著者:池谷 裕二
出版社: 新潮社
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今月ご紹介するのは、脳研究者・池谷裕二さんによる『すごい科学論文』です。
本書は、著者が年間5万本にも及ぶ最新科学論文の中から、「これは!」と心動かされた研究を厳選し、わかりやすく紹介する一冊です。目次をのぞくだけでも、その多彩なテーマにわくわくします。
たとえば、「アルツハイマー病の新たな治療法」や「人生に訪れる二大老化期」など、健康や長寿にまつわる最先端の研究。「タコとヒトの奇妙な睡眠」「ネコのゴロゴロ音の秘密」といった生き物たちの不思議。そして「毒キノコを食べる方法」「生成AIは透明な夢を見るのか」といった、思わず二度見してしまう最先端科学の話題まで、幅広い分野が網羅されています。
これらの論文は決して奇をてらったものではなく、どれも科学的な探究心に裏打ちされたもの。著者自身が現役の研究者であるため、科学の奥深さと楽しさ、そして人間の果てしない好奇心への敬意が、どのページからも感じられます。
難しい専門用語はほとんど使われず、科学に詳しくない方でもスラスラ読めるのが嬉しいポイント。読み終えた後には、世界の見え方が少し変わるかもしれません。
科学の「今」を知りたい方、知的好奇心をくすぐられたい方に、ぜひおすすめしたい一冊です。
この言葉は、「失敗することがあっても、動かなければ何も得られない」という意味を伝えています。
行動すれば、結果が思い通りでなくても経験や学びが手に入ります。
一方、何もしなければ、チャンスすら生まれません。
ディズレーリ自身も、多くの挫折を経験しながら挑戦を重ね、ついに成功をつかみました。
だからこそ、「まず一歩踏み出すこと」が大切だと教えてくれているのです。
今月は、科学の世界の自由な探究心を伝える『すごい科学論文』と、挑戦する勇気を後押ししてくれる名言をご紹介しました。
一歩踏み出すことは、時に勇気がいりますが、そこからしか新しい発見や成長は生まれません。
少しでも「やってみよう」と思えるきっかけになれば嬉しいです。
新しい季節、新しい挑戦を、楽しんでいきましょう!
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