「感謝ということ」 - 金沢市・野々市市・白山市の塾なら東大セミナー
2021.12.28保護者通信

「感謝ということ」


 

「感謝ということ」というタイトルから皆さんは感謝心の押しつけかと思われるかもしれませんが、そのようなつもりは全くありません。むしろこれまでの私は「感謝が大切だ」というようなことを言われると往々にして押しつけがましさを感じ違和感を持ったものです。あるとき講演者が「皆さん感謝の反対は何だと思いますか?」と聴衆者に聞いたことがありました。その時はとっさに分からず戸惑っていると、それは何でも「当たり前」だとすることです、ということでした。確かに「感謝」は「有難い」ことに対する気持ち、姿勢であるならばその様に考えることもできると思いました。

本年の1月21日で会社設立満36年になります。国税庁の「企業生存率調査」によると設立から30年生存する企業は0.025%というデータがあります。率直に言って驚きの数字です。このような数字を見ると「これまでよく持ったな」という感慨に襲われます。35歳で創業し幾星霜を経て今日在るのは、お客様(生徒・保護者)、従業員、取引先、それに物心両面で支えてくれた父母はじめとする家族のお陰であることは間違いのないところです。

何ごとにも「当たり前」とする心を諫め、少しでも「有難さ」に気づける人間に近づけるよう願っています。

 

 

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【記事監修者】塾長 柳生 好春


1951年5月16日生まれ。石川県羽咋郡旧志雄町(現宝達志水町)出身。中央大学法学部法律学科卒業。 1986年、地元石川県で進学塾「東大セミナー」を設立。以来、38年間学習塾の運営に携わる。現在金沢市、野々市市、白山市に「東大セミナー」「東進衛星予備校」「進研ゼミ個別指導教室」を展開。 学習塾の運営を通じて自ら課題を発見し、自ら学ぶ「自修自得」の精神を持つ人材育成を行い、社会に貢献することを理念とする。

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