高校入試の記述対策は今から!理科の勉強法(石川県の場合) - 石川県金沢市・野々市市・白山市の学習塾 - 東大セミナー
2021.05.06勉強法

高校入試の記述対策は今から!理科の勉強法(石川県の場合)


皆さんこんにちは。

東大セミナーの中島です。

 

今回は、

「石川県の公立高校入試に向けた

理科の勉強法」についてお伝えします。

 


目次

1.石川県の公立高校の入試問題は記述問題が多い!

2.問いに合わせて語尾を変える

3.5W1Hを意識した解答づくりを!


 

 

1.石川県の公立高校の入試問題は

 記述問題が多い!


 

2021年度の入試問題では、

100点のうち記述問題が約30点、

短文記述、作図問題、計算問題を

合わせると約50点分は

ただ覚えているだけでは解けない問題です。

 

そしてその50点のうちの40点は

記述問題と短文記述になっています。

 

つまり、記述問題の対策をしておかないと、

石川県で上位校に合格していくことは

難しくなってしまうということになります。

 

しかし、その記述対策は中学1年、

2年の今からでも始めていくことができます!

 

記述の「答え方」が分かれば

普段の定期テストでも

得点力をつけることができます。

 

 

ただし、記述問題の対策をするには

基本的な知識があることが前提です。

まだ知識としてあいまいな部分がある場合は、

まずそこを復習してから

記述問題の対策を行ってくださいね。

 

 

 

 

2. 問いに合わせて語尾を変える


 

国語や社会の記述問題での答え方も同じで、

一見当たり前かのように思いますが、

重要なポイントとは

問いに合わせて語尾を変える

ということです。

 

 

問題に「なぜ~」や「理由を答えよ」

という内容があったら、

解答の語尾は「~のため」、

「~だから」という風に応えなければいけません。

 

 

例)

問 ビーカーの表面に水滴ができたのはなぜか。

答 ビーカー表面付近の空気の温度が

  露点よりも下がったから

 

※2021年度の入試問題で理由を問う問題は5問ありました。

 

 

また、「どのようにできたか」と聞かれたら

「このようにできた」という内容で

答えなければいけませんし、

「どのように進むか」と聞かれたら

「このように進む」という内容で

答えなければいけません。

 

 

 

例)

問 光は凸レンズを通過した後、

  どのような方向に進む

答 凸レンズの軸に平行な方向へ進む。

 

 

語尾を意識した解答づくり、

改めて意識していきましょう。

 

 

 

 

3. 5W1Hを意識した解答づくりを!


 

理科の記述問題なのに英語?と

思われたかもしれませんがそうではありません。

 

記述の解答をつくる際に、

いつ(when)、

どこで(where)、

誰が(who)、

何を(what)、

なぜ(why)、

どのように(how)

意識してほしいということです。

 

これを意識して入れることで、

必要な内容を取りこぼすことなく

解答に入れることができるようになります。

 

 

例)

問 やませとは何か説明しなさい。

答 親潮の影響で  東北地方の太平洋側で

  why       where

  夏に吹く冷たい 北東の風

      when     how     what         

 

        

例題では、誰が(who)は使いませんでしたが、

このように5W1Hを入れるように

意識すると完答をつくることができ、

失点が少なくなります。

 

上位校を目指している場合、

学校によっては減点がなく少しでも

間違っていれば✕になってしまう場合もあります。

 

よって、日々の学習から今回紹介したポイントに

気を付けて記述問題の解答を

つくることはとても重要です。

 

ぜひ意識してみてください!

 

 

 

 

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【記事監修者】塾長 柳生 好春


1951年5月16日生まれ。石川県羽咋郡旧志雄町(現宝達志水町)出身。中央大学法学部法律学科卒業。 1986年、地元石川県で進学塾「東大セミナー」を設立。以来、37年間学習塾の運営に携わる。現在金沢市、野々市市、白山市に「東大セミナー」「東進衛星予備校」「進研ゼミ個別指導教室」を展開。 学習塾の運営を通じて自ら課題を発見し、自ら学ぶ「自修自得」の精神を持つ人材育成を行い、社会に貢献することを理念とする。

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