テストの点数があがる宿題のやり方はこれだ! - 石川県金沢市・野々市市・白山市の学習塾 - 東大セミナー
2022.07.06勉強法

テストの点数があがる宿題のやり方はこれだ!


皆さんこんにちは。

石川県金沢市・野々市市・白山市の学習塾 東大セミナーの吉長です。

今回は、「テストの点数があがる宿題のやり方」についてお伝えします。

 

 


目次

1.当たり前のこと

2.宿題を能動的に取り組む工夫とは

3.これだけは実践してみましょう!

4.自分にあったやり方を見つけるために


 

 

 

1.当たり前のこと


宿題は何のために行うのでしょうか?

基本的には授業の予習や復習のため、そして勉強した内容の定着をはかるために行うものだと思います。

しかしながら、宿題自体は「やらなきゃいけないから取り組む」といった、【義務的に行うもの】という認識に陥りやすいのも事実です。

宿題提出の締め切り日があり、必ずしも自分のペースで進めていけない状況があるからです。

ただ、やらされる宿題ほど、学習の効果が薄まるものはありません。顔を背けて取り組んでいるようなものです。 

これはもう永遠の課題のようにも思えますが、宿題をやることで学習の効果(テストの点数アップや志望校合格など)が上がれば、より能動的に取り組む状況が作れると思いませんか?

実は勉強が捗(はかど)る状況はあらゆる場面に落ちています。もちろんその人に合った組み合わせに出会えるかは運もあるかも知れません。ただ情報が溢れている現代においてはより選択肢は増えているので、必ず当てはまる学習法や学習環境は見つかります。

 

 

2.宿題を能動的に取り組む工夫とは


まず、「宿題として言われた通り行う。」ということが、能動的ではなく、受動的に行うものとなってしまいます。

では、どのように取り組むと能動的になるのでしょうか?

 

  • ①自分のルールを決める

もちろん、どうせなら成績が上がる取り組みになるのが望ましいですが、能動的になるものがあれば、何でも構いません。

「宿題をやる」ということに自分のルールをつけ足してみます。

例えば、「宿題用のペンを決め、それしか使わない」や「勉強する教科と時間を時間割のように決めて行う」「この教科はこの時間帯にやる」「この教科はこの場所、この机でやる」などルールは何でも構いません。

自分で決める”ということ、そして “やり遂げる”ということが大事なのです。

最近はyoutubeに上がっている、「〇〇時間学習耐久動画」なんかも活用のしがいがあります。塾の自習室を使用する、図書館を利用するのと同等の状況以上のものになるかもしれません。自分ではコントロールできないと思い込んでいる学習意欲は実は些細なきっかけで上げることができるのです。

個人的には、「モチベーションが下がったら書店に行く」というのが、マイルールでした。

躓(つまづ)いた科目や単元の参考書を手に取って見たり、進路情報に関するものを目にすると、「やっぱりやらねば」と勉強と向き合うきっかけになっていたのだと思います。

もちろんこれは私のパターンなので、すべて人に当てはまるものではありません。

ただ、自分の学習志向にあった解決方法は何かしら見つかると考えます。

オリジナリティを求める人は、他の人が採用していないようなルールを考え、取り組んでみるというのも一つだと思います。

 

  • ②ノートを活用する

ノートまとめなど学習に必要なことをリストアップしてみて、書き出してみてください。

例えば

①ワーク1回目(2回目が必要な問題をチェック)

②各教科ノートまとめ(理科・社会・数学)

③ワーク2回目(3回目が必要な問題をチェック)

④ノートチェック(まとめたノートの読み返し)

⑤テスト形式で実践練習

 

どうまとめてよいか分からない場合は、まずは問題集のまとめページをそのまま写すことをおススメします。

繰り返し、写していくことで、まとめ方が身についてきます。

また、まとめたノートには感想などのメモを残すと、あとで見返しやすくなります。

言い方を変えると勉強のノートは自分の日記だと思って作成すると良いです。日記なので、感想の書き方も形式的なものではなくてもよいです。「ムズイ!」「ヤバイ!」「やだ!」「これはこれは・・・」「〇〇先生よ・・・鬼」などできるだけくだけたものの方が、印象にの残りやすく、問題を解いた時のことを思い出しやすくなります。

また、テスト前日に行うことや、試験当日学校に登校し試験時間までに行うこと(最終チェック)もノートをベースに準備しておくと、より本番で結果を残しやすくなります。

 

 

 

3.これだけは実践してみましょう!


宿題もそうですが、学習においては、ある学びの前提となる鉄則があります。

それは勉強は1回しただけでは、その内容は身につかないということです。

 

人間が忘れる生き物であるのは周知の事実ですが、実は自覚せず、学習に取り組んでいる人は山のように多くいます。(所謂、勉強しているのに結果が出ないパターンです。)1回をじっくり確実に理解しようと時間をかけて行う学習は、そのあとに反復行動をしないと忘れていきます。覚える時間より忘れる時間が圧倒的に早いからです。

優秀な人ほど、忘れることを自覚し、忘れないための行動をとることで、内容が定着していくのです。

また、これにはもう一つ前提があります。

自分の「できる」という感覚を認識することです。

よく言う「わかる」と「できる」は理解の部分で大きな隔たりがあります。

この認識においても問題一つ一つに対してのイメージを図るうえで、必要なことがあるのです。(後述致します。)

上記に書いてある通り、勉強は反復が重要です。

繰り返すための仕組みを勉強の中に取り入れることが、学習の効果を高めます。

そのうえで実践してほしいことがあります。

「問題の仕分け」です。

 

さきほど書きましたが、問題集の1回目の目的は「2回目をやる必要がある問題」を見つけることです。

苦手な単元においてもすべての問題ができないのではなく、その中でできる問題、わかるけど自信がない問題、完全に意味が分からない問題などに仕分けられるのです。

 

問題に対しての一問一問の印象がその後の定着につながるので、印象付けを行うことは効果を高める重要な行動になります。

 

 

 

4.自分にあったやり方を見つけるために


上記内容は一つの考え方ですが、実践すると間違いなく効果がでます。

 

この「実践してみる」ということが重要なのです。

初めてやることに不安や抵抗があるかもしれませんが、自身の行動を変えないと人間は成長しません。

 

成績を上げたい、また成績が上がったら嬉しいという気持ちを確認しながら、そして、頑張った後、結果が出た時の自分をイメージしながら、勉強のやり方を工夫し、「やらされる宿題」から、「自分の課題を解決する宿題」になるように取り組んでみましょう。

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【記事監修者】塾長 柳生 好春


1951年5月16日生まれ。石川県羽咋郡旧志雄町(現宝達志水町)出身。中央大学法学部法律学科卒業。 1986年、地元石川県で進学塾「東大セミナー」を設立。以来、37年間学習塾の運営に携わる。現在金沢市、野々市市、白山市に「東大セミナー」「東進衛星予備校」「進研ゼミ個別指導教室」を展開。 学習塾の運営を通じて自ら課題を発見し、自ら学ぶ「自修自得」の精神を持つ人材育成を行い、社会に貢献することを理念とする。

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