
著者:パク・ソンヒョク (著)、吉川 南 (翻訳)
出版社: ダイヤモンド社
詳細URL:https://amzn.asia/d/6JZhZnu
日々、お子さまの学習を支える保護者の皆さま。お子さまが「勉強が面倒くさい」「どうして勉強しなきゃいけないんだ?」と感じたことはありませんか?
そんな時におすすめしたいのが本書です。
本書は、勉強に対する意識を根本から変えてくれる一冊です。一般的な勉強法の本は「効率的な学習テクニック」に焦点を当てがちですが、この本は「学ぶ姿勢」や「勉強への向き合い方」に重点を置いています。
著者自身も、かつては勉強が嫌いでサボりがちだったといいます。しかし、勉強をしないことで何も得られない虚しさを感じ、学ぶことの意義に気づいたそうです。その過程がリアルに描かれており、「勉強しなきゃいけない」と思いつつも行動に移せない人の背中を押してくれます。
「自分なんてやっても無理」「今さら始めても遅い」と諦めてしまう前に、ぜひ本書を読んでみてください。勉強は決して楽ではないですが、それを乗り越えた先には大きな成長があります。
この本を通じて、お子さまが勉強に向き合うヒントを得られるかもしれません。保護者の皆さまも、お子さまと一緒に「学ぶ楽しさ」を見つけてみませんか?
「寝る間を惜しんで努力しよう」という言葉をよく耳にします。
今日ご紹介した本にも、努力を重ねて成功した人々のエピソードが登場しました。確かに、目標に向かって努力を続けることは素晴らしいことですが、その一方で、無理をしすぎることのリスクも考えるべきかもしれません。
例えば、漫画家の水木しげるさんは「しっかり眠ることが大切だ」と語っていました。彼によると、十分な睡眠を取っている人は長生きしやすい一方で、徹夜を続ける漫画家は早く亡くなる傾向があるのだとか。

水木しげる「睡眠のちから」、『特別展「手塚治虫×石ノ森章太郎 マンガのちから」』別冊図録、vol. 0 より
もちろん、「長く寝れば長生きできる」という単純な話ではありません(実際のところ、短時間睡眠の人よりも1日に10時間以上寝る人の方が死亡リスクは高いようです)。しかし、実際に過労が原因で健康を損なうケースは少なくありません。
お子さまが勉強に励むことは大切ですが、適度な休息もまた、学びを持続させるために欠かせない要素です。努力と休息のバランスを大切にしながら、健康的に学ぶ習慣をつけていけるといいですね。
【記事監修者】塾長 柳生 好春
1951年5月16日生まれ。石川県羽咋郡旧志雄町(現宝達志水町)出身。中央大学法学部法律学科卒業。 1986年、地元石川県で進学塾「東大セミナー」を設立。以来、38年間学習塾の運営に携わる。現在金沢市、野々市市、白山市に「東大セミナー」「東進衛星予備校」「進研ゼミ個別指導教室」を展開。 学習塾の運営を通じて自ら課題を発見し、自ら学ぶ「自修自得」の精神を持つ人材育成を行い、社会に貢献することを理念とする。
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