"テストの点数が悪い"と思ったときに見直すべき勉強法(~中学生編~) - 石川県金沢市・野々市市・白山市の学習塾 - 東大セミナー
2021.05.03勉強法

"テストの点数が悪い"と思ったときに見直すべき勉強法(~中学生編~)


皆さんこんにちは。

東大セミナーの町田です。

 

今回は、

「テストの点数が悪い”と思ったときに

 見直すべき勉強法(~中学生編~)」

についてお伝えします。

 

 

 


目次

1.「テストの点数が悪い」の基準

2.見直すべき具体的な勉強例

 【漢字の書き写し】

 【参考書作り】

 【全てを理解する】

 【正解の模写】

3.最後に


 

 

 

1.「テストの点数が悪い」の基準


 

点数が悪いといっても、

人によってその基準は異なります。

 

そこで今回、勉強時間は確保しているが

目標点が取れず、平均、

もしくは平均以下で「点数が悪い」

「点数が伸びない」と思っている人を

基準にしてみたいと思います。

 

そんな生徒が実際行っており、

改善を提案した勉強例をいくつか挙げます。

 

先に断っておきますが、紹介する勉強が

全て駄目というわけではありません。

 

ただ、「私もやってる~」と思い当たる人は、

他の勉強方法を試してみるのはいかがでしょうか?

 

 

 

 

2.見直すべき具体的な勉強例


 

 

【漢字の書き写し】

 

ノートに覚えたい漢字を20~30 回位、

まるで写経のようにとても集中して書いている。

 

無我の境地ですね。

 

効果が0とは言いませんが、

半分筋トレかと思ってしまいます。

(嫌味っぽいですね・・・。)

 

どれだけ覚えているのか、

試しにみかけた生徒に抜き打ちテストをしたら、

数分前に書きなぐっていた漢字、

5問中2問をすでに忘れていました。

 

本人もびっくりです。

同様の現象が英語や社会の暗記時に起こり得ます。

 

 

 

【参考書作り】

 

教科書やテキストのまとめのページを

ノートに写すという作業。

ポイントは写実的な点です。

 

色彩豊かにまるで絵画のように

素敵に作成している生徒もいました。

 

時間をかけて出来上がった達成感は

えもいわれぬものでしょう。

 

「これ、今後どのように使うの?

 また見る事ある?」と聞くと、

首をかしげて「ないです。」

と答えてくれました。

 

 

 

 

【全てを理解する】

 

数学や理科の定理、

公式を使いこなすことよりも、

なぜこうなるのかの理解に

多くの時間を割いてしまう。

 

なんでこうなるのかを考えることは

決して悪いことではないです。

 

ただ、有限の時間の中で、

テストの点数を上げる目的であれば、

公式とずっとにらめっこをしていて、

全く手が動かず、頭から煙が出ている状態は

改善の余地があります。

 

特に難しい定理などは、

ある意味天才と呼ばれる人々が

考え至ったものです。

 

そこは先人の知恵を享受することを

優先してみましょう。

 

 

 

【正解の模写】

 

丸付けやテスト直しの際に、

臭い物に蓋をするよう、

違えた問題上に正解を記入する。

 

また、記号問題では

正しい記号のみを書き記す。

 

結果、何が書いてあるか分からない

ノートや答案が出来上がります。

 

テストで点数を取る事を目的とするなら、

間違いこそが財産で、

同じ間違えをしないことが大切です。

 

また、なんで間違えたのかを

考えることが勉強です。

 

他にも枚挙にいとまがないほどありますが、

最近見かけた勉強例です。

 

 

 

 

3.最後に


 

身に覚えがある人は、

「じゃあ、どうすればいいの?」

となりますよね。

 

上記の勉強法が全て無駄とは言いません。

ただ、頑張っているけど

テストの点数が悪いという現実があり、

なんとかしたいというのであれば、

是非勉強法を見直すことをおすすめします。

 

勉強法の合う合わないはありますが、

素直に周りのアドバイスに耳を傾け、

まずは実践してみてください。

 

 

 

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【記事監修者】塾長 柳生 好春


1951年5月16日生まれ。石川県羽咋郡旧志雄町(現宝達志水町)出身。中央大学法学部法律学科卒業。 1986年、地元石川県で進学塾「東大セミナー」を設立。以来、37年間学習塾の運営に携わる。現在金沢市、野々市市、白山市に「東大セミナー」「東進衛星予備校」「進研ゼミ個別指導教室」を展開。 学習塾の運営を通じて自ら課題を発見し、自ら学ぶ「自修自得」の精神を持つ人材育成を行い、社会に貢献することを理念とする。

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