子どもの「反抗期」~反抗期を成長機会として活かすために~ - 東大セミナー

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2022.08.16教育情報

子どもの「反抗期」~反抗期を成長機会として活かすために~


石川県金沢市・野々市市・白山市の学習塾 東大セミナーの川本です。

私もこの仕事を行って20年以上、2000名以上の生徒、保護者様と接してきました。

その過程で感じた小学生・中学生の「反抗期」の対策についてお話しします。

 

 


目次

1.反抗期の原因

2.反抗期の捉え方

3.反抗期の対策

最後に


 

 

1.反抗期の原因


一般的に反抗期とは、

・思い通りにいかないストレス

・体や心の成長への戸惑い

などが原因と言われています。

 

2~3歳ごろに初めての反抗期があり、その後、小学生低学年や中学生の際に反抗期を迎える場合が多いようです。

しかし最近は、情報量の変化等もあってか、反抗期が無いという場合や大学生になって初めて反抗期を迎えるといった場合もあります。

ただそれも、表情や行動に表れにくいだけで、実は反抗期になっていることもあるかもしれません。

 

 

 

2.反抗期の捉え方


反抗期を迎えることで、子どもは親への暴言や距離を保つといった行動に出ます。

その際、自身の子育てに失敗したのではないか、と捉える保護者様もおられます。

しかし、そのように捉える必要はありません。「反抗期」は誰にでも起きる、一般的な現象です。

 

更に言えば、私は「反抗期」を、良い機会と捉えています。

 

というもの、「反抗期」とは

・思い通りにいかないストレス

・体や心の成長への戸惑い

といった、本人が成長と向き合っているという証と考えることができるためです。

 

あまり深く考えていない子供に「部屋片づけないの?」「部屋片づけなさい」と伝えると、多少嫌がるところはあるかもしれませんが、行動する場合が多いでしょう。

しかし、「ああ、部屋が汚くなってきたな」「そろそそ片づけなくてはいけないなあ」「いつ片づけようかな」と自分で課題に気付いている、認識している子供に同様のことを伝えると、確実に反発します。「今やろうと思っていたのに…」「はあ、やる気がなくなった…」と。 

 

 

つまり、「反抗期」を迎えたということは、自分で課題に気付き始めたということです。

 

また、瘦せている人に「太った?」と聞いても、あまりムッとはされることはないかもしれませんが、「最近太ってきたな」と課題を認識している(けど行動できていない)人に「太った?」と聞くと、嫌がられることでしょう。

本当のこと、それも行動できていないことを言われると、人は反発したくなるものです。

 

その点、子どものことを一番理解している「親」という立場の人から「本当のこと」を言われると、そりゃあ反発することが多いでしょう。異常でも何でもなく当然のことです。

 

 

 

3.反抗期の対策


では、「反抗期」にしないように、というより「反抗期」という成長機会にどのように対応すれば良いのでしょうか。

 

  • ① 話を聴く(無関心にならない)

本人(子供)が距離を保ちたいのだから、こちらからは関わらないではなく、「聴く」ことに特化した接し方を意識しましょう。

「親に何を言っても無駄」と捉えると、手が付けられなくなることもあります。

また、その際、否定ではなく肯定(承認)が重要です。

その場での反応ないかもしれませんが、過去ことを持ち出す、結果に注目するではなく「私は〇〇がいてくれて嬉しい」といった存在承認が効果的です。

 

  • ② 感情的にならない

前述したように、「反抗期」は一般的なことで、今成長機会を迎えていると捉えましょう。

感情に感情で返すと解決することはありません。

また「親としての責務」と考えるより「人生の先輩として」というイメージの方が接しやすくなります。

 

  • ③ 役割を決める

父性と母性のように、どちらかが壁役であれば、どちらかが聞き役に徹するといったチーム戦も効果的です。

時には学校や塾の先生など、関わる大人の傾向によって立ち位置を変えることも重要です。

 

 

 

最後に


長くこの仕事を行っていると、「塾では優等生だが、家では…」という話を良く伺います。

「人目を気にしすぎる」外面が良いとも言えますが、私はこれも良いことと捉えています。

「塾や学校で出す優等生」の姿は、演じているのであれ何であれ、その子にとって目指すべき姿であり、目標でもあります。思春期の子供特有の「間違いに気づいてはいるものの素直になれない」という気持ちは誰もが経験すること。反抗するにも理由があります。それでも理想とする目標があれば、人は必ず成長できるものです。 

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