「知は愛、愛は知である。」 - 金沢市・野々市市・白山市の塾なら東大セミナー
2012.07.01塾長ブログ

「知は愛、愛は知である。」


表題は哲学者西田幾多郎の言葉である。言葉の意味は、知れば知るほど対象が好きになり愛するようになる。 また、対象を愛すれば愛するほど対象について知りたくなりなる。ということのようだ。 男女の恋愛を考えれば凄く分かりやすい。相手のことが好きになり愛するようになると、 とにかく相手のことが気になりもっと知りたくなる。そして知れば知るほど愛おしくなりより一層愛が深まる。 言われてみればごく当たり前なことなのだが、それは恋愛だけに限らない。

 

自分が所属する団体・組織についても主体的かつ能動的に関わればそこから得られるものが多く、 一層帰属意識が強くなり所属の欲求が満たされることはよくあることだ。 他に趣味などについても同じことが言える。また仕事や学習についても同じではなかろうか。 学習について言うと勉強すればするほど面白くなり、もっともっと知りたくなり、 知れば知るほど勉強が好きになる循環が生まれる。そこまで行けばたいしたものだ。

 

多くはそこまで行かず中途半端に終わる。 世にハイ・パフォーマーといわれる人がいるが彼らは間違いなくこの境地に達している人たちだ。 粘り強く、集中して取り組む行動特性は幼児期から培われるというが、 何かのきっかけでスイッチ・オンとなる可能性を信じたい。夏はまとまった学習時間が取れる絶好の機会だ。 生徒諸君には粘り強く自己の課題に取り組んで欲しいものである。

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【記事監修者】塾長 柳生 好春


1951年5月16日生まれ。石川県羽咋郡旧志雄町(現宝達志水町)出身。中央大学法学部法律学科卒業。 1986年、地元石川県で進学塾「東大セミナー」を設立。以来、38年間学習塾の運営に携わる。現在金沢市、野々市市、白山市に「東大セミナー」「東進衛星予備校」「進研ゼミ個別指導教室」を展開。 学習塾の運営を通じて自ら課題を発見し、自ら学ぶ「自修自得」の精神を持つ人材育成を行い、社会に貢献することを理念とする。

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