大学受験に向けて、親のサポート - 石川県金沢市・野々市市・白山市の学習塾 - 東大セミナー
2022.07.21教育情報

大学受験に向けて、親のサポート


皆さんこんにちは。 

東大セミナーの町田です。 

今回は、「高校生の子供をもつ親御さんが、大学受験にむけてどのようにサポートしているのか」についてお伝えします。塾に通っている生徒の親御さんお場合、中学生までは子供の成績や学習内容を事細かく把握し、心配している方が多いです。ただ高校生になり子供が成長し、また学習内容が難しくなるにつれ、学習面のサポートをどうしたら良いか困る親御さんが多いと感じます。ですので、大学受験にむけてご家庭でこのようなことをサポートして欲しい、また、このようなサポートをしている親御さんが多いといったことをお伝えしていきます。 

 


目次
1.将来について考える機会をもうける。

2.大学を一緒に調べてみる

3.受験校選定とスケジュール管理

4.まとめ


 

 

1.将来について考える機会をもうける。


大学受験では、中学生のように限られた高校から受験校を選ぶのではなく、全国約800校が対象となります。そこに学部、学科まで考えると選択肢は無数にあります。ですので、将来どのような事をしたいのかを考える機会を事あるごとにもうけて下さい。理想は将来の夢や志を決めて、それを叶えるための大学、学部を探す事です。しかし将来やりたいことがすぐに見つからないお子様もいます。そのような場合は、ニュースなどの身近な出来事から、将来の話題に繋げてみることも良いですし、お子様の長所を良く知る親の立場から「将来〇〇なんてどう?」と具体的な職業を勧めてみても良いかもしれません。好きな事、得意な事、頑張っている事から将来の興味を持たせるような声かけも良いですし、抽象的でも構いませんので将来どんな大人になりたいのかを聞いてみても良いです。決まった方法はありませんが、将来を考えるきっかけを多く持ってもらえるような会話を増やして欲しいです。 

 特に高校1年生では文理選択があります。数学が得意だから、国語が苦手だからとりあえず理系に進む、数学が苦手だから文系に進む、そのように決めるお子様も多いのではないでしょうか。文理選択を間違えると、高校に受かった、落ちたより、よっぽど大変な事だと私は考えています。理系に進んだ後、自分がやりたいことが文系に進まなければならないと高校3年生で気付いた場合、学校では受験で使わない理科や数Ⅲを学び、必要な社会や強化したい国語を独学で学ばなければならなくなります。文系から理系も同様です。ですから特に高校1年生の夏位までには、少なくとも理系、文系の先にある大学の学部や職業を知らなくてはなりません。 

 

2.大学を一緒に調べてみる


一昔に比べ、何のために大学に進学し、大学で何を学ぶのかがより重要になっています。そこで大学や学部について一緒に調べてみてはいかがでしょうか。個人的には自分が進学したいのなら自分で調べるべきと考えますが、親御さんが調べて子供に勧めるケースが以前に比べて多くなっていると感じます。そこでお勧めなのはオープンキャンパスです。今の時代は親御さんも一緒についていくというご家庭も多いです。最近はコロナということもあり、オンライン型のオープンキャンパスも増えています。7月、8月開催の大学が多いですが、中には6月開催の大学もありますので、各大学のHPにて確認してみてください。事前申し込みが必要な場合もありますので、6月頃には目星をつけておくことが必要です。となると、部活を行っている生徒は総体の真っただ中ですので、やはり親御さんのサポートがあると助かるのではないでしょうか。 

 

3.受験校選定とスケジュール管理


高校3年生になると、志望校から現実的な受験校を選定する必要があります。個人的には8月頃には一度家族で受験校を相談してもらいたいです。具体的には浪人してでも自分が行きたい大学を受験校とするのか、それとも浪人は無しなのか。共通テストいかんで受験する可能性のある国公立大学。チャレンジ、実力相応、滑り止めの私立大学です。11月、12月に相談となると、受験を間近に控えているのでどうしても相談する事が億劫になってしまいますし、例えば第一志望合格を目指して頑張っているのに駄目だったらどうするという話をするとモチベーションが下がる事も考えられます。 

 また、国公立大学であれば前期、中期、後期と日程がほぼ決まっていますが、私立大学の受験の場合、遠隔地で受験する場合は交通手段や宿の手配、また複数校を受験する場合はスケジュール調整も必要となります。受験直前期は勉強に集中してもらいたいという思いから、親御さん中心に調べて、スケジュール調整をしているご家庭が多いです。 

 

4.まとめ


親のサポートはもちろん金銭面が主でありますが、それ以外のサポートも多く、仕事をされている方にとってはとても大変です。今回あげたサポートは親子のコミュニケーションがしっかりとれるという事が前提ですが、ご家庭によっては反抗期などでなかなか話すきっかけが持てないこともあります。そのような場合は塾でももちろんサポートしますので、お気軽にご相談下さい。 

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【記事監修者】塾長 柳生 好春


1951年5月16日生まれ。石川県羽咋郡旧志雄町(現宝達志水町)出身。中央大学法学部法律学科卒業。 1986年、地元石川県で進学塾「東大セミナー」を設立。以来、37年間学習塾の運営に携わる。現在金沢市、野々市市、白山市に「東大セミナー」「東進衛星予備校」「進研ゼミ個別指導教室」を展開。 学習塾の運営を通じて自ら課題を発見し、自ら学ぶ「自修自得」の精神を持つ人材育成を行い、社会に貢献することを理念とする。

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