立命館文系入試を控える方必見!合格へ向けた戦略法 - 石川県金沢市・野々市市・白山市の学習塾 - 東大セミナー
2021.07.05入試対策

立命館文系入試を控える方必見!合格へ向けた戦略法


皆さんこんにちは。東大セミナーの亀田です。

今回は、「立命館大学文系入試」についてお伝えします。

そもそも国公立大学とは異なり、立命館大学を始めとする私立大学入試は、多岐にわたる試験方式があります。方式によって、科目の点数配分や科目数が異なっており、自分に合った受験方法を選択することができます。また、試験日程も約1週間ほど取っている場合が多いため、チャンスは1度や2度ではありません。この特色も最大限に活用することも鍵です。一緒に合格への道のりを着実に歩んでいきましょう!

 


目次

1.受験学部、学科を決めたらスグ!試験方式をチェック!

2.正しい受験方式選択でより合格を確実に!

3.全学部共通科目、英語!立命館の英語はどう対策していくか


 

 

1.受験学部、学科を決めたらスグ!試験方式をチェック!


学部や学科によって受験方式が異なることは、よくあることです。しかし、立命館では同じ文系学部でも、受けることができる科目・単元や配分などが異なる場合が他大学と比べ多くより重要な事項となっております。例を挙げると、立命館文系入試の一般的な3教科型の国語は文学部以外、漢文がありません。(文学部は現代文、古文に加え、漢文かもう一つ現代文を解くかの選択式です。)これを知っているのと知らないのでは、立命館合格へ向けての受験勉強の質が全く異なってきます。希望学部、学科を決めたらすぐに試験方式の確認、その中で自分に合ったものを選択するというステップを一刻も早く挟みましょう。

 

2021年度の学部ごとの試験方式を確認できるところ

立命館大学公式ホームページ 入試情報サイト

https://ritsnet.ritsumei.jp/application/general/dl.html

 

試験方式は時を経て変わっていくものです。正確な情報を得るために、大学が公式で発表している自分の受験年度の情報を一度は目を通しましょう。

 

 

2.正しい受験方式選択でより合格を確実に!


前述したとおり立命館大学は受験方式が多く、複雑になっております。ここでは、立命館大学の受験方式の選択のポイントとなる特色をお伝えします。

 

①全学統一方式

立命館受験のメイン入試方式です。グローバル教養学部を除く全学部で実施されております。英語、国語、選択科目の合計点で判定されます。合格者数も一番多く取る方式ですので、特に事情が無い限りはこの方式を選択するのが無難でしょう。

 

②学部個別配点方式

英語、国語、選択科目の全学統一と同じ出題形式です。ですが、学部・学科・学域ごとに科目の指定や配点の割合が異なってくるのが違いです!グローバル教養学部を除く全学部で実施されております。自分の得意科目の配点が高くなってくれたら、受かる可能性大じゃん!全学統一よりも良いのでは?そう思われますが、学部個別は全学統一に比べ、

①試験日数が1日のみ

②全国に置かれている試験会場が少ない

③学部学科によっては倍率が高い

などの注意点があります。選択する前に自分でこの条件を把握してから決断しましょう。

 

 

③理系型3教科方式

スポーツ健康科学部、食マネジメント学部のみで実施しております。試験科目は英語、理科、数学と理系の全学統一方式と教科は同じですが、数学の出題範囲は「数学Ⅰ・Ⅱ・A・B」で実施です。

 

④英語資格試験利用型(IR)方式

国際関係学部のみで実施しております。英語、国際関係に関する英文読解、英語外部資格試験(得点換算)による入試です。その他はセンター試験方式、センター試験併用方式、2教科型の後期分割方式(法、経済、スポーツ健康科学部はセンター併用の3教科型)があります。

 

以上の情報を踏まえて自分の状況としっかりマッチした試験方式を選び、受験科目、配分、倍率を把握して学習を進めていきましょう!

 

 

3.全学部共通科目、英語!立命館の英語はどう対策していくか


今回は、数ある科目の中でも英語に絞って対策をお伝えしていきます。しかし、この対策は他の科目でも応用していける部分が沢山あるので是非一読していただきたいです。立命館の英語の難易度は標準的で、そこまで難しいものではありません!着実に点数を取っていきましょう。

大問ごとの出題形式は、

Ⅰ 長文読解

Ⅱ 長文読解

Ⅲ 会話文

Ⅳ 文法・語法

Ⅴ 語彙

です。

 

 

~ステップ1 立命館英語は文法・語法・語彙をしっかり押さえ、確実に点数へと繋げる~

大問が5つある中の2つが文法・語法・語彙を問われる問題です。文法は、文法書1冊ぶんの知識を隅々まで頭の中に入れておく必要があります。ネクステに出てくる文法問題を完璧にこなせれば、問題なく点数が取れます。語彙に関しては、システム英単語一冊をコンプリートし、英熟語もネクステで対策は取れます。ですが、もっとレベルアップしたい人は速読英熟語を完璧にすれば問題ないです。この部分は後に対策していかなければならない長文読解でも、役立ってくる「土台」となります。ここをしっかり押さえているか否かでは「土台」がぐらつき、点数が安定しなくなってきます。立命館の英語はまずここから対策していきましょう。

