当てはまらないかチェック!数学で結果が出なくて辛い人にありがちな事例  - 金沢市・野々市市・白山市の塾なら東大セミナー
2022.10.04勉強法

当てはまらないかチェック!数学で結果が出なくて辛い人にありがちな事例 


皆さんこんにちは。 

石川県金沢市・野々市市・白山市の学習塾 東大セミナーの亀田です。 

今回は、「数学で結果が出なくて辛い人にありがちな事例」についてお伝えします。 

 

 

 


目次

1.パターンを掴むまで問題数をこなしていない 

2.アウトプット用の問題が簡単すぎる

3.解く前から諦めている 


 

 

 

1.パターンを掴むまで問題数をこなしていない


「数学って、せっかく公式とか法則とか覚えても、解き方を閃くことが出来ないと問題が解けないから、嫌い、、、」 

 

数学が苦手な人からよく聞く台詞です。 

果たして数学が得意な人は、毎回本当に解法を自力で編み出しているのでしょうか? 

それが出来るのはよっぽど数学的才能が溢れた人のみです。 

そんな人は極少数しか存在しません。 

 

では多くの場合、応用問題であっても解法を掴むことが出来る人は何をしているのかというと、 

「解き方のパターンを掴めるまで、ひたすら問題演習」 

です。 

 

数学の解き方は確かに複数存在し、自分が持っているテキストの問題を全て出来るようになっても、模試では違ったパターンの問題が出題され、報われない思いをした人もかなり多いのではないでしょうか。 

 

他の科目でも、ずっと同じ問題だけでなく問題数をこなすに越したことはないですが、 

数学においてはこれが特に重要な事項です。 

 

「問題数をこなす必要性はわかったけど、それってキリなくない? 

やる気が出ない、、、」 

 

このように思われた方に主張したいことがあります。 

解き方は決して100通りある訳ではありません! 

ある程度取り組めば必ず問題演習にゴールは来ます。 

数学に関しては、「パターンが掴めるまで」を学習のゴールにして取り組んでみましょう。 

まずは、1問でも良いので毎日数学の問題を解く習慣をつけることです。 

きっと何かが変わります! 

 

 

 

2.アウトプット用の問題が簡単すぎる


「定期テストの数学はまだいけるのに、模試になると全く対応できなくなる、、、」 

 

このようにお悩みの方、定期テスト前と同じようなレベルの問題を解いていませんか? 

 

数学は模試や入試になると難易度が一段と難しくなります。 

簡単な部分は大問1や各大問の⑴しかありません。 

その他は全て応用問題です。 

定期テストレベルの問題を出来るようにするだけでは、対策としてはあと一つです。 

 

そこで必要になってくるのが「逆算的な学習」です。 

具体的な手段は、過去問に一度取り組むことです。 

傾向や難易度がわかり、最終的に仕上げなければいけないレベルが明確に認識出来ます。 

 

そこで初めて普段の演習をどの難易度まで取り組まねばいけないのかが浮き彫りになります。 

きっと、「手持ちのテキストのどのページに載っている問題を何分で取り組むことが効果的か」具体的に見えてくることでしょう。 

もしくは、「自分は今、ある程度の知識は固まっているから実践レベルの問題慣れが必要な段階」だと気づくことも出来ます。 

その場合は、試験前の対策として過去問演習やこれまで受けてきた模試の解きなおしをすれば効果は抜群です。 

 

学校の定期テストは、一般的にワークの問題を出来るようにしておけば対応出来ますが、入試や模試には専用のワークはありません。 

強いて言うなら過去問がワークに最も近い存在なので、過去問を交えた問題演習を必ず対策の中に入れましょう。 

 

 

 

3.解く前から諦めている


数学が苦手な人にありがちなのが、ちょっと難しそうな応用問題になると、 

解く前から、「絶対私には無理だ、、、」というマインドに陥ることです。 

 

そのマインドが実は貴方の数学におけるポテンシャルを半減させてしまっている原因かもしれません。 

まず、そのような気持ちから入ってしまうと、問題をきちんと読もうとしません。 

せっかく問題文や図にヒントが隠れているにも関わらず、 

流し読みをしてしまうのです! 

「一通り読んでみたけどやっぱりわからない!飛ばそう!」 

となっています。 

そういう人に限って、模試後に解きなおしをした際、 

「後からやってみると案外自分一人で解けました」と報告してきます。 

マインドの変化で解ける解けないは意外と変わってきます。 

 

どれだけ難しい問題であろうと、 

これまで習ってきた知識を使って必ず答えを求められるようにはなっています。 

数学が得意な人は逆に、 

「簡単には求められないけど、今まで身に着けてきた知識と問題文・図に潜んでいる手掛かり一つずつ整理して、パズルみたいに楽しんで取り組んでいます」 

という話はよく聞きます。 

「難しいから嫌い」ではなく、「難しくて楽しい!」の境地までいくと逆に思考が柔軟になり、解き方が閃きやすい状態になります。 

 

このように、問題への積極性は意外と重要で、消極的すぎると見えてくるものも見えてきません。 

難しそうに見えても、問題文の中に出てきたデータの整理や、図に書き込みをして、落ち着いて問題に取り組みましょう! 

数学が苦手な皆さん、今後その点を強く意識して、数学に取り組みましょう! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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【記事監修者】塾長 柳生 好春


1951年5月16日生まれ。石川県羽咋郡旧志雄町(現宝達志水町)出身。中央大学法学部法律学科卒業。 1986年、地元石川県で進学塾「東大セミナー」を設立。以来、38年間学習塾の運営に携わる。現在金沢市、野々市市、白山市に「東大セミナー」「東進衛星予備校」「進研ゼミ個別指導教室」を展開。 学習塾の運営を通じて自ら課題を発見し、自ら学ぶ「自修自得」の精神を持つ人材育成を行い、社会に貢献することを理念とする。

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