全国統一小学生テストを終えて - 石川県金沢市・野々市市・白山市の学習塾 - 東大セミナー
2020.07.01イベントレポート

全国統一小学生テストを終えて


皆さんこんにちは。

東大セミナーの篠原です。

 

6/28(日)に、東大セミナー金沢校、

松任・白山校、東金沢校で

「全国統一小学生テスト」が行われました。

 

全国統一小学生テストとは、

日本全国の学習塾で行われる

小学生を対象とした学力テストのことです。

 

東大セミナー3校舎合計で

128名に受験していただけました。

昨年度に比べると大幅に受験生が増えており

多くの方にご参加いただけました。

 

「全国統一小学生テスト」では

参加して下さった保護者様向けに

保護者会を行っています。

今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため

保護者会は動画配信といたしました。

保護者会の内容の一部を

皆さまにお伝えしたいと思います。

 

 

 

全国統一小学生テストの意義・目的


 

全国統一テストは

小学生・中学生・高校生の部門があり、

日本全国でそれぞれ年2回実施しています。

 

年長生から続けていけば高校3年生まで

全26回のテスト受験の機会を

全て無料で提供しています。

 

何故、このような取り組みをするかと言うと

教育を通じて日本をよりよくするために

日本全国の生徒達の学力向上に貢献したい

という思いがあるからです。

 

テストを単なる

子どもたちの学力を測るためのもの

と捉えるのではなく

現状を正しく把握し、延ばすための機会

と捉え、全国統一小学生テストの

受験を通して、地域の子どもたちに

大きく成長してもらう機会に

してもらいたいと考えています。

 

そして、今の子ども

活躍する30年後・40年後の社会は

これまで以上に力が求められる

社会になると考えられています。

 

全国統一小学生テストの運営を通し

時代の変化に対応できる力をもった

人財を育成していきたいと考えております。

 

 

 

これから求められる力とは?


 

前項で「30年後・40年後の

社会はこれまで以上に力が求められる」

とありました。

 

日本を取り巻く環境はこの20年で大きく変化し

今後更に加速度的に社会構造が

変化していくと予想されています。

こどもたちが大人になる頃に、

「今と同じ価値判断になる」とは

言えない状況なのです。

 

1980年代は製造業の時代でした。

1980年に日本がアメリカを抜いて

自動車の生産台数世界一になり

自動車産業の輸出が活発化し

日本を代表する産業となっていました。

 

1990年代、情報通信技術が発達し

インターネット・携帯電話が

普及し始めることで人々のライフスタイルや

産業の在り方も変化しました。

 

2000年代になると、

米国のGoogle、Apple、

Facebook、Amazonなどの

IT企業が急成長し、2019年4月時点の

世界時価総額ランキングの上位には

米国や中国のIT企業が大部分を占めています。

 

これらのIT企業は、

想像力・発想力によって

それまでになかった新しいサービスを

生み出し成長しました。

 

そして、今後はAIの技術が発展し

今まで人が行っていた情報処理系の仕事が

AIに取って代わられるとも言われています。

 

このように、日々技術が進歩し、

急速に時代が変化する中では

与えられた問いに正解を出すだけではなく、

新しい技術をどう活用するか?

未知の課題をどうやって解決するか?

といった、誰も答えを知らない問題を

論理的に解決していく力が求められます。

 

予測できない未知の課題に対処するには、

基本的な知識・技能に加え

常識にとらわれない柔軟な発想力

発想を形にする論理的課題解決力

必要になると言えるでしょう。

 

 

 

小学生時代の子どもにどう働きかけるか


 

子どもの学力の向上には、

子ども自身の努力が必要不可欠です。

そして、お子さまが努力をし続けるには

保護者の方のサポートが必要です。

 

特に、褒めることが重要だと言われています。

子どもにとって「親に褒められる」ことは

成功体験であり、この成功体験が

子どもが自信を持つきっかけとなり、

子どものやる気につながるのです。

 

ただ、ほめるといっても

様々なほめ方があると思います。

ほめる時のポイントは4つあります。

①すかさず

②率直に

③具体的に

④原因となった努力を

 

④がとても重要で、

自分の努力したことをほめられると

「もっと努力しよう!」と

子どもは考えるようになります。

 

例えば、

「毎日コツコツと勉強を続けたから、

 力がついたね」

「前は問題を解くのに〇分かかっていたけど

 今は〇分で解けるようになったね」

というように

お子さまが努力したことに目を向けて、

具体的に言葉にしてあげると良いでしょう。

 

 

 

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【記事監修者】塾長 柳生 好春


1951年5月16日生まれ。石川県羽咋郡旧志雄町(現宝達志水町)出身。中央大学法学部法律学科卒業。 1986年、地元石川県で進学塾「東大セミナー」を設立。以来、37年間学習塾の運営に携わる。現在金沢市、野々市市、白山市に「東大セミナー」「東進衛星予備校」「進研ゼミ個別指導教室」を展開。 学習塾の運営を通じて自ら課題を発見し、自ら学ぶ「自修自得」の精神を持つ人材育成を行い、社会に貢献することを理念とする。

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