塾だからこそ持つ、豊富なデータと経験に基づいた的確な進路指導で、金沢大学合格への最短ルートをナビゲートします。
二次試験までの残り約2ヶ月。戦略的な学習で、合格を確実なものにしましょう。
【記事監修者】塾長 柳生 好春
1951年5月16日生まれ。石川県羽咋郡旧志雄町(現宝達志水町)出身。中央大学法学部法律学科卒業。 1986年、地元石川県で進学塾「東大セミナー」を設立。以来、38年間学習塾の運営に携わる。現在金沢市、野々市市、白山市に「東大セミナー」「東進衛星予備校」「進研ゼミ個別指導教室」を展開。 学習塾の運営を通じて自ら課題を発見し、自ら学ぶ「自修自得」の精神を持つ人材育成を行い、社会に貢献することを理念とする。
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