 

 

~ステップ2 過去問を解いてみる~

文法・語法・語彙を詰め込んだらその時点で一旦「戦える武器は揃った」段階になります。「ステップ2でもう過去問!?良い点数は見込めないし、気が進まない…」と思うかもしれませんが、過去問を解く目的は良い点数を取って合格への自信をつけることのみではありません。今の自分が立命館入試に対応できている部分、全く対応できていない部分を把握することが目的です。対応できている部分はもう立命館のレベルに達しているため、勉強優先順位を下げ、対応できていない部分は何が原因で対応できていないのかしっかり分析し、すぐにでも集中対策を行っていきましょう。過去問を解いてみる際は、本番同様に時間をしっかり計ることも大切です。決められた時間内で結果を出すことが求められるのです。そこの基準を合わせなければ、せっかく過去問を解いて自分の弱点を炙りだしたくても、正確にはでてきません。また余談ですが、過去問と言えば「赤本」ですよね。この「赤本」の中身はただ過去問が並んでいるのみでなく、本の序盤にそれぞれの大学の傾向、科目別の対策なども詳細に記載されています。また、在学生からの入学してからの実際の感想や、実際の合格者からの具体的にどんな方法で合格したかの体験記も記載されています。「赤本」と言えば、入試直前に開くものというイメージかもしれませんが、それは勿体なさ過ぎます。「赤本」こそ早めに開けば開くほど、合格へ向けた学習スピード早めてくれるツールなのです!すぐにでも活用していきましょう!

 

 

~パターン① 長文読解が対応できていない~

長文読解が出来ない原因として考えられるのは、

①速読ができない

②立命館の長文の形式に慣れていない

③語彙力が足りていない

が挙げられます。

③の語彙力は、ステップ1でやってきたため今回はあまり挙がらない部分かもしれません。しかし、もしそれでも出来なかったならば、わからなかい単語に出会う都度記し、自分専用の単語帳を作成して対策しましょう。

①のタイプの人は普段長文に取り組む際、声に出して読んでいきましょう。また、声に出して読み上げながら、そのスピードで文の意味を理解していく習慣をつけていきます。その訓練を行い、声に出して読むスピードでの文を理解することができれば大幅な時間削減となります。

あとは、設問を読んでから問題に取り掛かるようにすることや、パラグラフリーディング、ディスコースマーカーなど、まだまだ対策できる部分はあります!長文読解の点数をすぐに上げるのは難しく、膨大な演習量が必要です。最低でも1日1長文は解きましょう。受験生なら最低1日3長文です。こちらもただやみくもに解くのではなく、出来なかったところの分析、それに合った解決法を実践しながら進めていきましょう。

②の場合は書店で「立命館大の英語」という名で専用の対策本が販売されております。

こちらで立命館の英語の特徴、どういう対策を取っていけば良いのかを把握し、「立命館大の英語」や過去問で実践してみることを繰り返しましょう。

 

 

~パターン② 会話文が対応できていない~

こちらは難易度的には5つの大問中難易度的には一番易しいものとなっております。ですので、結果が出ない原因はただ会話文という形式に慣れていないことが考えられるので、センター試験の過去問などにある会話文の大問で演習を繰り返せば感覚を掴むことが簡単にできます。会話文という問題に沢山触れて、会話文特有の表現なども出てくるたびにまとめておくことが重要です。

 

長くなりましたが、以上が立命館の英語で結果を出す対策でした。

これらのステップをこなしていき、英語で確実に点数を稼いでいきましょう。

 

最後のまとめとしては、立命館合格のための戦略としては

  • ①立命館受験決定後スグの試験方式確認
  • ②自分に”適した”試験方式選択
  • ③英語は文法・語彙等から対策し、その後すぐに過去問で苦手炙りだし!

 

が大切だということです。

どれも難しいことではなく、すぐ始められることですので今日から早速行動しましょう!

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【記事監修者】塾長 柳生 好春


1951年5月16日生まれ。石川県羽咋郡旧志雄町(現宝達志水町)出身。中央大学法学部法律学科卒業。 1986年、地元石川県で進学塾「東大セミナー」を設立。以来、37年間学習塾の運営に携わる。現在金沢市、野々市市、白山市に「東大セミナー」「東進衛星予備校」「進研ゼミ個別指導教室」を展開。 学習塾の運営を通じて自ら課題を発見し、自ら学ぶ「自修自得」の精神を持つ人材育成を行い、社会に貢献することを理念とする。

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